江戸三大祭りの一つ、深川の水かけ祭りを皆さんご存知でしょうか?
水かけ祭りの名の通り、連合渡御する神輿に向かって大量の水をかける祭りは、見ている側もビショビショに濡れてしまう程の祭りなのです。東京の下町といえばやはり浅草が浮かびますが、深川は浅草のさらに南に位置する場所で、最近ではウォーターフロントの豊洲などに隣接する発展を遂げつつも下町情緒あふれる街なのです。この深川で昔から毎年8月に行われる通称水かけ祭りには、著名人を始め数多くの観光客が毎年訪れます。
深川の水掛祭に参加するなら!見所や服装はこれだ!
深川の中で中心に位置する門前仲町、ここはとても有名な富岡八幡宮や、お不動様をはじめ、昔ながらの和菓子屋さんや居酒屋さんなど、地域に密着した由緒あるお店がある事でも有名です。
特に、富岡八幡宮は日本でもここでしか見れないダイヤモンドが散りばめられた日本で最大級のお神輿や、歴代の大相撲力士の横綱の記念日などが祀られていて、必見の価値ありな場所になっています。そんな下町の文化の中でも古くから行われている水かけ祭りは神輿を担いでも楽しく、また神輿を眺めるのも楽しい、下町ならではの夏の風物詩となっています。
深川水かけ祭り「深川八幡祭り」の見所
深川水かけ祭りの開催概要はこちら。
- 開催時期:8月中旬(15日前後)
- 場所:富岡八幡宮とまたその周辺エリア
もちろんおみこしの担ぎ手として参加できれば良いのですが、ただお祭りを見に来るだけでも十分に楽しめます。
お祭りの見所は以下のようなところでしょうか。ここだけは外せません。
日本一のキラキラ神輿!黄金神輿はチェック!
八幡祭りで担がれるお神輿の中でも、黄金神輿と呼ばれるのが日本最大級のお神輿。なんとダイアモンドがちりばめられているという、まさにキラキラ神輿です。
ご神木のいちょうの木は恋愛のパワースポットとしても有名!
富岡八幡宮の中には、立派なイチョウのご神木があるのですが、実はこの木がパワースポットとしても有名!恋愛成就のパワーがあるので、カップルで、独り身で訪れましょう!
水掛祭りの参加は濡れても良い格好で!
ここは重要なのですが、水掛祭りこと深川八幡祭りに気合をいれた格好で参加すす、おしゃれをしてくるなんてもってのほか!
参加したら最後、濡れると思って間違いありません。必ず濡れても良い格好できましょう!とはいえ、神聖なお祭りですので、水着とかで着てはNGですよ笑
暑い夏の開催ですので、洋服はすぐに乾きますが、濡れてダメにしたくない洋服はさけましょう!
3年に1度の本祭りは必見!
かくいう、私も下町門前仲町の生まれで、子供の頃から水かけ祭りに参加をしてまいりました。
通年行われる祭りですが、3年に一度は本祭りと言われる、水かけ祭りの中でも最大級な規模の祭りが開催されます。8月半ばの2日間、富岡八幡宮を目指して、連日各町内会の54基の神輿が連合渡御をなす様はまさに圧巻です。
そして、さらに各神輿に対しての水かけは消防車からの放水まで現れるなど、本当に凄まじい迫力があります。
私も何度か本祭りに参加させていただいてますが、朝の7時過ぎから町内で神輿を担いで渡御し、各町内を回った後、隅田川を渡す大橋、永代橋を渡って富岡八幡宮に向かいます。各町内での水かけもさることながら、永代橋を渡る際には各神輿がただ担ぐのでは無く、担ぎ手が腕を伸ばし神輿を天に突き上げ、差すという呼び名の担ぎ方で永代橋を渡ります。
その姿たるや、まさに一見の価値ありです。担ぎ手の掛け声も、わっしょい!から、さーせー!さーせー!という掛け声に変わり雰囲気も大いに盛り上がり、まさに下町ならではの活気と熱気があふれる瞬間でもあるのです。
男女問わず神輿を担ぐ様も地域での団結感を感じさせてくれます。もちろん、子供用の子供神輿も出ていて、私の子供も当時は3歳でしたが、小さい半纏に捩り鉢巻きで楽しそうに神輿を担いでいました。下町では浅草の三社祭が全国的にも有名ですが、この深川の水かけ祭りも是非お勧めしたいお祭りでなのです。
毎年、8月のお盆前後に開催される深川の水かけ祭り、もちろん是非一度はご覧頂きたいのですが、その他にも老舗のお団子屋さんや、活気あふれる居酒屋さんなど、また、お祭りの期間は商店街を埋め尽くす屋台や出店などもあり、多くの下町風情を堪能できるスポットが同時に楽しめますので、是非一度、深川の水かけ祭りに足を運んでみては如何でしょうか?