自分用のお土産なら、“箱に入ったいかにもなおみやげ”である必要はありませんよね。それこそ、明日の朝食べれるものなどを調達するのも面白いと思います。
そんな自宅で楽しむ浅草土産であれば、おすすめのベーカリーがあるんです。
パンのペリカンで自宅用のお土産を
浅草周辺で人気なお店といえば、「パンのペリカン」。
このあたりのパン好きであれば、1度は買ったことがあるであろう有名なパン屋さんです。
場所は浅草から田原町、蔵前方面に国際通りをすすんでいったところにあります。赤いファサードが見えたら、そこがパンのペリカンです。
オープンから売り切れるまで本当にずっと人が絶えず、どんどんパンを購入していきます。
中に入ると、木製の簡素な棚に、袋に入ったパンがずらっと並びます。
そう、ここは普通のパン屋をイメージして入ると、思わず「業務用?」と思うようなお店なのです。
シンプルな食事パンが美味しい!
メニューはロールパン(5個、10個)、食パン(1斤、1.5斤、2斤、3斤)。そして山型食パン1個、半分、丸パン(ハンバーガーのバンズのようなパン5個)、そしてコッペパン(5個)。
まとめると、食パン、ロールパン、バンズの3種類のみしか販売されていないのです。
よくある100種類もあるパン屋さんではありませんし、買ってその場で食べるようなパンでもありません。毎日の食事用に作られているパンなのです。
このこだわりは、なんと1949年から続いているのだそう。
「もし、自分に10の力があるのなら、それで100のものをつくるよりも、1つのものをつくる。」
ペリカンのパンは、この言葉に凝縮されているといっても良いでしょう。シンプルなものを全力で作る。だから美味しいのです。
おすすめは食パン!
おすすめはやはり食パン。ここのペリカンの食パン、1口食べると、もうコンビ二で買えるような食パンには戻れなくなります。
厚めに切ってカリッとトーストすると、中はふわふわで、外はさくさく!!なんともいえない風味が広がります。
こういった「美味しい食パン」って、バターがたっぷり入りすぎているリッチ系な食パンもありますが、ペリカンのパンはそうではありません。毎日食べても飽きないような、濃すぎない味で、しかも他の食パンと比べると圧倒的に違うという凄いポジションを取っているのです。
そのまま食べても美味しいですし、なにかサンドしても◎。
近隣の飲食店ではこのペリカンのパンを売りのメニューにしているお店もあるくらい。それほど人気なのです。
売り切れ注意!焼きあがり時間を確認or予約を
これほど美味しく有名なパン屋さんなので、もちろん売り切れ必須。
地元の方で、ペリカンパンを常食されている方は、かならず「予約」をしていきます。
お土産にする際も、この予約が安心です。予約は前日の15時まで受け付けています。
もし予約し忘れてしまった場合は、朝一で行って、あれば購入、なければ焼き上がりの時間を確認すると良いでしょう。
私が行ったときは、朝あるのは食パンで、ロールパンは11時半、次の焼き上がりが13時とのことでした。もしかしたら変わっているかもしれませんので、確認すると良いでしょう。
トーストして、バターをつけて食べる食パンの美味しさの喜びをかみ締めるようなパン。是非食べてみてください。
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