浅草と言えば下町、下町と言えば銭湯とういうことで、今回私がオススメするスポットは浅草4丁目にある、「曙湯」です。近所と言うこともあり、週2回のペースで利用しています。
藤の花で有名な浅草の銭湯
この銭湯、お風呂屋としての使い勝手はもちろんなのですが、実は藤の花で有名です。薄紫に枝垂れる藤の花は美しく、5月になると撮影客で銭湯のまわりに人が集まるほど。そんな美しい光景から、台東区の街角百景にも選ばれているほど。
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値段も安め!地元客に愛される町の銭湯
東京メトロ銀座線より徒歩15分の所にある昔ながらの銭湯ですが、男性の浴槽は2つ(ジャグジーあり)かつ天井も比較的高く開放感に包まれた銭湯です。
浅草には幾つもの銭湯がございますが、基本的には観光客の利用も少なく、地元の方々が利用されている銭湯ですので、込み合うことは少ないかと思います。営業時間は15:00〜深夜1時までですので、仕事帰りのサラリーマンも多く使用しています。各更衣室、ならびに入り口にも大型テレビがあるので、風呂上がりの際、各種飲料を飲みながら湯冷めに時間を費やすことも可能です。
料金は大人が460円と500円を下回る金額ですので非常に重宝します。
しかしながら、風呂場に石鹸やシャンプー等の備え付けがないので、利用する際は持参するか、お風呂セットを購入する必要があります。ドライヤーも用意されています。こちらは無料で利用ができます。その他マッサージチェアが(有料)で設置されていますが、あまり利用されている様子は見受けられません。
深夜も入浴後は観音裏の飲み屋へ
営業時間終了間際の深夜0時前後は片手で数える程度しか利用されていませんので、湯船でゆったりとつかりたい方にとってはオススメの時間になります。
曙湯の周辺は個人経営の飲食店や居酒屋が多数散在していますので、風呂前に軽く一杯していらっしゃる方も見受けられますが、飲み過ぎたあとのお風呂は大変危険だと思いますので、風呂上りの一杯を町で楽しむほうが良いでしょう。
入り口はバリアフリー対策も成されており、スロープで銭湯の中に入ることができます。また、館内は清掃が行き渡っており清潔感のある印象です。
また曙湯の隣にはランドリーもありますので、洗濯機のない一人暮らしの方に取ってはお風呂のついでにランドリーを利用されている方もいます。銀座線浅草駅からは若干遠いですが、TX浅草駅からですと6分程度で到着します。特段目立った場所にありませんが、入り口は風情のあり、一目で銭湯だと分かるような造りをしてますのですぐに見つけることができると思います。
これから寒くなってくるとシャワーだけで済ませることは身体に好ましいことではないので、毎週通ってもイイぐらいの昔ながらの銭湯です。お風呂上がりのコーヒー牛乳は格別の味がしますので、是非一度曙湯へ訪れてみてはいかがでしょうか?