日本に観光へ来る海外の方はおよそ2,000万人!各国から観光で日本を訪れる人は急速に増え、地方の人気も出ているものの、やはり1番の集客を誇るのが東京です。

やはり日本といえば首都の東京…なのでしょうが、東京にいる人こそ東京以外の場所、特に地方を見てこそ日本の面白さがわかると思いませんか?

今回は、そんな日本の浅草を拠点として、日本の地方へもっと観光客を送りだそう!とされている、Japonica Lodge(ジャポニカロッジ)さんにお話を伺ってみました。

日本の浅草を地方観光の拠点に!Japonica Lodgeの手がけるインバウンド観光とは?

日本の中で浅草という場所は、日本人や海外の方が訪れる観光地でもあり、同時に海外の方にとっては日本の観光拠点でもあります。そんな浅草で、海外の人にもっと日本の魅力を伝えたい!とインバウンド観光を目的に事業を始められたのが、ジャポニカロッジさん。

インバウンド観光とは?

インバウンド(inbound)とは、外から入ってくる旅行、一般的に訪日外国人旅行を指す。海外旅行はアウトバウンド(outbound)という。日本ではアウトバウンドに比べ、インバウンドの数が著しく少ないことから、2003年に政府は「外国人旅行者訪日促進戦略」を掲げ、現在は「訪日旅行促進事業(ビジット・ジャパン事業)」が行われている。将来的にはインバウンドの数を3,000万人とすることを目標とし、2016年までに1,800万人、2020年まで2,500万人の目標を掲げている。

参考:JTB総合研究所

そんなインバウンド観光事業行なうジャポニカロッジとは、浅草に出来た日本を紹介するゲストハウス兼総合アンテナショップです。

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浅草には海外の方向けのショップやサービスが多くありますが、その中でいったいどのようなことをされているのでしょうか?まずは、どのような事業を展開しているのか伺ってみました。

「日本のアンテナショップ」、「総合観光体験推進施設」として以下の5つの事業を行っています。

  • 日本の技術をアピールするため:日本メーカー専門のアウトドア用品販売
  • 日本の自然をアピールするため:国立公園関連コンテンツの提供・ご案内
  • 日本の伝統をアピールするため:伝統工芸品(茶器中心)の販売
  • 日本の文化をアピールするため:日本茶葉およびそれを使用したカフェ
  • 日本で滞在してもらうために:上述のアウトドア用品を試用して宿泊する屋内キャンプ体験宿泊サービス

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浅草に人を呼ぼう!とか、浅草に遊びに来た観光客に来てもらおう!とか、短絡的なことを目的にしているのではなく、日本の魅力をどうしたら伝えられるか?、日本の地方へどうしたら人を誘致できるか?という大きな目的から派生しているのがジャポニカロッジの事業。色々な事業を行なっているように見えますが、その目的は全て同じなんですね。

ジャポニカロッジが出来た経緯や歴史を教えてください。

Japonica Lodgeはお店の屋号で、社名は合同会社観光創造ラボといいます。文字通り、観光、特にインバウンド観光に携わりたいという想いから、外国人の多く集まる浅草に拠点を構えました。

弊社の基本方針は一貫して「日本の自然豊かな地方部への旅行を促進すること」です。
そのため東京、浅草を地方部への旅行の「基点」として捉えています。

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開業前のコンセプトは「旅行代理店機能を付帯したゲストハウス」が地方への観光促進に有効と考えておりましたが、各種法規制や資本、テナントの問題などで一定規模のゲストハウスを新規に東京で開業するのは困難という見通しがたちました。

そこで、ビジネスモデルを見直した結果以下のようになりました。

日本のアウトドア用品を軸に日本の自然地帯への誘致を!

日本ブランドへの信仰は根強い(ショッピングツーリズム)。これを利用して地方への旅行を促進するためには日本メーカー専門のアウトドア用品が良いと思料。これをインターフェースにして、お店に来たお客様に自然地域を案内すれば、もとよりアウトドアに興味のある方なので、スムーズに誘導できるのでは。

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本格的な日本茶を体験できるコンテンツを!

…とはいえ、浅草という立地。伝統や文化に興味のあるお客様も多い。彼らには「この場で」日本を体験できるコンテンツが必要。
そこで「日本茶カフェ」を併設しました。なお、茶葉には前述のとおり京都宇治の高級茶である「和束茶」を使い、茶葉の販売も行っています。(和束茶の専売店として東日本の一の品ぞろえです)これでお客様はショップと異なり、店舗内に滞在して日本を体験することができるようになりました。(特に当店はお客様にご自身にお茶を淹れていただくスタイルですので)

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東京浅草にいながら地方の“良い品”との接点を!

