天ぷら、そば、お寿司など浅草には昔ながらのおいしいものがたくさんあります。仲見世を歩けば出来立ての人形焼や煎餅、揚げ饅頭などついつい食べ歩きだけでおなかいっぱいになってしまうようなお店がずらりと並んでいます。
そんな浅草で人気なメニューの1つにあげられるのが、なんと意外にもメロンパン
こちらでは、浅草で行列の絶えない人気店の花月堂、そして花月堂のメロンパンが購入できるお店、花月堂以外のメロンパンの紹介まで、浅草のメロンパンをまとめて紹介したいと思います。
食べ歩きにおすすめ!浅草花月堂のメロンパンとは?
仲見世を過ぎて宝蔵門の手前を右に行くと、ちょっとレトロなお店が並んでいます。そのひとつがここ数年、観光客にも地元民にも大人気の「花月堂」さんです。
「浅草花月堂」は、戦後間もない昭和20年(1945年)創業の老舗店です。
こちらのお店の看板商品は、メディアなどでも取り上げられ話題となった1日に3,000個販売されるという、ふわふわサクサク食感が楽しめる『ジャンボめろんぱん』です。浅草にある数店舗のお店では、『ジャンボめろんぱん』をはじめ、パイなどのスイーツも販売しています。
かなり古いと思われる店舗は、その古さが味を出していて懐かしいような落ち着く雰囲気です。店頭のショーケースにはおそばや甘味が並び、散策の途中のちょっとした腹ごしらえに最適です。店内もレトロ感満載で、昭和の雰囲気たっぷりです。
花月堂メロンパンの口コミ
行列に並ぶことも多い花月堂、どんな味がするのでしょう?実際に食べてみた方の口コミを見てみましょう。ちなみに個人的な感想も言っておくと、正直甘いものは苦手派、菓子パンはほぼ食べることがないのですが、このメロンパンはサクッと美味しくて、ぺろっと1つ食べてしまいました。なるほど・・・と言ってし舞うほど美味しかったです。
名物、花月堂の元祖ジャンボメロンパン
こちらのメロンパンの特徴はまず大きさです。赤ちゃんの顔くらいはあるであろう特大サイズなんです。「名物 元祖ジャンボメロンパン」と言ってるくらいなので、お店も大プッシュしているこだわり商品のようです。HPをみると「めろんぱん」とひらがなで記載されているのが、なんだかレトロで可愛いです。
だいたい焼き立てのほかほかを出してくれるので、手渡されるとほんのり温かくぷーんと甘い香りがします。パンふわっとした香りと皮の甘い香りが混ざって、幸せを感じます。
サクふわ!美味しいメロンパン
皮は硬すぎず柔らかすぎず、ほどよく焼き色がついています。半分に割ろうとすると、柔らかすぎてうまくわれないことが多いです。発酵時間が長いのでこんなにふんわりできるんだそうです。無理に割ろうとせずにかぶりつくのが一番いいのかもしれませんね。
見た目もインパクトがあり他と一線を画しているのですが、食べるとさらにそれを感じます。メロンパンを食べたとき、上の皮は甘くておいしいけど中のパンがちょっと物足りない、と思うことが多いのですが、これは皮と中身が口の中でうまく混ざり合って物足りなさを感じません。サクッふわっとしてしっとりしたパンが「もう一口食べたい!」という気にさせます。
お土産にもおすすめなメロンパン
実は私、メロンパンってあまり好きではなかったのです。いくらおいしいと言われるお店のメロンパンを食べても、「なるほど、まぁまぁかな」程度の感想しかありませんでした。でもこちらのメロンパンを初めて食べたときは衝撃を受けました。大げさではなく。「こんなおいしいメロンパン食べたことない~!」と感動してしまいました。感動しすぎて自宅用とお土産用に大量買いしてしまいました。
通信販売などしていないので、ここに来なければ買えないレアなお土産にもなると思います。その場で食べるもよし、お土産にするのもよし、買って損はないですよ。
花月堂メロンパンの買えるお店
人気の花月堂メロンパンですが、浅草にいくつかお店があります。
イートインをするなら、本店・雷門店・馬道店
- 浅草花月堂本店
- 住所:東京都台東区浅草2-7-13
- 営業時間:9時からジャンボめろんぱん完売次第閉店
- 定休日:なし
- 浅草花月堂雷門店
- 住所:東京都台東区浅草1-18-11
- 営業時間:9時から16時
- 定休日:なし
- 浅草花月堂馬道店
- 住所:東京都台東区花川戸1-15−3
- 営業時間:9時から16時
- 定休日:なし
浅草花月堂本店と雷門店、馬道店では店頭の販売をはじめ、イートインができるカフェスペースが併設されています。
