元々、寿司は江戸っ子のファーストフード。すぐにささっと食べれる、言わば今の牛丼やマックのような存在です。しかし、時代が流れてどんどん高級な方へシフトしていったお寿司。そんなお寿司を、昔のように気軽に食べれるのが、まぐろ人です。
もともとオレンジ通りに本店があり、新仲店通りに新しい店舗があったお店ですが、今は新仲店通りの中だけでやっています。
まぐろ人の立ち食い寿司「まぐろ人雷門出張所」
浅草に詳しい人なら解ると思いますが、このまぐろ人、非常に非常に人気店。とても広い店内なのですが、いつもお客さんでいっぱい。人が多い時に来ると待つ事もしばしば。
そんなまぐろ人のお寿司が、気軽に食べれる場所が実は雷門通りにあります。それが、立ち食いまぐろ人です。
小さなL字型のカウンターは、10名はいったらきっといっぱいになってしまうような小さな店構え。カウンターの中では寿司職人さんが、注文を受けてその場で握ってくれます。
安く美味しいお寿司が食べられるまぐろ人
なんといっても値段が非常にリーズナブル。一貫80円くらいから、高いウニだって300円以内で食べれてしまいます。
この日頼んだものは、すみいか、カンパチ、ぶり、さんま(すべて170円)、かわはぎ(肝つき)230円、うに290円、とろたく手巻き210円。値段はわすれましたがシマアジ、これにビールを頼んで2000円ちょっと。この値段でこの味なら大満足です。
特に美味しかったのが、秋口で油の乗り始めたブリ、そして濃厚で臭みのない肝の乗ったカワハギ。あと、とろたくは、手巻きしか無いのに「細巻きで」と頼んでしまったところ、手巻きで巻いたものを切ってくれるという嬉しい配慮が素敵でした。どれもとっても美味しかったです。立ち食いなので気軽にさらっと入れますし、帰る時もさらっと。まさにこれぞ江戸のファーストフートです。
女性1人寿司も問題ない!立ち食い寿司
お客さんの層は本当にいろいろ。おじちゃんを筆頭に、外国人観光客、飲み会帰りのサラリーマン、若い女性も1人で来ていたり。立ち食いはちょっと入りにくいという方も、こちらは観光地なので本当にいろんなお客さんに慣れているはずのお店ですので、奥さずに入ってみるとをお勧めしますよ!むしろ1人客が多いので、3人以上は入りにくい雰囲気かもしれません。人数が多い場合は本店の方が良いかもしれませんね。
…ここから季節は変わりまして4月にまた伺ったので追記します。(むしろ、もっと行ってるのですが、人のいるカウンターなので写真撮りにくいんです…今回はちょっと空いてたので失礼しました。)
しじみのお椀(80)円、蛍烏賊、かつお、ぶり、さより、鯛(140円か170円)、生牡蠣、子もち昆布(230円)、とろたく巻き(200円)。全部あわせて1500円でした。
こちらは鯛とサヨリ。鯛は甘みがあり、さっぱりして美味しい!
こちらは生牡蠣と子もち昆布。生牡蠣はポン酢ともみじおろしでそのまま食べられます。冬の間は必ず頼んでしまいます。
お味噌汁もつけてこの値段で美味しい御寿司が好きに食べられるって、やっぱり良いですよね。
他にも、浅草でおすすめのお寿司屋さんならこちらをご覧ください。
→浅草でおすすめ!お寿司屋さんはここだ