
抹茶の濃さだけでなく、旨みを楽しみたい浅草散策に。お濃茶スイーツ専門店「雷一茶」の浅草本店は、浅草寺の二天門・花川戸側にあります。アイスを味わう寄り道とお土産選びを一緒に。座って休む茶寮やお抹茶体験店は、別の住所なので目的に合わせて向かいましょう。
雷一茶 浅草本店|価格・営業時間・場所
| 店名 | 雷一茶 浅草本店 |
|---|---|
| 住所 | 東京都台東区花川戸1-15-9 |
| 営業時間 | 月曜10:00〜17:00、火〜日10:00〜17:30(公式店舗案内)。 |
| 休業日 | 公式店舗案内に本店の定休日記載なし。臨時休業は公式のお知らせで確認。 |
| アクセス | 銀座線浅草駅徒歩5分、東武浅草駅徒歩3分(公式目安)。二天門・花川戸側。 |
さらに詳細を表示(価格・支払い・利用方法)
| 電話 | 03-6802-7948 |
|---|---|
| スイーツ価格 | 公式メニュー:お濃茶アイス950円、お抹茶アイス750円、抹茶わらびもち800円。提供店舗・当日の品書きで確認。 |
| 支払い方法 | 使いたいカード・電子決済の対応は利用する店舗へ確認。 |
| 茶寮・体験店 | 浅草2-7-3。茶寮は2階、11:00〜17:00(L.O.16:00)、火曜休。体験店・工房は平日10:00〜17:00、土日10:00〜18:00。 |
| ほかの店舗 | 伝法院店:浅草2-2-2。仲見世店:浅草1-20-1。本店・茶寮とは場所が異なる。 |
| 体験・購入 | お抹茶体験は公式の予約・体験案内へ。土産の種類・試食は当日の売り場で相談。 |
お濃茶アイス950円|抹茶の濃さで選ぶ
公式メニューはお濃茶アイス950円、お抹茶アイス750円。抹茶をしっかり楽しみたいならお濃茶、まずはアイスとして親しみたいならお抹茶を候補にできます。濃さが増すほど単に苦くなる、という選び方ではなく、茶の香りや旨みにも目を向けてみてください。
和菓子を合わせたい方には抹茶わらびもちなども。商品によって提供店舗が違うため、目当ての品がある場合は利用する店の案内を確認します。アイスと持ち帰り菓子を分けて選ぶと、散策中の一口と帰宅後の楽しみを両方用意できます。
本店は二天門側|座って休む茶寮は浅草2丁目へ
本店は花川戸1丁目。雷門からは仲見世を抜け、浅草寺の二天門側まで歩く行程に組み込めます。座ってお茶を楽しみたい場合は、浅草2-7-3の2階茶寮へ。本店の住所へ向かってから茶寮を探すことがないよう、目的を先に決めましょう。


上の店内・売り場写真は2023年撮影です。季節の商品や配置は変わるため、現在の店頭で選んでください。
取材で聞いた雷一茶の始まりと抹茶への思い
以下は2016年に伺った塩谷さんのお話を中心とする取材記録です。開店の経緯や茶づくりの思いを紹介し、営業・料金は上の最新案内で確認できます。
「良質な抹茶は苦くない」|取材で聞いた味づくり
お濃茶スイーツ専門店「雷一茶」さんは、『良質な抹茶は苦くない』をキャッチフレーズに、農林水産大臣賞を数々受賞されている、宇治白川の茶農家『辻 喜代治』監修の抹茶スイーツ専門店です。

使用する抹茶は京都宇治産の一番茶にこだわっています。
『お濃茶』とは『お薄茶』に比べ抹茶の使用料が多く、抹茶の味がそのまま感じられます。その分良質な抹茶を使用しなければ苦くて飲めません。
雷一茶でお出しするスイーツには、お濃茶で使用できる良質な抹茶を使用していますので、抹茶の苦みではなく旨味が味わえる商品をご用意しています。
お濃茶アイスへのこだわり

浅草には、たくさん和スイーツのお店がありますが、いったいどんな経緯で出来たお店なのでしょうか?その秘密は、お濃茶アイスへのこだわりにありました。
『人との良縁で出来たお店です』
弊社の母体は、こだわりアイスクリームの卸販売で、『何よりも素材』と考え良い素材と手間を惜しまない製造方法で美味しいアイスを販売してきました。
特に抹茶アイスには自信があり、良質な抹茶をたくさん使用した弊社の抹茶アイスは全国的にも高い評価をいただいていました。
弊社の商品別出荷量のNo1がバニラではなく抹茶アイスというのも、そのこだわりが伝わってこそだと思っています。
その後、更に『日本一美味い!』と言っていただける抹茶アイスを作りたいと思い、浅草本店の開店に先立って『お濃茶アイス』を作りました。
このアイスを作る為に、抹茶の原料問屋様や生産工場にも多くの協力をしていただき、みんなの思いのこもった究極のアイスは年々売上が伸びてきました。

