浅草の江戸通りを、隅田川を右手にして進み、言問い通りとぶつかる場所に1軒の八百屋さんがあります。
こちらは、ただの八百屋さんではなく、九州の食材を扱う専門の八百屋さん。スーパーでは流通していない食材もあったりして、思わず立ち寄ってしまう便利なお店です。
浅草にある八百屋、九州野菜せごどん都城で食材を
「言問橋西」の交差点につくと、角にあるのが、この「九州野菜せごどん都城」さん。
緑のファサードに、九州野菜の旗が目印です。
本当に小さなこじんまとした空間なのですが、外まで野菜や食材が並んでいます。
店内には地元の方と思われる家族や、女性の方が多いですね。
新鮮な九州野菜
色々食材があるのですが、やはり1番は九州野菜。
ほうれん草や小松菜、水名、レタスにキャベツ、にら、白菜など、定番の野菜がずらりと並びます。
通常の野菜以外にも多く見られるのが「減農薬野菜」。
農焼きに気をつけて栽培された、ほうれん草や水名、小松菜、ラッキョウ、ふき、スナップエンドウ、ラディッシュ、ふきなど、様々な減農薬が揃うのも魅力の1つです。
通常東京のスーパーでは、にら等は宮崎産などが多いものの、ほとんど近隣の野菜が多いですよね。
アンテナショップならわかりますが、普通の八百屋さんとして気軽に使えるのが嬉しい限りです。
九州の食材や加工品も豊富
こちらの八百屋さん、八百屋ですが野菜だけを取り扱うお店ではありません。
ウインナー、ソーセージなどの加工肉、それから冷凍の牛肉、納豆や豆腐などの大豆製品、梅干などのお漬物、卵などの毎日の食事に欠かせない食材はもちろん、うどんや焼き蕎麦、ドレッシング、味噌、お醤油などの調味料なども九州産のものが揃います。
まるで九州のスーパーに来たみたいですよね。
今回は買ってみたのがこちら。白菜に小松菜、舞茸、菊芋製品。もう普通のスーパーと見分けがつきませんが、全部九州のものです。
ちなみにこのお茶やスナック菓子に使われている菊芋というものは、九州でも作られている「一見生姜」のようなお芋です。
お芋なのに糖質が少なく、糖質が低いのでダイエットにもおすすめな食材。
なかなか関東のスーパーで見かけませんので、思わず買ってしまいました。
味は生姜に似ているという見た目どおり芋と生姜の中間のような味。くせがあるのですが、嫌なくせではなく、ホントに美味しく食べられます。
このような普段見かけない食材にも出会えるのは、こういったお店の面白いところですよね。
観光で寄るような場所ではありませんが、お近くの方は一度訪れてみてください。