北海道各地の海岸から、昆布漁師の操るボートは、さながらレースのようにさっそうと漁場へと向かい、泡立つ白い波はじきに霧散していきます。男たちがボートから下ろしたそれは、まさに海に眠るシルクの反物。
この見事な昆布が、ここ浅草の地でコンブの魅力を発信する昆布の川ひとの役者なのです。
東部スカイツリーライン浅草駅を正面北口から出て、浅草2丁目交差点へ向けて直進すると、若松屋ビルがあります。
その1階テナントには、ちょっと小洒落た雑貨屋さん風のお店が。ここが昆布の川ひとです。
昆布の専門店「昆布の川ひと」でお土産になる乾物を
昆布の専門店・・・と聞くと少し古臭いイメージがあるかもしれませんが、この昆布の川ひとはどこから見ても今風のお店。
店頭では人気商品である、照る照る坊主やバラの花の形に切り抜かれた”彩り昆布”¥324がディスプレーされているのも、新時代の乾物屋さんを感じさせてくれます。
この飾り昆布が大人気で、こちらを求めてお店に来るひとも多いのだそう。 おめでたい鯛モチーフはお正月やお祝いにもぴったりです。
他にも猫やキャラクター、メッセージまで非情に種類も豊富です。
もともと昆布の卸し問屋だった同店が、昆布のもたらす食文化の豊かさを次世代に伝えるというミッションをたずさえてスタートしたお店だけあって、料理に縁がない人でも気軽に昆布を味わえる商品も充実しています。
例えば2017年新発売の”華昆”¥1944。これは最高級の塩昆布を粉末にし、美しい切子細工が入ったガラス瓶に詰めたもの。ふりかけ感覚で魚料理、ご飯ものから、サラダやトーストまで、幅広いお料理にうまみをプラスしてくれるのです。
このほかにも、昆布を使ったお菓子も充実しており、お土産やティータイムにも喜ばれそうですね。
川ひとの口コミ:普段の食卓が変わる!美味しい昆布にはまります。
口コミでも、気楽に訪れた結果、思いも寄らぬ昆布の奥深さに魅了されたお客様の声が目立ちます。
「料理が趣味の私ですが、とうとうお出汁にもこだわり始め、最近ドはまりしているのが昆布の川ひとさん。ここの商をフル活用したおにぎりが絶品なので紹介します。まずはご飯を、”羅臼だし昆布50g”¥1080とともに炊きます。これでご飯全体にうまみがプラスされるんです ! そして、”山椒昆布の佃煮”110g¥648を中心に入れて、おにぎりにします。仕上げに、”太白おぼろ昆布”60g¥1080を表面にまぶして完成!一口目はおぼろ昆布の酸味、そして食べ進めると佃煮の塩気がご飯との相性抜群で、もう最高です。お試しあれ。」
「最近の子供はネットを使いこなして、どこで見たのか浅草の昆布の川ひとの飾り昆布がほしいとおねだり。そういうわけで娘と連れだって休日に浅草の店舗に訪れました。ネットで見た通りの飾り昆布を手にご機嫌の娘に対し、私はせっかくなので”利尻だし昆布60g”¥1080を試しに買ってみました。するとびっくり、煮物やおみそ汁が、料亭の味っぽくなるじゃありませんか。やっぱり良いお店って、良い昆布を使っているからあんな味が出るんですね・・・。いやはや、川ひとさんの昆布の実力おそるべしです。」
・・・たかが昆布、されど昆布。
昆布で食卓が変わる・・・と聞くと、一度試してみたくなりませんか?浅草の駅からもほど近いので、観光がてら立ち寄るのもおすすめですよ!
浅草のお土産情報は是非下記ページもチェックしてみてください!
浅草でおすすめのお土産。もらって嬉しい浅草らしいお土産のお店はここ!