浅草の美味しい食べ物の1つが「蕎麦」でしょう。
蕎麦が美味しい場所といえば信州などの水が旨い場所。そしてもう1つが、その土地の人がよく蕎麦を食べていた場所であり、蕎麦を食べる文化が蕎麦やを育んだエリアです。
蕎麦文化が盛んだった浅草。美味しいお蕎麦屋さんがたくさんあるエリアです。
手打ちそば体験が出来る蕎麦屋
江戸時代には数え切れないほどの蕎麦があったといわれていますが、140年続く老舗の蕎麦やが残るなど今もなおその色を残しています。
雷門通りをまっすぐ、国際通りを渡り、そのまま交番のわきの道をまっすぐ数十メートル進むと見えてくるのが、この「めん公望」。キレイな外観のおそば屋さんです。
このあたりでは、比較的新しい(140年に比べるとですが)おそば屋さんですが、観光で来られる方はもちろん、地元の方にも人気があります。
2012年あたりで今の場所へお引越しされたとのころで、非常に中もきれいです。
そば粉から作る本格蕎麦
浅草に蕎麦屋は多いものの、そば粉から作る蕎麦屋はそこまで多くないと思います。しかし、この「めん公望」さんは、農家さんから蕎麦の実を仕入れ、石臼にて製粉。それを手打ちで蕎麦にされています。引き立て、打ち立て、茹でたての蕎麦。美味しいはずです。お店は11時半から20時(売り切れ終い)まではお店も通常営業しています。
観光なら蕎麦打ち体験もおすすめ
粉からひく手作り蕎麦を作っているからこそできるのが、手打ち蕎麦体験。なんと木曜日以外は毎日開講されているとのこと。平日は10時半から12時、15時から17時。土日祝日は10時から12時、15時から17時。
蕎麦うち体験というのはたくさんありますが、本当に美味しいお蕎麦を作れる人から教われるというのは、実は少ないのではないでしょうか。
サイトなどを見ると、初心者の体験はもちろん、これから蕎麦屋を目指す人が修行をしているという場合もあるそうです。リタイア後のそば屋開業なんて、素敵ですね。
ラルクのハイドさん、ゆずさん、シドのドラマーさんなど、著名人の方も様々な企画で体験されているそう。お店の方も非常に優しそうでしたので、楽しく体験できそうです。
色々試したくなる美味しい蕎麦
これしかまだ食べていないので、おすすめも何もないのですが、とにかく美味しかったのでおすすめしておきます。かしわ蕎麦とそぼろご飯セットが美味しいです。
1つがかしわ蕎麦。
「かしわってなんだっけ?」
「…鴨?」
…みたいなアホな会話を店内でしてしまいましたが、かしわとは「鶏肉」のこと。
鴨せいろのように、鶏肉とネギの入った美味しいつゆに、美味しい蕎麦をつけて食べます。途中から山椒を入れるとさらに美味しい。柚子も少し入っていました。最高です。
蕎麦湯を最後にいれるとこんな感じです。たまりません。
もう一つはそぼろご飯セット。
基本が美味しいところは何を作っても美味しいです。そぼろもぱさぱさしていず、しっとりめで美味しい。温泉卵がついていたので、オンしました。ご飯は玄米!これも風味豊かで固すぎず美味しい。
感動的なのはやはり蕎麦。正直、何も浸けなくても美味しいです。
つゆも濃すぎずに(浅草は濃いところは非常に濃いですから)美味しい。つゆは、つけすぎないくらいがちょうど良いと思います。
蕎麦だけでなくご飯、おつまみメニューも
お蕎麦だけでなく、玄米ご飯をつかったメニューや、おつまみなどもあります。
量は全体的に多くないので、男性の方は大盛りにしたほうが良いかもしれません。
おつまみで一杯飲んで、〆のお蕎麦としてはちょうど良いですね。
食べにいくだけでも、そば打ち体験でも、どちらでも良いと思いますが、まずはお店の味を体験してみてはいかがでしょうか。きっとそば打ちもしてみたくなるはずです。
他にも、浅草でおすすめランチはこちらにまとめていますのでチェックしてみて下さいね!
→地元民がすすめる浅草ランチはここだ!