浅草で大正から愛され続ける音楽ショップ、音のヨーロー堂をご紹介します。

つらいこと、苦しいこと、努力がなかなか報われなかったり、大切な人と離れてしまったり・・・。そんな人生の辛酸は、いざ自立して歩み始めたすべての人に、多かれ少なかれ味わった経験があるものです。

そして、その体験を経た後に、それまで何げなく聞き流していた演歌や歌謡曲の中にうたわれている悲哀が、はっと理解させられ、同時に傷ついた心を優しく癒してくれるのです。苦労した後には果報があるといいますが、そのうちには演歌や歌謡曲の魅力に気付くことができるということも含まれているのかもしれません。

浅草で演歌や歌謡曲を届けて100年以上!大正から続く浅草的音楽屋「音のヨーロー堂」へ行こう!

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今はCDショップ自体が世の中から姿を消しつつありますが、そんな今でも変わらずに懐かしい演歌や歌謡曲を専門に扱う音楽ショップが、音のヨーロー堂です。

一体どんなお店なのでしょうか?

演歌・歌謡曲のCDショップ、ステージ併設の音楽ショップ、音のヨーロー堂

雷門を正面に見て、左へと雷門通りを西に進み、8軒目。営業時間は10:30から19:00、定休日は木曜日となっております。

1階は昔ながらのCDショップの雰囲気。CD、テープ、ビデオディスクの文字に歴史を感じます。店内に一歩はいると所狭しと並べられたCD、そしてオリジナル感の溢れるポップで、魅力的にアーティストを紹介しています。


“やさぐれ歌謡”コーナーは、お日様の上っている間に聴くのがはばかられるような、怪しい雰囲気たっぷり。

“前から後ろから”などの人気曲を詰め込んだ畑中葉子の”ゴールデン☆ベスト”が¥2160。

これはどぎつくて、うちに置くにはちょっと・・・といわれてしまいようなCDやレコードも、受け入れてしまう懐の広さ。これこそがヨーロー堂に一歩足を踏み入れたときに感じる、おもちゃ箱に迷い込んだようなウキウキ感の正体なのかもしれません。

人気演歌歌手や浅草に根付く歌手のインストアステージを見よう!

この音のヨーロー堂さん、実は2階になんとステージを併設しています!

新人演歌歌手や人気歌手、浅草になじみのある歌手がインストアライブを繰り広げます。人気の方の場合は整理券が必要になることもありますが、来店された方は見ることができますので、お店へ足を運んでみましょう。

ちなみに、このヨーロー堂で人気を博しているバンドの一つが、”浅草ジンタ”。


エレキギター、ドラムスに加えてトランペットやウッドスラップバスも使われた、jazzyな心沸き立つサウンドを基調としながらも、どこかお祭り囃子や民謡のような懐かしいフレーズがちりばめられ、ライブで踊る観客の姿はロック・・・いや盆踊りか?

そんな、一言では言い表せない複雑なエネルギーを放っています。彼らの代表曲を詰め込んだアルバム、”Beat The GLOCARYTHM!”が¥2500など。

大正創業!浅草的音楽文化を伝えるヨーロー堂の歴史や口コミ

創業は大正元年で、当時のセピア色の写真を見ると、今とは比べるべくもなく建物の少ない浅草に、”蓄音機”の大きな文字が掲げられ、このお店が近代音楽とともに手をとりあって時代を積み重ねてきた様子が想像されます。

それにしても連日のこの熱気、ただごとではありません。4代目の若旦那松永さんも、

「ほかの地域ではなかなか見られない、浅草的音楽文化」

・・・をお店のモットーとして標榜されている通り、マスのポップカルチャーとも、敷居の高い高尚な音楽とも違う、独自の道を歩む演歌と歌謡曲がこのお店から発信され、十分に商売として成り立っているという姿は、音楽による地方創生をめざす人にとって、一つの夢だとすら言えるのではないでしょうか。

口コミでも、「若手の演歌歌手の皆さんがすぐ間近で歌ってくれる、ヨーロー堂の2階ホールには、もう10年以上も通っています。若者はAKB劇場、私らはヨーロー堂劇場だね、なんて言いながら笑ったり。いつも英気を養っていますよ。」

「まだ20歳そこそこの私ですが、昭和の懐メロにはまってしまいました。通の方にオススメされたのがここヨーロー堂。レアなCDやレコードはもちろん、昭和当時のような演歌や歌謡曲の世界が、リアルタイムで味わえるなんて、思ってもみませんでした。」との声が多数。

昭和を知る人も知らない人も、歌謡曲ファンも現代音楽しか聞かない人も、一度この雰囲気に足を踏み入れてみてください。きっと知らない魅力に取り憑かれることでしょう。

店名 音のヨーロー堂
住所 東京都 台東区 浅草1-3-6

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