浅草から20分ほどの場所にある巣鴨。東京観光の中では、地味ながらもなかなか面白い場所です。
巣鴨と言いますと、言わずと知れたおじいちゃんやおばあちゃんの街のイメージが強く、巣鴨商店街の想像が強い事と思います。しかし、あえて巣鴨駅より南側に目を向きおよそ一駅分の千石駅周辺まで目を向けてみましたら新しい発見が出来るのではないでしょうか。
若い人でも楽しめる巣鴨散歩。おすすめのお店紹介
界隈を散策しましたところ短い距離の中に沢山のお宝がつまっていました。いろいろ素敵なお店や場所はありましたが、一部を紹介させて頂きます。
豚骨醤油が美味しい!千石自慢ラーメン
千石自慢ラーメンというラーメン店がまず一つです。近隣では名前の通った店であり、筆者も名前はお聞きした事がありました。
人気は塩味のラーメンですが、チャーシュー麺のボリュームは目を丸くするような大きさでした。お店構えは国道に面しており、大きな店の表示が目につくことでしょう。
店内自体もとても広いというわけではありませんが、良い匂いが漂う店内で人気のラーメンをぜひ召し上がってください。
千石緑地や六義園で自然散歩を
このあたり、実はお散歩をするのにとても良い場所なんです。
六義園や千石緑地などがあり、どちらもとても癒されます。
六義園は巣鴨から駒込に行く方面にある歴史ある庭園です。巣鴨からだと公園の1番遠い場所に入口があるので、歩くのが不得手であれば駒込駅から行くと良いかもしれません。
入園料300円払えばだれでも入園可能です。ちなみに5月4日のみどりの日と、10月1日の都民の日は無料で開放されるのでねらい目です!
やはり有料の公園というのは、本当に整っていて綺麗です。1695年からの歴史があるというのもまた良いですね。春は壮大な枝垂桜、初夏は新緑とピンクに咲き誇るサツキ。そして梅雨はアジサイ、秋は紅葉!四季折々楽しめるので、定期的に訪れたいですね。
千石緑地は、かなり小さく地味なので知らないほうが普通でしょう。ここは落葉木のムクノキが有名であり、散策をするにはとても気持ちがよい緑豊かな場所です。歴史的な背景はご自身でお調べ頂くと興味深い事が分かると思いますが、そのような由来を考えながらゆっくりする事も味があるものと思います。
時季によっての開園時間は異なりますが、これほど緑が豊かですと四季それぞれの情景を楽しみたくなるものですね。100年以上もゆかりがある事を考えますと魅力的な事ではないでしょうか。
巣鴨の夜は居酒屋じゅんや
千石緑地や六義園から巣鴨に戻る途中にある、中仙道沿いの和ダイニングじゅんやさんというお店を紹介いたします。このあたりは居酒屋・小料理屋もお洒落なお店が多いです。中仙道沿いから一本入りますと所謂赤ちょうちん的な大衆店も軒を並べています。今回はとても綺麗な外観であり、店内はいかにもお酒が進みそうな明るい作りになっています。
お刺身、お鍋、揚げ物とお勧めは沢山ありますが、たぬき豆腐と呼ばれる天かすときのこが入った豆腐の暖かい煮物料理は新感覚であると思います。程良い塩加減でお酒に合います。他にはきつねピザという和風の創作料理もあります。
油揚げの上にいわゆるピザに乗せる具を乗せた不思議な料理で一度口にするとまた食べたくなるような感覚になります。ヘルシーで新感覚な商品でございます。もちろんお酒の品ぞろえも豊富で、様々な種類をたしなむ事が出来る事と思います。駅からも近いですので、一度訪れてみる事を勧めます。