通りを明るく照らしていた光が、ガラスを通してぼんやりと店内に差し込み、時間がゆったりと流れる空間へと、しばしのトリップをすることができます。

年季の入ったカウンターや、昭和生まれには懐かしく、平成生まれには文化財にすら思える砂壁の座敷は、ちり一つない清浄さで、今なお現役である矜持を垣間見せてくれます。

創業して100年間、歴史上の人物もここでお寿司を食べたのだろうか・・・。と、往時に思いをはせてみたくなる。そんな魅力的なお店がここ、紀文寿司です。アクセスは東京都台東区浅草1丁目17-10。

創業100年の紀文寿司で、職人の手による旨い江戸前寿司を食す。

fmichikkさん(@fmichikk)が投稿した写真

伝統的な江戸前のネタを味わえるお店はほかにもありますが、お店構えや、大将のさりげない空気感も含めての、江戸古来の粋を味わえるお店というのは、そう多いものではありません。

手仕事にこだわるからこその絶妙の脱力感と、画一した規格の現代の飲食店からは抜け落ちてしまった繊細な職人技が同居する、稀有な存在のお寿司屋さんだといえましょう。

営業時間は、昼の部が12:00から13:30、夜の部が17:00から20:00となっています。日曜と祝日は、12:00から18:00までの営業、そして水曜日は定休です。

煮切り醤油で食べる紀文の江戸前寿司。

握りには包丁を入れ、煮切り醤油をあらかじめ塗ってあるというひと手間も、江戸前ならでは。
ネタの種類は、旬によってベストな仕入れにこだわるため、一期一会の趣きもあります。
煮ハマグリやアナゴなど、切り身のお魚以外を用いるネタは、江戸前寿司の真骨頂です。

上寿司が2920円、特上寿司が3680円と、特段高価ではないところもうれしいですね。
お刺し身や焼き魚など1品メニューは時価の場合が多いですので、ご予算を告げて見繕ってもらうのも、思わぬ美味にめぐり会うことができて、良い思いでになるかもしれませんね。

さてここで、紀文寿司でお食事をされたお客様の口コミを見てみましょう。

「お昼に来訪しました。職人さんは、私に注文をきいてから、ワサビをおろしはじめます。
これが昔からのお寿司屋さんのリズムなんだと感動。そしてまた職人さんは手を洗い、おもむろに握り始めました。

こちらまでリラックスしてくる風ぼうだけど、手さばきはキュッキュッと流れるように鮮やか。コハダは糖分が少なめで味わいもきりっとしています。

シャコの爪は一つ一つ丁寧にむかれ、『仕事に慣れないと、それをむくだけで日が暮れてしまいますよ。』と職人さんは笑っていました。」

「私は九州出身ですが、一度江戸前のおすし屋さんというものを体験してみたいと紀文寿司へ。同じブリでも、九州では鮮度を生かしてすぐに供するのに対し、こちらはしっかりと寝かされた熟成したお味で、脂のうまみが秀逸です。お店の落ち着いた雰囲気も含めて、いい時間を過ごさせてもらいました♪」

口コミをみると、確かな技と伝統が背景にあるからこその絶妙に力の抜けたお店の空気と、コストに照らし合わせて考えればまず採用されない、職人が手間暇をかけた寿司ネタが味わえること、さらには、魚を寝かせることで熟成させうまみを出す技法など、お寿司の世界の奥深さを味わわせてくれることでしょう。

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店名 紀文寿司
住所 東京都台東区浅草1-17-10

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