茶農家『辻 喜代治』さんとの縁からスタートした「雷一茶」
そんな中、2014年夏ごろに弊社が抹茶の供給をお願いしていた宇治のお茶問屋様から、宇治白川で良質な茶葉(抹茶)を栽培している茶農家『辻 喜代治』さんが、私(塩谷)に会いたいとのお話をいただき、京都でお会いすることになりました。

面談の内容は、『ここ数年抹茶を使用するスイーツ類が増えてきたが、ここまで良質(高額)な抹茶を使用して商品作りをしている企業はほとんどなく、しかも毎年使用料を大幅に伸ばしている会社の代表に挨拶とお礼を言いたい』とのことでした。
この機会に初めて生産者の方にお会いさせていただいた私は、良質な茶葉を生産する為のご苦労や熱意をお聞きしました。
そして良質な茶葉が正当な評価をされずに買いたたかれてしまうこともあるので、良質な茶葉を生産するお茶農家も減りつつあるという切実な現状もお聞きしました。
毎年決まった量を、評価にあった価格で購入してもらえる先が確実にあれば、良質な茶葉を育てる茶農家さんも戻ってくるだろうという話を聞き、微力ではありますが弊社もそのような購入先であれればとの思いを持ちました。
辻さんは、『毎年毎年わが子のような思いで、茶葉を出荷している』とおっしゃっていました。そのような話を聞かせていただき、今まで以上に抹茶アイスの販売をするのは勿論ですが、こんなにも思いのこもった茶葉から出来た抹茶を使用して、生産者の方も納得してくださる商品を販売する『抹茶の専門店を作りたい!』と思ったのが『雷一茶』のスタートラインでした。
そんな時、浅草で大変お世話になっているお取引先の『常盤堂雷おこし本舗』様から二天門の直営店『雷5656亭』の場所を貸しても良いという話をいただき、願ってもないチャンスにすぐに貸していただく話をさせていただきました。
常盤堂の社長からは、『ただ家賃の額ではなく浅草で頑張っている、ともに協力し合えるところに借りてもらいたい』とのお言葉をいただき、常盤堂様の直営店のお名前の『雷』をつけさせてもらい、2015年3月19日『お濃茶スイーツ専門店 雷一茶 浅草本店』はオープン致しました。
上質な茶葉(抹茶)について
私たちにとってとても身近な抹茶。
しかし、その“質”については知らないことも多いかもしれません。良質なお抹茶とはいったいどんなものなのでしょうか?お話を伺ってみました。
抹茶用の茶葉は、覆いをし直射日光を当てないようにします。
日光を当てない茶葉はゆっくり育ち、アミノ酸たっぷりで濃い緑の美しい茶葉に育ちます。
覆いを厚くすると更にゆっくり育ちますので、覆いが厚く若芽を摘んでいる茶葉の方が希少価値という事になります。そのような茶葉から出来る抹茶は、苦みが少なくアミノ酸が多い事からダシのような旨味が味わえます。

