一昔前までは、カキ氷はお祭りなどで食べれるような簡単なものが一般的でした。しかし最近では都内を中心としたカキ氷ブームを中心に、様々なところで美味しいかき氷を食べれるようになりました。
その中でも浅草は、昔ながらの美味しいかき氷屋さんが多いエリア。雪のようなフワフワのカキ氷、天然の氷を使った今は貴重なカキ氷など、色々食べ歩いてみましょう!
美味しい浅草のカキ氷屋さん一覧
浅草浪花家
2010年12月にオープンした浅草浪花家はあの「およげたいやきくん」のモデルにもなった元祖たいやき麻布十番浪花家総本店から暖簾分けされたお店です。 つくばエクスプレス浅草駅から徒歩1分、国際通り沿いにある浅草ビューホテルの向かい京阪ホテルの隣にあります。 さて、このお店のかき氷は豊富なバリエーションですがおすすめは「みるくといろんなものがはいったあんこ」・・・みるくとあんこはともかくいろんなものって?と思わず興味しんしん。
器に丸々と盛られたかき氷の中には何とアーモンドやくるみなどの様々なナッツが出現!ふわふわの氷とカリカリしたナッツの食感の違いを楽しむことが出来るのです。たい焼き屋さんなので餡子にもこだわりがあり、すっと軽やかな口どけが魅力の1つ。浅草に寄った際にはこの新食感のかき氷を頂いてみては?
店名:浅草浪花家
場所:東京都台東区浅草2-12-4
時期:通年
甘味茶房菊丸
銀座線田原町駅から徒歩5分、かっぱ橋道具街から近く、菊水通りに面した東本願寺の真裏にある甘味茶房菊丸。
日本各地から取り寄せたこだわりの素材を使用し、作られています。
甘味だけでなくお食事も頂くことが出来ます。
夏のメニューかき氷は京都一保堂の抹茶を使用した宇治金時や、北海道産の豊祝小豆を使用した氷あずきなど。
贅沢にトッピングをされた抹茶しぐれがおすすめです。
ぱっと見た感じだと量が多く感じるかもしれませんが溶けにくく透明感のあるかき氷はすいすいと食べることが出来ます。
かっぱ橋でもお買い物の休憩がてら立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
店名:甘味茶房菊丸
場所:東京都台東区西浅草2-4-1 福島ビル1F
時期:確認中
初音茶屋
地元に愛される老舗店といえばひさご通り商店街の中にある初音茶屋。
浅草でかき氷といえば初音茶屋、と言われるほどの有名な昔ながらの甘味処です。
この初音茶屋のかき氷はまるで新雪のようで口の中でふんわりと溶けて消えてしまうほど。
おすすめは氷コーヒーミルク。
甘めと苦め、味が選べるので甘いものが苦手だと言う方にもおすすめです。
アイスクリームや白玉の有料トッピングを合わせてみるのも良し。
レトロな雰囲気が堪らないお店です。
店名:初音茶屋
場所:東京都台東区浅草2-23-3
時期:夏季のみ
芳野屋 浅草
つくばエクスプレス浅草駅から徒歩5分花やしき近く。
普段は中華料理屋として営業をされていますが夏になるとかき氷も販売されています。
まるでわたあめのようなふわふわのかき氷は地元でも大人気。
シロップは手作りなので保存料や添加物の入らないもので、市販のシロップに比べるとだいぶ色が薄く感じられます。
しかし、自然な甘みで爽やかな風味は暑い夏にもぴったり。
ご飯の後にさっぱりとしたかき氷を食べてみてはいかがでしょう?
