立石にある「あおば」という店をご存じでしょうか?
どこ?と思われる方も少なくはないと思います。
そもそも立石とは京成押上線にあり、有名な観光スポットであるスカイツリーの最寄駅「押上」駅から4つめにある駅です。
葛飾区役所があったり、タカラトミーの本社があったりと様々な顔がある町ですが、下町風情溢れる場所で、古くからある大衆酒場が集まる町としても有名です。
居酒屋「おあば」:京成立石飲兵衛横丁の穴場
中でも「呑んべ横丁」は昭和のレトロな雰囲気が今でも残っており、そこに足を踏み入れるとまるでタイムスリップしてしまったかのような気分を味わうことができます。
そんな呑んべ横丁がある方角とはまったく真逆の方向に立石仲見世商店街が存在します。
京成立石飲兵衛横丁の外れにある居酒屋「あおば」
惣菜店や雑貨店が数多く立ち並ぶ商店街のアーケードを100m程進み、アーケードを抜けると奥戸街道に出ます。
その道沿いを歩いていると1件の飲食店が見えてきます。
このお店が「あおば」です。
古くからあるこのお店は違う店として営業していましたが、オーナーが変わり「あおば」として現在営業しています。
私がこのお店に初めて訪れたのが3年前。初めて東京で一人暮らしを始めたのがこの立石という町でした。
飲み屋へいくことが好きで、行きつけのお店を探していました。
立石の飲み屋は早い時間に開店し、早く閉店してしまうことが多いので、夜遅くまで開いていて、家から徒歩1分の場所にあるので、この街に来て初めて入った居酒屋がこのあおばでした。
おすすめはまぐろのみそ焼き
あおばは毎週通っていますが、必ず頼むものが「まぐろ味噌焼き」です。
このお店の名物料理でまぐろ身を味噌で色が変わる程度に焼いたシンプルな一品ですが、身の中まで味噌の味がしっかり浸みていて、焼き加減も丁度良く、酒のつまみに最適な料理です。
もう一つ必ず頼むものが「焼き餃子」です。
オーナーが中国出身ともあって味付けが中国独自のものとなっています。初めてこの餃子を食した時は衝撃を覚え、やみつきになってしまいました。
そしてなによりこのお店を気に入っているのが、オーナーのママの人柄が優しく、本当の子供のように接してくれることです。
このお店は飲食店に来たというような感じではなく、実家に帰ってきたと感じてしまうようなお店です。
料理も全て300~500円程度なので、100種類程あるメニューをご堪能下さい。
「あおば」でみなさんも至福のひと時を味わってみてはいかがでしょうか。