吉原大門近くの土手通りから吉野通りまで、かつて山谷と呼ばれた地域に延びる300mほどの商店街がいろは会商店街です。周辺には簡易宿泊施設が数多くあり、日雇い労働者が集まりドヤ街と呼ばれていました。

明日のジョーでも有名ないろは会商店街のグルメやイベントを知ろう!

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治安や衛生面で問題があり、また労働者闘争などもあって観光客が近づく場所ではありませんでしたが、それだけに近隣住民たちの間には細やかな下町情緒が残っており、現在でも格安な商店や飲食店、総菜屋さんなど労働者たちに優しいお店が点在しています。近年では簡易宿泊施設は安価なホテルに変身しており、外国人バックパッカーやビジネスマンにも人気です。いろは会商店街もあしたのジョーの舞台として注目を集め、またミュージックフェスティバルも開催されるなど、地域の住民の努力もあって訪れる人たちも増えています。

いろは会商店街を人情味あふれるお店

いろは会商店街やこのあたりを支えているのは、やはり昔からあるお店や人情味あふれるお店。激安の宿泊施設や、お弁当屋さんなどが歩いていても目に付きます。
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激安宿泊施設:かつての労働者向け宿が変身!バックパッカーやビジネスマンにも人気
  • 旅館、ホテル
  • 住所:東京都台東区日本堤1丁目

かつて宿をひっくり返して「ドヤ」と呼ばれた日雇い労働者向けの激安の宿は相部屋か、個室でも1畳ひと間で素泊まりのみの簡易なものでした。高度経済成長期には多くの労働者で賑わったこの界隈も、現在では人口構成の変化などから労働者は減り、かつてのドヤも改装してバックパッカーやビジネスマン向けの旅館やホテルの変化しつつあります。一般のホテルのような設備は期待は出来ませんが1泊2,000円前後から泊まれる宿もあり、清潔感や治安も問題ありません。エコノミーホテルほていやでは1名~2名用の部屋の他、4~6名用のファミリールームも完備。ホテルアクセラには女性専用フロアもありますから女性一人の方も安心ですね。個室シャワールームやランドリーなど長期滞在に向いた設備やWi-FIなども完備している施設が増えています。浅草観光には徒歩で行けますし上野、銀座、六本木などへのアクセスも電車1本ですから、これからますます人気の宿泊スポットになってゆくことでしょう。

手づくりパン ぶれ~め:お手ごろ価格と真心こもった手づくりパンが地元で人気

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  • パン、菓子パン、惣菜パン
  • 住所:東京都台東区日本堤1-10-6

いろは会商店街の吉原大門側の入り口、土手通りからすぐの所にあるぶれ~めは、美味しくてリーズナブルな手づくりパンが地元で人気のお店です。あんぱんやジャムパンなどは125円から、コロッケコッペやメンチコッペは200円台から300円台と、ボリュームたっぷりでリーズナブル。真心こもった手づくりの美味しさで商店街を支えています。特に人気なのはコロッケとメンチの両方が入ったメンコロコッペ。たっぷりのキャベツにメンチとコロッケが挟んである欲張りな逸品です。クリーミーなコロッケに牛肉と野菜のバランスが良いメンチはどちらもとっても美味しいですよ。また定番の品物のほか、ちくわパンやコーヒーゼリーパンなどの変り種もありますよ。商店街の入り口には「あしたのジョー」の主人公、矢吹丈のフィギュアもありますから、そちらも見逃せませんね。

平乃屋:手づくりの餃子やお弁当がリーズナブル!親しみやすい下町の総菜屋さん

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  • 弁当、惣菜、おにぎり
  • 住所:東京都台東区日本堤1-31-2

いろは会商店街の土手通り側入り口から少し入った左側にある青いテントが目印。お店の半分はタバコ屋さんなのでちょっと分かりにくいですが、餃子やシュウマイ、おにぎりにお弁当と、安くてボリュームある惣菜で下町のお腹を満たしてくれる平乃屋。餃子は肉餃子と野菜餃子がありますが、どちらも手づくりの懐かしいお味。シュウマイも少々形が不ぞろいなところが手づくり感満点ですね。餃子は肉、野菜とも1人前300円、シュウマイは250円ですが、それぞれハーフサイズでも販売してくれます。おにぎりは様々な具が一つ90円からとこちらもリーズナブル。曜日によってハンバーグやカツ丼、ちらし寿司の提供もありますよ。テイクアウト専門店ですが、いかにも下町の総菜屋さんという佇まいが親しみやすいですね。

弁当 卯 -うさぎ-:他ではありえない激安価格のお弁当&惣菜

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  • 弁当、カレー、お好み焼き
  • 住所:東京都台東区日本堤1-28-1

いろは会商店街の中ほどにあるお弁当屋さん、卯-うさぎ-は、ありえない激安のお値段でお弁当を販売するお店。カレーライス、お好み焼き、日替わり弁当がなんと200円という価格なんです。カレーはシンプルながらこの値段でちゃんとお肉も入っています。中辛の家庭的なカレーですね。量はちょっと少なめですが、大盛りにしても250円ですからリーズナブルですよね。お惣菜は白身魚のフライ、焼き魚、ポテトサラダ、揚げ餃子、シュウマイ、目玉焼き、スパゲティなどがどれも100円、ご飯が普通が100円、大盛りが150円ですから、好きな惣菜数種類とご飯、それに100円の豚汁で、お好きな組み合わせのお弁当が出来ちゃいますね。他では考えられない、この地域ならではの激安店です。
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いろは会商店街周辺には隠れグルメの美味しいお店がたくさん!