また、上質な茶葉を育てるには肥料も重要です。暖冬の場合はいつもより肥料の回数を多くするなど、経験も重要な商品価値の一つです。
例年5月位に収穫する茶葉が一番茶でそれから約45日で二番茶が取れ、また45日程で三番茶が収穫されます。
二番茶、三番茶になると、緑色からだんだん黄色みが増し、栄養分も蓄える期間が短い為、旨味より苦みが増してきますので価格も安くなります。抹茶が苦いといわれているのは、このような原料を使用している商品が多く、逆にいえば少量使用すれば抹茶の苦みが出るので、安価な商品を作るには適しているのかもしれません。
最近は一番茶使用という商品も出てきましたが、三番茶まで収穫する畑で出来た一番茶と、一番茶しか収穫をしない畑で出来た茶葉では、同じ一番茶でも大きな違いがあります。
11ヶ月十分に肥料を吸い旨味を蓄えた一番茶と、7ヶ月の一番茶では旨味にも差が出てくるのは明らかだと思います。
かといって、そのような茶葉が劣悪であるという事ではなく、使い方、用途により選んでいけば全ての茶葉(抹茶)は美味しく召し上がっていただけると思います。
また、茶葉(碾茶)を抹茶にするのに石臼引きと粉砕引きがあります。
石臼引きの方がより細かく引けるので旨味が増し、抹茶としての品質が上がりますが、一つの石臼で約40g/hしか引けません。
取材では、一番茶を大切にする茶農家の姿勢も伺いました。
雷一茶の使用する茶葉(抹茶)は、一番茶しか栽培しない茶農家の一番茶を、石臼引きした抹茶を使用しています。
『茶農家さんの一年に一度の芸術品を、こだわり商品に変えて皆様に味わっていただき、生産者とお客さまが笑顔で繋がれる』そんなお店を目指しています。
人気のメニューやおすすめポイントとは?
やはり気になるのが人気のメニューやおすすめのスイーツ!こだわりのポイントを伺いました。
店内でお出しする、お薄茶、グリーンテイー、抹茶ラテ、抹茶ビール、等に使用する抹茶は、宇治産一番茶の若芽を手積みした茶葉(碾茶)を店頭の石臼で引いた引き立て抹茶を使用しています。
店内一番人気のお濃茶アイスは、日本一美味しい抹茶のアイスを作りたいという思いから、選び抜いた抹茶を熱をかけずアイスに使用した、無香料・無着色のアイスです。

3.5%の抹茶を使用しているのに苦味はほとんどなく、抹茶の旨味を味わえる自慢のアイスなので是非一度ご賞味いただければと思います。
取材時には抹茶菓子の試食も紹介していただきました。現在の試食や商品ラインアップは店舗でご確認ください。
常盤堂雷おこし本舗様の雷おこしも取り扱せていただいていますので、抹茶商品だけではなく浅草土産もお買い求めいただけます。
また、2016年7月より常盤堂雷おこし本舗様に弊社抹茶を使用した『お濃茶 雷おこし』をオリジナルで作っていただき販売をしています。一味違う浅草土産に使っていただければと
思います。

地元客にも海外の方にも愛される浅草のお抹茶スイーツ店
どんなお客様に愛されているのか、また今後どんなお店にしていきたいか伺ってみました。
取材当時、開店2年目のお話では、お茶をよく知るご近所の方には『ここのお薄茶はお得よ』と言っていただけます。
おそらく品質と価格の値ごろ感の事を言っていただけているのだと思います。
店の場所がら、観光バスのお客さまが多く観光地を知り尽くした添乗員の方も多くご来店いただけますが、浅草に来るたびに来店していただける添乗員の方も増えてきました。

そして忘れてはいけないのが海外のお客様。
海外でも“グリーンティー”が流行、日本の“お茶”を目当てにされるお客様も増えています。
浅草は全国からまた海外(インバウンド)からも多くの観光客が訪れます。
抹茶と言えば京都ですが、今後は東京の浅草でも本物の美味しさに出会え、また抹茶について良く知っていただけるお店にしたいと思っています。また、抹茶好きな方への手みやげには『雷一茶』の商品をお持ちすれば間違えないと、言っていただけるような商品を取りそろえていきたいと思います。
取材当時は、自分で石臼を挽いて抹茶を点てる体験も将来の構想として伺いました。現在の体験プランは、浅草2丁目の「お抹茶体験店」の公式案内をご確認ください。
日本の方も海外の方も、少しだけ踏み込んで抹茶を知っていただけるような、また『苦いから抹茶は嫌い』という方にも是非一度試していただきたいお店です。
数年後には、浅草で抹茶のお店と言えば『雷一茶』と言っていただき、目的地になるお店を目指していきたいです。
抹茶のスイーツを食べ比べるなら浅草の抹茶スイーツガイドへ。持ち帰る和菓子を探す方は浅草のお土産ガイドも参考になります。
| 店舗名 | 雷一茶 浅草本店 |
|---|---|
| 住所 | 東京都台東区花川戸1-15-9 |
| 営業時間 | 月曜10:00〜17:00、火〜日10:00〜17:30(公式店舗案内)。 公式店舗案内に本店の定休日記載なし。臨時休業は公式のお知らせで確認。 |
| アクセス | 銀座線浅草駅徒歩5分、東武浅草駅徒歩3分(公式目安)。二天門・花川戸側。 |
| 禁煙・喫煙 | 最新の禁煙・喫煙条件は店舗へ確認。 |
| 備考 | 03-6802-7948 お抹茶体験店・工房と茶寮は浅草2-7-3。本店とは別住所。 |




