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    初小川で美味しい鰻に舌鼓。懐かしい空間で本格鰻を楽しもう。

    今では、チェーン店やスーパーなどでも手軽に購入できるようになった鰻。

    江戸を代表するご馳走の一つでもあるこの鰻は、かつてはお客さんの注文を受けてからウナギをさばき、焼くという、まさに出来立てを味わわせるものであり、お客さんはそのあいだ、店内ののどかな空気に安らぎながら、のんびりと休憩するという文化がありました。

    いわば、喫茶店で長居するかのように、うなぎ屋で充実のひとときを過ごしていたのです。

    そんな往時の江戸の鰻文化を現代でも味わえるのが、創業明治40年の初小川です。アクセスは東京都台東区雷門2-8-4。

    目次

    初小川で美味しい鰻に舌鼓。

    すだれや竹垣が設置され、外壁には悠久の時を思わせるあめ色が染み付いています。

    この、ちょっとタイムスリップしたかのようなのどかな空気が流れる空間は、新しく作ろうとしてもなかなかできるものではありません。

    hatsuogawa

    鰻に肝、兜焼き…江戸の味の贅沢を初小川で

    営業時間は昼の部が月曜から日曜の12:00から13:00、そして夜の部は17:00から19:30までです。定休日は不定です。
    この初小川さん、15席ほどの小さなお店であるうえに、人気店ですので、事前に予約をとってから訪れるのがよいでしょう。

    さて、鰻は日本各地で愛される食べ物ですが、関西風と関東風では、その調理方法が少し違って、関西風は焼くことによってウナギに火を通すのに対し、関東風は一度鰻の身を蒸してから、表面をあぶるという違いがあります。初小川のウナギは、まさに関東風の伝統を継承するものであり、職人がひと手間をかけることで、食材の持ち味そのものとはまたひと味違った、江戸の味わいを生み出しているのです。

    メニューは、「うな重上」が¥3800、「うな重中」が¥2800。

    うれしいことに、¥50プラスするだけで「きも吸い」がつきますので、これはマストでしょう。

    「うなぎの白焼き」や「兜焼き」といった、お酒のあてもありますので、おいしいお酒と一緒に、これら専門店ならではの逸品をつまんで、江戸っ子のぜいたくを堪能してみてはいかがでしょう。

    初小川の鰻の味や特徴は?口コミを見てみよう!

    さてここで、初小川でお食事をされたお客様の口コミをご紹介しましょう。

    「お店の歴史がしみこんだ柱や梁に、太い筆文字で書かれた張り紙が貼られる店内は、まさに浅草そのものといった雰囲気で、思わずワクワクしてしまいます。

    鰻は何度も食べたことがありますが、初小川さんのようにふっくらと柔らかく、風味豊かなものは初めてです。急いで食べるのがもったいないほどの味で、ゆっくりと味わいました。」

    「毎年友達と、浴衣を着て鰻を食べに行くのが恒例行事になっています。レトロな店内は祖父母の家のように寛げて、友人との話も弾みます。

    そうして待っているとやがて、タレのいい匂いが漂ってきてテンションもアップ♪
    この流れがいいんですよね。。うなぎも、きりっと甘すぎないタレと、絶妙に焦げた表面、トロッとした身の組み合わせで、気づけば完食。」

    美味だけではなく空間や時間も含めた鰻の世界を堪能した声が多いですね。

    美味しい鰻、初小川さん。浅草で鰻を食べたい!と思った時は、是非一度訪れたい場所ですね。

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