Kappabashi_landmark

かっぱ橋道具街の歴史


更新日:2015/02/26

浅草周辺には、少し歩くと面白い場所がいっぱいあるんだ。そのうちの1つが「かっぱ橋道具街」。浅草周辺の、蔵前、浅草橋、馬喰町などは問屋街としても栄えているんだけど、この調理器具などが一式揃う問屋街がかっぱ橋道具街だよ。そんなかっぱ橋道具街の歴史を知ってみよう。

浅草からすぐ!かっぱ橋道具街の歴史

Kappabashi_landmark

「かっぱ橋道具街について教えて!」
「浅草と上野の中間に位置し、南北約800mの商店街だよ。現在は、約170店舗あるよ。」
「いつ頃からあるの?」
「大正の初期、 江戸時代に作られた新堀川の両岸に古道具を商う商人たちがお店を出したのがきっかけとされているんだ。大正12年 新堀川は 関東大震災の後に暗渠化され、今は、もうないんだ。」
「新堀川は、現在のかっぱ橋道具街のどの辺りにあったの? 」
「かっぱ橋道具街のど真ん中を流れていたんだよ。かつては現在の入谷付近からかっぱ橋道具街、新堀通を通りを経由して蔵前橋通まで東に折れて隅田川に注いでいたんだ。新堀川があったときは、浅草と上野を行き来するとしたら、必ず新堀川を渡らなければならなかったんだ。池波正太郎氏の「金貸し幸右衛門」(『剣客商売6』新潮社)に新堀川が登場するよ。」
「昔は、 新堀川の上を都電が走ってたわよね?」
「昭和44年まで 新堀川の上を都電が走っていたよ。 新堀川には、 合羽橋と菊屋橋が架かっていて、この二つの橋は今も交差点の名前として残っているよ。」
「大正12年 新堀川は 関東大震災の後 、かっぱ橋道具街はどうなったの?」
「関東大震災後の復興で、合羽橋周辺に食に関連のある商店が集まり始めたんだ。」
「合羽橋名前の由来を教えて。」
「かっぱ橋の由来は、2つの説があるよ。1つは、 「雨合羽」説。 金竜小学校跡地辺りに昔、伊予新谷城主の下屋敷があって、天気の良い日に近くの橋に 侍や足軽が内職で作った、たくさんの雨合羽を干していたからと言われているんだ。もう1つは、「河童」説だよ。 浅草駅から約10分歩いたところ、 台東区松が谷3丁目に 曹源寺、通称かっぱ寺があるんだ 。かっぱ寺 には、かっぱの墓所とかっぱの手のミイラがあるよ。」
「なぜ 曹源寺にかっぱ由来のものがあるの?」
「今から約180年前の文化年間の時代に、 雨合羽の大店を経営していた合羽川太郎(本名合羽屋喜八)と近隣住民たちは、この地の水はけが悪さと、少量の雨でもすぐに洪水になってしまうのを、どうしたものかと頭を悩ませていたんだ。そこで 合羽川太郎が 私財を投げうって掘割工事を始めたんだ。しかし工事はなかなか進まなかったんだ。その様子を見ていた隅田川にいた河童達は、川太郎の善い行いを見て、夜な夜な工事の手伝いをしたそうだよ。そして、なぜか手伝う河童を見た人々は、運が開けて、商売繁盛したと言われているんだ。毎年10月9日の道具の日にに開催されているかっぱ橋道具まつりでは 黄金に輝くかっぱ河太郎像に商売繁盛を祈願してるんだ。」
「黄金のかっぱは、いつからあるの?」
「かっぱ橋道具街のシンボル像「かっぱ河太郎」は 2003(平成15)年に、 合羽橋道具街の生誕90周年を記念して 彫刻家の西村祐一氏と工芸作家の北村真一氏によって制作されたんだ。」
「飲食店関係でなくても購入できる?小売もしてくれるの?」
「もちろん、購入できるよ。ほぼ全店で小売しているよ。」
「どんな人が購入しているの?」
「食に携わっている人が多いよ。例えば、日本料理を例にとってみると、板前さんが買い出しに行くときのかご持ち、道具出し、洗い方、つけもの(野菜係)焼きもの、八寸(盛りつけ係)向こう板、焼き方、煮方、脇板、立ち板などたくさんの人がいるんだ。その人たちが使う包丁、まな板、鍋、箸、器、当たり鉢(すり鉢)、おろし金、箸置などを揃えているよ。もちろん、一般のお客さんや海外の観光客にも人気だよ。」
「食品サンプルまでもそろっているわね!」
「食べ物屋さんのショーケースに並ぶ食品サンプル。かつては蝋で作られていたんだよ。現在はプラスチックで作られているんだ。これも、かっぱ橋道具街で手に入る。この食品サンプルは、日本独自の技と文化だというので、海外からの観光客にとても人気があるんだよ。「元祖 食品サンプル屋」さんの合羽橋ショールームでは昔ながらの蝋を使った食品サンプルの制作体験ができるんだ。 エビ・ナス・カボチャ・シイタケ・サツマイモなどから 天ぷら2個 、レタス1個を製作できるよ。予約が必要だよ。」
「楽しそう!道具街の営業時間を教えて。」
「一部の店舗を除き、9時から17時まで営業しているよ。休日は、かっぱ橋道具街全体としては、定められていないんだよ。月曜日から金曜日は、ほぼ全店営業していて、土曜日は全体の90%強、日曜と祝日は30%程度が営業しているんだ。行きたいお店があれば各店舗のホームページなどで営業日時を確認してね。」
「行き方を教えて。」
「JRを利用する場合は、山手線・京浜東北線「上野」「鶯谷」駅を下車 して徒歩15分だよ。」

スポンサーリンク

スポンサーリンク

by
カテゴリ:歴史 タグ:
応援コメントをどうぞ!
  1. icon

    より:

    男性 (~10代)

    2016/10/28 13:44

    とても良いですね。安心しました。

  2. icon

    匿名 より:

    男性 (50代)

    2016/10/28 14:08

    前に一回だけ行ったことがあるのですが、あそこはとても良いところですよ!

  3. icon

    匿名 より:

    男性 (~10代)

    2016/11/08 21:22

    ためになりました☺
    ありがとうございました。

  4. icon

    鎖那 より:

    女性 (~10代)

    2016/11/08 21:24

    分かりやすかったです(*^^*) 
    どうもありがとうございました。

    • icon

      あかり より:

      女性 (~10代)

      2016/11/08 21:27

      合羽橋、いってみたいと思います❗

お店・スポットへ応援コメントお願いします。

ニックネーム

年代

性別

アイコンを選択

メッセージ