日本は安全な国、世界的に見てもかなり治安の良い国です。しかし、100%安全かというと、もちろんそんなことはありません。特に東京を始めとした大都市や、有名な観光地ではそれなりに危険もつき物。旅行に出かけると、その土地その土地によって、文化や風習が違います。自分の感覚が通用しないことも起きるはずです。旅行中に起きそうなトラブルをまとめましたので、トラブルに見舞われないように気を付けてください。
国内旅行の危険には注意しよう!
ここでは日本国内の旅行で起こりうるちょっとした危険をまとめてみました。周知の話も多いかと思いますが、改めて確認をし、事前の対策と何か起きたときの対処方法を考えておきましょう。
駅、空港や空港えで起こりうる危険
駅や空港など、旅行の際に利用する際は様々な危険がつきもの。特に公共の場なだけあり、色々な人が入って来れますので注意しましょう。
「ちょっとだけなら・・・。」という、自分の感覚では、通用しない場面があります。駅や空港の待合室で、大きな荷物を抱えてのトイレは、ちょっと面倒。そんな時、荷物は、どうされますか?もし、海外なら、置いて行っても大丈夫とは、考えませんよね。日本なら安心・・・。という思い込みで、置いて行ってしまうと、荷物が無くなってしまっている場合があります。荷物から目を離さないでください。空港のトイレは、比較的大きな作りになっていますので、大きい荷物でも、持っていきましょう。
荷物は置き引き以外にもとり間違えなども気をつけましょう。特に長距離バスや飛行機でいったん荷物を預ける場合、荷物のとり間違いが起こりやすくなります。スーツケースには取れにくいシールなどの目印をつけておくなどして対処しておきましょう。
トラベルキャリーバックを持って移動する際、エレベータが無い場合、エスカレーターにそのまま乗ってしまうことがありませんか?トラベルキャリーバックは、おとな一人分以上のスペースを占有してしまいますが、エスカレーターを歩く人の邪魔になったり、接触して、トラベルキャリーバックが、エスカレーターを転げ堕ちることもあるかもしれません。トラベルキャリーバックを利用する際は、混雑時のエスカレーターは避けて、エレベータを使用する様にしてください。また、混雑時の歩行は、他の人との接触や、ケガの元にもなるので、混雑箇所を避ける行動も検討ください
街中、お店で起こる危険
観光中に気をつけたいことです。特に知らない町では、物珍しいお店などに入ってしまいがち。トラブルに巻き込まれないよう注意しましょう。
ニュースで、ぼったくり居酒屋の請求書に関する写真が話題になっていましたね。客引きも「○千円ぽっきり。。。」とかで声をかけてきたりします。そんな店の中には帰る際に高額な請求をしてくる「ぼったくり居酒屋」も。そのため、怪しいと思われる店は、避けなければなりません。一概に言えませんが、当日、店を決めるのは、危険かもしれません。見知らぬ街では、事前にネットや、現地の人のからの紹介などを参考に、店選びをすることをお勧めします。口コミの情報では、料理や雰囲気など、店に行かずして、情報を入手できるので、活用してみてはいかがでしょうか?
ブランド品を扱う店は、多々あります。その中でも、断トツに格安の店があったりします。そういったお店は偽物を扱っている可能性があります。最近は、精巧に作られていたりして、本物と偽物の区別ができにくく、鑑定士でも分かりずらい品物が多数あるようです。旅先で、怪しい店や、衝動買いみたいな行為は慎むようにしましょう。「安い、今度いつ来るかわからない」とのことで、購入してしまうことがあるかと思われますが、結果的に高い買い物になることが言えます。
各ブランド会社は、ブランドイメージがあるので、飛びぬけて安い価格を提示しないはずですが、中古などだと見分けが難しいですよね。安さにつられて購入してしまうと、偽物だったということもあります。露店販売や、スポット的な店舗には特に気をつけましょう。正規の代理店や、信頼できる店から購入しましょう。また、ネットでは、その商品のだいたいの相場がわかるので、格安な場合何かがあることを念頭に置いて、行動するようにしましょう。
原宿、新宿、渋谷などでは、たまに「モデルのスカウト」があります。もちろん本物のスカウトもあるのでしょうが、そうでない場合は注意が必要です。宣材写真を数万円で撮影させて、「お仕事が来たら連絡します」といってあとは放置…。スカウト会社はすぐに社名を変更して同じ手口で活動するので、後々連絡がつかないことも。怪しいキャッチには注意しましょう。
ホテル内での危険
安心のホテル内でも、小さな危険がつき物。注意しましょう。
最近のホテルでは、オートロックを使用している場所が多いです。ドアが閉まれば、自動的に鍵がロックされるのでセキュリティも安心です。しかし、鍵を持って外出しないと、鍵がかかって部屋に入れません。寝る直前に、自動販売機に出かけて、鍵を閉められてしまったら、浴衣や、下着で、フロントまでいかないとなりません。部屋を出る際は、鍵を持って出かけましょう。部屋のドアの外は、公共スペースということを念頭に置いて、行動をとってください。
ホテルの銭湯や朝食ブッフェ会場など、共用で使う部分があるかと思います。国内旅行だとほとんど旅行客も日本人だったりするので安心してしまいがちですが、万が一もありますので貴重品の管理は気をつけましょう。最低限のお金だけ持ち、あとはホテル室内の貴重品ロッカーに預けるなどしておきましょう。
旅先では、大きく羽目を外してみたくなるものです。新たなものや、環境を開拓することも楽しみのひとつかもしれません。ただし、言葉や、食生活が異なるように、自分の生活環境の感覚での判断が通用しないことは、多々あるものです。その様なことにならないように、注意してください。