以前、浅草周辺でちょっと気が利いたお土産を探していたとき見つけた、とっておきのお店があります。それがかりんとうの「小桜」さんです。
女性が喜ぶ浅草土産ならかりんとう小桜へ
浅草土産だから人形焼やお煎餅、雷おこしがメジャーなところですが、それらは今まで買ったことがあったので何か違うものを買いたかったのです。でもなんでもいいというわけではなく、どこか浅草らしさを感じられるものが良かったので、人に聞いたりネットで調べたりとかなり調べた結果見つけたお店です。
お店は浅草寺裏手の言問通りを渡り、5656会館の奥にあります。少し入り組んだ場所にあるので初めて行く方は、見つけるのに苦労されるかもしれません。昔ながらの住宅街ですが、芸者の見番所?などもあり、やはり浅草は他とは雰囲気が違うなぁなどと散策しながら、ゆっくり探してみてください。
「こっちか?もっと先か?」などと探しているとこじんまりとしたお店の看板が見えてきます。小さいけれどきれいに整頓された、和雑貨のお店のような入り口です。包装紙と同じ、紺色の暖簾が目を惹きます。
店内に入ってまずびっくりしたのは、普通の和菓子屋さんのようにショーケースが正面になかったのです。正面にあったのは小上がりの座敷でした。時代劇に出てくるような造りで、座敷の前に小さな机?台?があり、壁面の棚には包装された箱が積まれていました。
商品はというと、入ってすぐ横にショーケースがあり、そこに見本がありました。ショーケースというより商品棚と言ったほうがしっくりきます。形や味が違うかりんとうがそれぞれ小さな袋に入れられて、何種類かを箱詰めされています。
味の種類も豊富でお土産に最適!
普通かりんとうというと、黒砂糖をまぶしたコロンと太くて甘~いのを想像すると思いますが、小桜さんのかりんとうは全く別物です。なにせこちらは「かりんとう御三家」のひとつなので別格なんです。
味はもちろん黒砂糖のものもありますが、胡麻やきなこ、白砂糖、青海苔、メープルなど、聞いただけでおいしそうなものばかりです。そしてもうひとつの特徴は、細いというところです。
小さくて細く軽い口当たりは、かりんとうの概念を覆します。上品で控えめな甘さなので、気がついたら全部食べてた、なんてこともあります。かりんとうを食べて「おいしい!」と感動したのはこちらのが初めてです。
包装も素敵で、紺色に桜の花びら模様の包装紙に薄いピンクのリボンをかけてくれます。そして袋は淡いピンクにやはり桜の花びら模様です。持っているだけでウキウキするような、かわいらしく清楚な包装を見るだけで「また買いに来よう」という気になります。
自分用にも浅草のお土産用にも最適な、浅草らしいかりんとうでした。他にも、浅草のおすすめスイーツならこちらで一覧で紹介していますのでチェックしてみてくださいね。
アイさん より:
女性 (20代)
2015/09/01 10:45
店のたたずまいからして老舗の雰囲気が出ています。私はかりんとうがすきで、色々なお店のかりんとうを食べていますが、小桜のかりんとうは甘すぎず、細さも丁度よく、いくら食べても飽きません。また、包装が桜柄の和紙でしっかりとしているので、手土産にも最適です。季節によって限定の味が出たりもしているようなので、行くたびに楽しませてもらっています。