店名:芳野屋
場所:東京都台東区浅草2-29-3
時期:夏季のみ
梅むらの氷豆かん
浅草駅から少し離れた閑静な住宅街の中にひっそりと佇むのが、孤独のグルメでも取り上げられた豆かんの元祖とも言われるこのお店。
1968年創業の老舗高級甘味梅むらです。氷豆かんはこの梅むらの看板でもある豆かんの上にかき氷が乗せてある至ってシンプルな一品。 豆かんの元祖でもあり、豆かんといえば梅むらと言われるほどです。 豆かんの豆ってぼそぼそっとした食感のイメージがあるのですがこの梅むらは違います。 ふっくらとしていて柔らかい食感の豆が寒天を覆いつくすくらい入っているのです。こくのある黒蜜がアクセントになっていて味の印象がぐっと変わるので飽きずに最後まで頂くことが出来ます。 日曜日が定休日となっているので週末に行く予定に方はご注意を。
店名:梅むら
場所:東京都台東区浅草3-22-12
時期:通年
纏の抹茶氷
銀座線浅草駅1番出口から徒歩2分、雷門を正面に雷門通り商店街左手3軒目にあるのがあんみつ抹茶処纏(まとい)です。
雷門前から徒歩10秒なので観光がてらに寄ってみるのにぴったり。
使用しているお抹茶は京都の宇治上林春松本店より取り寄せており、浅草で本格的なお抹茶を楽しむことが出来るお店です。
自慢のお抹茶を使用した夏季限定の抹茶氷は絶品。
抹茶と砂糖のみでつくったシロップと専用の自家製ミルクがかかったふんわりかき氷。
お抹茶屋さんならではの味わいを楽しむことが出来ます。
かき氷以外にもあんみつやパフェ、だんごなども。
老若男女問わず愛される名店です。
店名:纏
場所:東京都台東区浅草1-3-3
時期:夏季のみ
フルーツパーラーゴトー
ひさご通り沿いにある昭和21年創業のフルーツパーラーゴトー。
老舗のお店ですが改装されたばかりの店内はコンクリートが打ちっぱなしになっており、広々とした印象。
店内のショーケースには色とりどりのフルーツが並べられています。
フルーツパーラーゴトーのかき氷はフルーツパーラーならではなフルーツをふんだんに使ったもの。
すいかやいちご、キウイなどのフレッシュシロップとフルーツが乗っています。
おすすめは創業以来夏の定番メニューとなっている鳥取県産氷すいか。
ふんわりとしたかき氷の周りにすいかが敷き詰めてあり、上からすいかのシロップがかけられたすいか尽くしのひんやりスイーツ。
量が食べきれないかも…って人には「お口直しの小さめのかき氷」というメニューがあるのでそちらを選んでみるのも。
パフェやホットケーキとセットでの注文となりますのでどちらも食べてみたい!って人におすすめ。
営業時間は11時から19時で定休日は水曜日のようです。
女性同士で行きたくなるお店です。
店名:フルーツパーラーゴトー
場所:東京都台東区浅草2-15-4
時期:通年(冬はメニューが少ないです)
浅草 いづ美(いづみ)
つくばエクスプレス浅草駅から徒歩5分
ここで是非召し上がって頂きたいのが小豆たっぷり宇治金時氷
とにかくボリュームがあり、ビジュアルにインパクトがあります。
注文が入ってから点てたばかりのお抹茶に柔らかく甘みのある小豆がまんべんなく氷を覆いつくしています。
季節によっては置いていないようなので行く時期によっては要注意。
冬にはぜんざいやおしるこを頂くことが出来ます。
あんみつ(ノーマルなものから一風変わったワインあんみつまで)、豆かん、ところてんの持ち帰りも可能。
下町のお土産にぴったりな甘味ですね。
17時30分ラストオーダーで18時閉店になりますのでお早めに。
店名:浅草 いづ美
場所:東京都台東区浅草1-8-6
時期:夏季限定
浅草以外、台東区のおすすめカキ氷
ひみつ堂(千駄木)
JR日暮里駅西口を出て谷中銀座を目指しゆうやけだんだんの階段を下りて最初の十字路を左へ進む。
すると目の前にノスタルジックな外観のひみつ堂が見えてきます。
氷蜜堂と書いてひみつ堂と読むこのお店は元々は屋台から始まったそう。
日光天然氷蔵元・三ツ星氷室で自然の寒さで時間をかけて作られた天然氷を機械ではなく昔ながらの手動式で削って作られています。
削り方も季節に応じて変えているそう。
メニューは毎日変わるほど様々な種類があります。
本日のメニューはツイッターで更新がされているので事前に食べたいものをチェックするのもいいですね。
おすすめは一番人気のいちごみるく。
生のいちごを贅沢に使用した濃厚ないちごソースと濃厚なミルクは絶対失敗しない鉄板の組み合わせ。
変り種もいいですがこれぞかき氷の王道。
休業日は不定期になるのでホームページをご覧ください。
店名:ひみつ堂
場所:東京都台東区谷中3-11-18
時期:通年
港家(新御徒町)
総武線浅草橋駅と都営大江戸線新御徒町の中間あたりにあるおかず横丁。
おかず横丁は約230メートル、日用食料品を扱うお店が連なる商店街です。
そのおかず横丁の看板すぐ傍にあるのが港家。
屋台でよく売られているようなカップに盛り付けられたかき氷。
ぱっと見た感じだと屋台と変わらないんじゃ…と思うかもしれません。
しかし、そんな疑心はあっさりと打ち砕かれます。
ふわりと柔らかく細やかなかき氷に様々なシロップやトッピングがよく合います。
このお店の魅力はかき氷の美味しさは勿論ですがとにかく低コスト。
クオリティーに対して拍子抜けするようなお求め安いお値段なのです。
おすすめは甘さの加減が選べれる宇治で、お好みやあずきやみるくと合わせても。
また、もちもちとした白玉のトッピングは和菓子屋さんならでは。
かき氷は夏季限定にメニューとなります。
店名:港家
場所:東京都台東区鳥越1-15-1
時期:夏季のみ