下町情緒あふれるいろは会商店街。でも、実はそれだけでなく、安くて美味しいお店が多くあるのです。

きぬ川:かつての山谷の雰囲気を残す地元密着の大衆食堂

  • 定食、惣菜
  • 住所:東京都台東区日本堤1-40-2

いろは会商店街の吉野通り側入り口と吉野通りの間にある早朝営業の大衆食堂。以前は夜もやっていたのですが現在は朝営業のみとなっています。かつての山谷ドヤ街のど真ん中といっていい立地にあり、治安が良くなった現在でもかつての山谷の雰囲気が色濃く残る地域です。その場所で安くて美味しいきぬ川の定食は地元の人々のお腹を長きに渡って満たしてきました。お店に入るとガラスケースに並ぶ惣菜の数々。それ以外にも壁に手書きのメニューが貼られています。ケースに並ぶ焼き魚や煮魚、卵焼きなど、どれもそっけないほどシンプルなんですが、素材の味がしっかり活きていてご飯のおかずにぴったり。ご飯は柔らかめに炊き上がっており、しじみの味噌汁も出汁が利いて美味しいです。そんな定食が500円前後で頂けるのですから、地元の方々が通うのも当然ですね。人気グルメ漫画に登場したこともあり、漫画のファンが訪れることも多いようです。

大林酒場(だいりんさかば):時代にとり残された異空間で静かにお酒を味わう

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  • 居酒屋
  • 住所:東京都台東区日本堤1-24-14

木造の趣のある格子戸を開けると店内は本物のレトロな木造建築。しかも清掃が行き届いていて、柱も壁も風格を感じさせます。昭和どころか時代劇に迷い込んだような気分になりますよ。コの字型のカウンターの中にはキリリと引き締まった接客の年配のご主人がいらしてお酒を提供してくれます。大人数や酔客は入店お断り、写真撮影禁止、携帯は通話はもちろんメールや見ることも禁止です。一見厳しそうですが、だからこそ落ち着いてゆっくりお酒やおつまみを楽しむことが出来るんです。お酒はビール、日本酒、焼酎など特別なものはありませんが、焼酎をミリンで割った「本直し」や、シロップを入れない焼酎と炭酸だけの焼酎ハイボールなど、下町らしいシンプルなお酒を楽しむことが出来ます。おつまみは牛もつ煮込み、肉豆腐、山かけ、ねぎぬたなどお酒に合うものばかり。お店の雰囲気を味わいながらゆっくり静かにお酒を頂ける、いつまでも残って欲しいお店ですね。

丸千葉:何でも安くて美味しくて人情に厚い大衆酒場

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  • 居酒屋
  • 住所:東京都台東区日本堤1-1-3

吉原大門から吉野通りへと抜ける通りに面した丸千葉は、下町の大衆酒場の文化を今に伝える名店です。カウンターとテーブル席合わせて30席ほどの小さなお店は、いつも活気に溢れています。何を食べても美味しくてお財布にも優しいと評判で、遠方から通う常連さんも多いんです。新鮮なお刺身に煮込みや揚げ物など居酒屋メニューは何でもありますし、お酒にちょうど良い加減の味付けがたまりません。お刺身の盛り合わせは量もたっぷりでお得感満載。ジューシーなメンチカツもボリュームたっぷりです。キンミヤ焼酎も下町の酒場には欠かせませんね。カウンターを忙しく動き回りながらもにこやかに接客をこなすご主人。常連さん達との会話もはずみます。お酒に料理にたたずまい、そして活気に溢れる店内と、昔ながらの大衆酒場の楽しみを体感させてくれるお店です。

カフェ バッハ:自家焙煎のコーヒーと手づくりケーキは全国的に有名

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  • カフェ、ケーキ、洋菓子
  • 住所:東京都台東区日本堤1-23-9

いろは会商店街から吉野通りへ出て浅草方面へ少し進んだ右側に昭和43年創業の老舗カフェ、バッハはあります。豆の選別、自家焙煎にこだわったコーヒーは全国的に知られており、またこの店で修行し自ら出店したカフェも少なくありません。コーヒー豆の産地にもこだわり、豆は目で見て触って選別するハンドピックアップ。焙煎は浅煎りから深煎りまでそれぞれの豆に合わせて、その日に使う分だけを自家焙煎します。またコーヒーに合うパンやお菓子も手づくり。毎日お昼ごろに焼きあがるイギリスパンは食感も香りも抜群ですし、日替わりパンも楽しみです。チーズケーキやチョコレートケーキ、タルトなどのケーキやパウンドケーキ、フィナンシェなどの焼き菓子もとっても美味しいんです。カフェ好き、コーヒー好きなら一度は訪れたい名店ですよ。

土手 あつみや:国産にこだわった桜鍋と馬肉料理の人気店

  • 馬肉料理、日本料理
  • 住所:東京都台東区日本堤1-8-4

いろは会商店街の入り口から土手通りを吉原大門に向かい土手の伊勢屋を通り越して3件先が土手あつみや。さくら鍋を中心に馬肉料理が味わえる、都内でも数少ないお店です。馬肉は信州の国産馬を使用。馬刺し、たたきで頂いても美味しいですし、巻きロースという希少な部位も頂くことができます。馬刺しを使った握り寿司もたまらない美味しさです。そしてなんといっても桜鍋。オリジナルの味噌つゆで煮込まれた馬肉はくせもなく柔らかで、野菜との相性もぴったり。お酒ともよく合いますし、シメのうどんまでどんどん箸が進んでしまいます。馬肉はちょっと、という方には天ぷらやお刺身、焼き魚、煮魚など日本食のメニューも充実しています。単品で注文して色々味わうのも良いですし、会食などの際にはコースでオーダーすればお腹一杯、大満足間違いなしですよ。

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