カフェでは、メロンパンとドリンクのお得なセットメニューをはじめ、昔懐かしい味わいのクリームソーダやあんみつ、厳選した素材で作られた20種類以上のバリエーションがあるソフトクリームやフワフワかき氷など浅草観光の休憩にぴったりのメニューも取り揃えられています。
営業時間中は行列のできる人気店ですので、人気の『ジャンボめろんぱん』を購入されるなら、オープンしてすぐの時間帯がおすすめです。
テイクアウトだけなら浅草さくら
- 浅草さくら
- 住所:東京都台東区浅草1-32-34
- 営業時間:9時から18時
- 定休日:なし
仲見世通りに近い場所にある「浅草さくら」は、浅草の伝統工芸とんぼ玉の購入や体験教室が開催される「江戸とんぼ玉みはる」に併設されたテイクアウト専門店です。こちらのお店では、『ジャンボめろんぱん』やプレミアムアイスクリームの購入ができます。
花月堂メロンパンの種類。定番ジャンボメロンパンやプレミアムなど
花月堂のメロンパンにはいくつか種類が。定番のものから、少しプレミアム感のある商品など、どのような違いがあるのか見てみましょう。
定番はこれ!花月堂のジャンボメロンパン
看板商品の『ジャンボめろんぱん』は、東京農業大学の醸造学科を専攻した店主が、約10年製粉業の研究職で培った知識をいかした製法で作られています。
一般的なパンの発酵時間は30分から40分なのに対し、『ジャンボめろんぱん』は約3倍の発酵時間がかけられています。
この発酵時間は、一般的なパンの発酵状態から考えると過剰発酵にあたり、膨らまなかったり、アルコールのにおいが気になったりしますが、こちらのお店では、日本酒と同じように酵母の動きを常にチェックし、毎日の気温や天候、小麦の状態をとあわせて発酵させているそうです。
じっくり時間をかけて発酵させ、焼き上げられた『ジャンボめろんぱん』は、直径は約15cmのビッグサイズ。これは5号のホールケーキサイズと同じくらいの大きさになります。
とても大きくてインパクトのあるパンですが、1個あたりの重さは100gくらいと驚きの軽さ。パンを2つにわけると生地は詰まっていますが、空気をたっぷり含んでいいてふわふわ。
メロンパンの顔とも言うべき網の目状の部分は、サクサクに焼き上げられ、パンの中のふわふわ食感との絶妙なバランスにより、絶品の味わいが楽しめるメロンパンに仕上げられています。
購入される際には、すぐ食べる用の焼きたてでやわらかい『焼きたて』と持ち帰り用に少し冷まして潰れにくく、蒸れにくくした『あら熱』から選べるようになっています。あらかじめそれぞれいくつ購入するか決めておかれることをおすすめします。
購入の際には、『ジャンボめろんぱん』は3個購入するとお得な値段になります。添加物不使用ため2日くらいの日持ちですが、そのまま食べるのはもちろん、クリームやジャムを挟んでアレンジして食べるとあっという間になくなりそうですね。
なお『ジャンボめろんぱん』をお家で焼きたてのような味で楽しみたい時には、レンジやトースターで軽く温めて食べると良いですよ。
・花月堂のプレミアムメロンパン
『プレミアムめろんぱん』は、たまごやバター、ホイップクリーム、アーモンドを使用した濃厚な味わいのメロンパンです。
一般的なメロンパンと同じくらいのサイズですが、クッキー部分がゴツゴツしていて、『プレミアムめろんぱん』よりもサクサクの食感が楽しめます。。
『ジャンボめろんぱん』、『プレミアムめろんぱん』は組み合わせ自由で5個購入すると箱に入れてもらえます。
潰れる心配がなく、食べ比べを楽しみたい時やお土産にもおすすめのパッケージですよ。
・花月堂、浅草さくらの季節限定アイスメロンパン
花月堂本店と浅草さくらでは、季節限定で販売している『アイスメロンパン』も人気があります。
『アイスメロンパン』は、焼きたての温かい『ジャンボめろんぱん』にバニラや抹茶のソフトクリームがサンドされたスイーツ系のメロンパンです。
焼きたてのサクサクふわふわメロンパンとパンの温かさでじんわり溶け出すアイスとのハーモニーがたまらない味わいと評判で、ボリュームもたっぷりあるから浅草散策で小腹が空いた時にもぴったりですよ。
・アルテリア・ベーカリーのメロンパン
『アルテリア・ベーカリー』は、東京都北区の十条商店街にあるベーカリーショップです。
こちらのお店で販売されている『おいしいメロンパン』は、自然発酵させることで美味しさを引き出したメロンパン生地を、焼きあがるまで数回に分けてパンの向きをかえながら温度調整もして焼き上げています。
焼き色のしっかりついた『美味しいメロンパン』は、外がカリカリで中はもっちり。焼きたてはもちろん、冷めても美味しいと人気があります。