さらには近隣にゲストハウスをはじめとした宿泊施設が浅草は多いことから、ここが最終宿泊地のお客様はお土産を探すことになります。
せっかく上記のお茶屋でお茶を淹れるという体験をしてもらったのですからその茶器も茶葉と一緒に持って帰っていただければ「日本の文化」の伝播に繋がり日本のファンを増やす活動につながります。
よって最終的には茶葉の消費や茶器などの購入を通して地方部の消費に繋がればという想いで、伝統工芸品(茶器中心)の販売も行うことにしました。

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日本の地方を紹介する基地としての浅草のゲストハウス

さて従前より行いたかったゲストハウス機能ですが、これは集客機能だけでなく、顧客の興味の早い段階で弊社が認知されるため(旅行をされる方はまず、宿を抑える傾向が強いため)、各種アプローチが容易になります。
そこで、小さい規模ながらも宿泊機能を付帯させることにしました。もちろん日本の自然地域に興味のある方でないと意味がありません。そこで、1のビジネスとのシナジーもかんがみて、日本ブランドのキャンプ用品を使って体験宿泊ができる施設にすることにいたしました。

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日本の美しい国立公園を発信!もっと原風景の認知を。

そして、実際に当店に泊まった自然好きのお客様に必要な情報を提供する旅行案内の機能も強化したいので地方部のコンテンツを店内に展示することにしています。特に日本の自然地域のもっとも美しい場所は
国立公園に指定されていますので、国立公園の紹介に力を入れています。また里山レベルの地方にも美しい日本の原風景があることから「日本でもっとも美しい村連合」の紹介も合わせて行うことにしました。

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以上より、「日本の自然豊かな地方部への旅行を促進すること」を浅草で展開しようと考えた結果として逆説的ではありますが、このようなビジネス形態になりました。

…お店を見ると、一見よくあるゲストハウス…しかし、その裏で、日本の魅力を伝えるために様々なコンテンツを用意し、全てがつながっているというのがすごく素敵ですね!

浅草の中心から日本を発信するジャポニカロッジ

浅草に来たことがある人でも、ジャポニカロッジを見たことない!という方も多いのではないでしょうか?

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ジャポニカロッジさんが営業されているのは、東武浅草駅目の前!銀座線からも徒歩30秒程度の好アクセスの立地です。

浅草の駅を出て隅田川沿いの道。江戸通り沿いと隅田川沿いの両面間口であり、カフェの一部および宿泊施設は隅田公園側からもアクセスできます。春は桜、夏は三社祭や花火大会と見どころの多いエリアです。もちろんカフェやテラスからはスカイツリーが良く見えます。

浅草駅側は「めぐりん」などの区内回遊バスの、隅田公園側は二つの水上バスの発着場になっており、電車や地下鉄以外の交通機関の乗り場も目の前にあるため、旅行者のお客様にとってはうってつけの場所!

一休みするにも良いですし、もちろん宿泊にももってこいですね!

ここがおすすめ!ジャポニカロッジの特徴を知ろう!

アウトドア、宿泊、茶器など様々な物事を提供するジャポニカロッジさんですが、それぞれどんな部分にこだわりをもたれているのか伺ってみました。

アウトドア用品店:日本初のショールームも兼ね備えたアウトドア用品店

日本ブランド専門のアウトドア用品店であり、商品は全て日英併記のため海外の方にとっては日本ブランドのショールームのような機能にもなっております。

特にアウトドア家具の「オンウェー」については「当該ブランドの国内初のショールーム」として多様なラインナップを揃えるとともに、実際にそれを試用できるよう、カフェの家具として使用しています。

日本茶:京都宇治の高級茶の郷「和束町」を提携する本格さ!

京都宇治の高級茶の郷「和束町」と提携し、「東日本唯一の和束茶専門店」として多種多様な茶葉を取り扱っております。店内でも様々なスイーツとともに実際にお客様に伝統工芸品である茶器を使ってお淹れいただく体験を大切にしております。

宿泊施設:買取も出来る!日本初屋内キャンプ

「日本初となる屋内キャンプ場」として、キャンプ体験の推進を行っております。上述の日本ブランドのキャンプ用品を試用してお泊りいただき(試したいテント、寝袋、マットは選択できます)、お気に召したら宿泊料を差し引いてお買い上げいただくというご負担のないサービスを提供しております。

以上のようにココだけでしかできない体験こそが当ロッジの最大の特徴です。

…日本初や、東日本唯一など、面白い着眼点だからこそ実現できたことはまさにジャポニカロッジさんならでは!ちょっと見学してみるだけでも面白いですよね。

日本の自然をより海外の方へ伝えたい!

現在のジャポニカロッジさんは、邦人、外国人問わず、アウトドア好きのお客様、日本茶のファン、バックパッカー(宿泊施設のお客様)に愛されているお店なのだそう。

今後のお話も伺ってみました。

宿泊施設のほうが、現在はどちらかというと安宿替わりに利用する旅行者の方が多いのですが、もっと自然好きのアウトドア派の方に来ていただきたい・東京だけでなく、もっと日本の地方部(特に美しい自然エリアや登山エリア)を旅行したいお客様のニーズに答えたいと考えています。

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さらなる進化を遂げそうなジャポニカロッジさん、今後の展開が楽しみですね!

また、2016年の3月より、店内宿泊施設改装のためクラウドファンディング(Readyfor)にて改装費用の調達を予定しているのだそう。リワードに魅力的なサービスと商品をご用意しているとのことですので、気になる方はチェックしてみましょう!

店名 Japonica Lodge(ジャポニカロッジ)
住所 〒111-0033 東京都台東区花川戸1丁目3−3

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