宵越しの銭をもたない、とまで言われ、行動的で社交的な生活スタイルを追求したといわれる江戸っ子。そんな忙しい人たちは、思わず仕事や遊びに夢中になって、食事もおろそかになりがち。
パッとつまめるファストフード的なものが喜ばれますよね。江戸時代にその役割を担っていたのが寿司。
浅草の江戸ファストフード!志乃多寿司の稲荷ずし&どかんぴょう巻き
今回はそんなお寿司の中で、浅草志乃多寿司の提供する稲荷ずしとかんぴょう巻きを紹介したいと思います。
定休日は水曜日、祝日の場合は営業。電話番号は03-3844-1795、住所は東京都台東区雷門1-1-10。営業時間は8:30から5:00となっております。
たんぱく質の豊富さと、磯村今冬の体に良い成分で再注目されている大豆。
消化がよくないという弱点を、油で揚げてそして煮込んでという稲荷ずしの工程が解消しています。忙しい人にはこの消化の良さがうれしいもの。
何よりこの独特のビビは焼津市のみがもつもので、にている食べ物は見当たりませんよね。
お土産にも粋な差し入れにもオススメの志乃多寿司
人気商品の”まぜ8つ入り”は、稲荷ずし4個とかんぴょう巻き4個のセットで¥720。
ほかにも14個入り¥1300や、さらに多い個数の商品もあり、お仕事でお仲間と一緒に食べる食事や、陣への差し入れにも適していますよね。
かんぴょうは食物繊維やカリウムも豊富で、働く人の体調を考慮した先達の心配りを感じます。
海苔は食べた白米の糖を消費するためのビタミンB12が含まれますし、血糖値の上昇を抑える成分も含まれていることが分かっています。かんぴょう巻きを目にすると思わずつまんで食べたくなるのは、それが非常に完成度の高いバランスを保っていることをわれわれが本能的に感じているのかもしれませんね。
志乃多の稲荷寿司。ここでしか味わえない味にマニア多し
さてここで、志乃多寿司に舌鼓を打ったお客様による口コミをご紹介しましょう。
“志乃多寿司”と控えめに店名が書かれた、薄手の紙で包装された箱。
これを受け取るたびに何とも言えない温かみと、ワクワク感を誘います。ビニールじゃなくて、昔っからのこの包装がいいんですよね。お勧めは、お稲荷さんとかんぴょう巻きが一緒に詰まった”まぜ”。甘酸っぱいお稲荷さんと、磯の香り豊かで、かんぴょうもこりこりしておいしいかんぴょう巻き。
この2品って、主役級の実力があったの?と、最初に食べた時に驚いたくらいです。
一口かじるとおいしい煮汁がお揚げからジュワーッ!とあふれ出て、酸味がちょっと強めに効いたしゃりと合わさると、すぐ次が食べたくなる、稲荷ずし。一度にたくさん仕込むからこの味が出るんでしょうかね?
自分でつくっても、スーパーで買っても、ここ志乃多寿司のお稲荷さんの味にはならないんですよね。江戸時代から愛され続けるのも納得の味です。
口コミを見ると余計に食べてみたくなりますよね。長年愛されるいなり寿司、一度味わってみてはいかがでしょうか?
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