『おいしいメロンパン』以外にもホイップクリームをサンドした『ホイップメロンパン』やほんのり香るメイプルの香りがたまらない『メロンパン メイプル』、さらにビターチョコやイチゴ、キャラメルなどバリエーションも豊富。
夏に販売される季節限定の、濃厚なバニラアイスをサンドした『メロンパンアイス』や塩にこだわった『塩メロンパン』も人気があります。
・東京メロンパン(浅草橋)
「東京メロンパン」は、東京都内を中心に店舗展開しているテイクアウト専門のベーカリーショップで、浅草橋西口にもお店があります。
看板メニューの『東京メロンパン』は、お店の売り上げナンバーワンのメロンパン。ミルククッキーをふわふわ食感のパンに巻いたプレーンタイプのメロンパンで、飽きのこない素朴な味わいが評判です。
また『東京メロンパン』にシナモンシュガーをたっぷりまぶしてふっくら焼き上げた『シナモンメロンパン』は、シナモン好きにはたまらない大人味のメロンパン。
甘さ控えめのチョコクッキーを巻いた『ショコラメロンパン』やキャラメルメロンパン、限定商品のメロンパンも販売されています。
・あんですまとばのメロンアンパン
「あんですマトバ」は、浅草にある的場製餡所のアンテナショップとして、約20種類のあんぱんを含め約60種理以上の商品を製造販売している老舗のお店です。
浅草寺そばの言門通りの交差点にあるお店の店頭には、美味しそうに焼き上げられたパンがずらりと並んでいます。
こちらで販売されている『メロンあんぱん』は、エンドウ豆を練りこんで作られる『うぐいすあん』入りのメロンパンです。
さっくりしたメロンパンの味わいとうぐいすあんのやさしい甘味が人気で、コーヒーや紅茶はもちろん、日本茶との相性も良さそうです。
・浅草パン工房 浅草クラ-ジュ
「浅草パン工房 浅草クラ-ジュ」は、雷門通りにある可愛らしい外観のベーカリーショップです。
こちらで販売されているメロンパンは、高級たまご御用卵を使って作られているクッキー生地とバターの豊かな香りが好評です。
冷めても美味しいと人気がありますので、雷門通りを訪れる際にはぜひ購入をしてみてください。
浅草はメロンパン以外にも食べ歩き商品がたくさんあります。
是非チェックしてね。
青凪 より:
女性 (20代)
2015/09/03 17:01
浅草の私のおススメグルメはこの花月堂のメロンパンです!ここのメロンパンは普通のパン屋さんのメロンパンよりはるかに大きいのが特徴です。一口食べるとクッキー生地はカリカリサクサク、中の生地はふんわりで病みつきです。甘めのクッキー生地と甘さ控えめの生地のバランスはお見事の一言に尽きます。ちょっぴりはしたいないけれど、テイクアウトしてあつあつのうちにかぶりつくのをお勧めします!
ひお より:
女性 (30代)
2015/09/03 17:09
浅草に行ったらメロンパンを食べよう。浅草で最近よく食べ歩きされているのがメロンパンです。列になっているほど有名で、特に花月堂のジャンボメロンパンがおいしいです。一般のメロンパンより大きくてふわふわの食感が病みつきになります。値段は一個200円で大きいので二人で分けてもちょうどいいです。一度食べてみてください。
ちっちゃいおっさん より:
男性 (50代)
2015/09/24 19:18
浅草の花月堂です。ここの名物は元祖ジャンボメロンパンです。お店の前にはいつも行列ができています。メロンパンはジャンボという名のとおり大き目です。外側はパンというよりクッキーのようなカリカリというかサクサクと食感で中は反対に柔らかくてフワフワです。とても甘くておいしいです。これはもうパンではなくスウィーツですよ。
イジン より:
男性 (~10代)
2015/10/02 21:22
ここでは元祖ジャンボメロンパンが売っています。名前の通り普通とは異なるボリュームのメロンパンが売ってます。ものすごく食感がいいです。というのも、焦げ目がちょうどよくついていて焼き方がいいのか、食べると食感がハマります。私が行ったときは午後の三時でしたが人気で行列でした。メロンパン好きには絶賛です。
ダイゴ より:
男性 (40代)
2016/09/26 12:45
浅草にはじめて出かけて以来、私たちが行くたびにかかさず立ち寄る場所はジャンボメロンパンで有名な「浅草花月堂」です。このお店の周辺に来ると、メロンパンを焼く香ばしい香りが漂ってきます。焼きたてのメロンパンを食べることはそうそうないので、そのやわらかさにまず驚きます。ジャンボメロンパンといっても、焼きたてならあっという間に食べてしまえるんです。浅草に何か所か店舗があるので、それほど歩き回らなくてもお店へたどり着けるところもおすすめです。