
浅草のにぎわいから少し北へ、「たけくらべ」の舞台となった竜泉で樋口一葉を知る寄り道を。一葉記念館では作品と暮らしに触れながら、町の風景を読むように楽しめます。雷門のすぐそばではないので、行き方と入館の締め切りを先に押さえましょう。
一葉記念館|開館時間・料金・アクセス
| 施設名 | 台東区立一葉記念館 |
|---|---|
| 住所 | 東京都台東区竜泉3-18-4 |
| 開館時間 | 9:00〜16:30(入館16:00まで) |
| 休館日 | 月曜日(祝休日は翌平日)、12月29日〜1月3日、展示替え・特別整理期間。 |
| アクセス | 日比谷線三ノ輪駅徒歩約10分。北めぐりん「一葉記念館入口」徒歩約2分(公式目安)。 |
さらに詳細を表示(料金・利用方法)
| 入館料 | 一般300円、小・中・高校生100円。20名以上は一般200円、小・中・高校生50円。 |
|---|---|
| 無料の対象 | 台東区内在住・在学の小中高校生は確認できる証明書の提示で無料。障害者手帳等の対象と介護者の条件は公式利用案内を確認。 |
| 今月の休館 | 2026年10月の休館は5・13・19〜23・26日。19〜23日は展示替え。以後の予定は一葉記念館の公式カレンダーへ。 |
| 電話 | 03-3873-0004。団体利用や催しの申し込みは施設に確認。 |
料金・開館情報は2026年10月5日に台東区の施設案内と記念館の公式サイトで確認。下の画像は以前から掲載しているもので、現在の企画展示の様子ではありません。
作品を知らなくても、草稿と仕入帳から入れる
一葉記念館を訪れる前に、すべての作品を読んでおく必要はありません。「たけくらべ」の草稿を見るなら、書き直しの跡に目を向ける。仕入帳を見るなら、執筆と商売がつながっていた暮らしを想像する。人物の名前を覚えるよりも、一つの資料に立ち止まるほうが、この町にいた作家を身近に感じられます。展示品は会期や保存の都合で変わるため、目当てがある場合は確認を。

竜泉での商いが「たけくらべ」につながる
一葉は1893年7月、当時の下谷龍泉寺町で荒物・雑貨や駄菓子を売る店を始めました。翌年5月に店を閉め、本郷へ移ります。この短い竜泉での暮らしが「たけくらべ」の構想につながったと記念館は紹介しています。作品では吉原の周辺で育つ子どもたちの心の変化が描かれ、いま町を歩くときにも、歴史を知る入口になります。
樋口一葉の代表作|短い生涯と、濃い創作の時間
樋口一葉は1872年生まれ、1896年に24歳で亡くなった作家です。1892年に「闇桜」を発表し、「大つごもり」「たけくらべ」「にごりえ」「十三夜」などを執筆。代表作が続いた1894年末から1896年初めは「奇跡の14ヶ月」と紹介されますが、作家として活動した全期間が一年だけという意味ではありません。2004年発行開始の五千円札の肖像でも知られ、2024年発行の新五千円札の肖像とは異なります。

町の人々がつくった記念館|1961年開館
「たけくらべ」の舞台となった地域の人々が一葉の文学を残そうと活動し、用地を台東区へ寄付したことから、1961年5月12日に記念館が開館しました。2006年11月1日にリニューアル。記念館を作品の解説だけでなく、町が作家を記憶してきた場所として見ると、竜泉への寄り道がもう少し豊かなものになります。
浅草駅から向かうなら、歩く距離も予定に入れる
施設は竜泉3丁目。地下鉄で近づくなら三ノ輪駅、地域のバスなら北めぐりんの一葉記念館入口が目安です。浅草駅の出口を出てすぐの施設ではないため、参拝の合間に短時間だけ寄るより、竜泉方面の散歩として計画すると落ち着いて回れます。入館は16時までなので、夕方遅くの立ち寄りには向きません。
文学のもう一つの訪問先は池波正太郎記念文庫の休館・再開予定へ。屋内観光を比較するなら雨の日の浅草観光ガイドもご覧ください。
| 店舗名 | 一葉記念館 |
|---|---|
| 住所 | 東京都台東区竜泉3-18-4 |
| 営業時間 | 9:00〜16:30、入館は16:00まで。月曜休(祝休日は翌平日)、年末年始・展示替え休館あり。 |
| アクセス | 日比谷線三ノ輪駅から徒歩約10分、北めぐりん一葉記念館入口から徒歩約2分(台東区公式目安)。 |
| 禁煙・喫煙 | 館内・店内の現在の案内に従って利用。 |
| 備考 | 2026年10月19〜23日は展示替え休館。最新の休館日は公式カレンダーで確認。 |




