浅草を観光するのであれば、朝から楽しんでみてください。
朝の浅草は、まだ観光客も少なく、地元の方が散歩していたり、店が開店準備をしていたり、店の前を掃除していたり、そんな“普段の浅草”が垣間見れます。
喫茶店の厚切りトーストで朝ごはん
朝の浅草を楽しむならば、「喫茶店」での朝ごはんがおすすめです。
文化はカフェから作られるといいますが、浅草も同様に多くの文化人が喫茶店を楽しんでいました。
そんな浅草の喫茶店の1つが、「珈琲屋」。そのまんまのネーミングが良いですよね。
珈琲屋は、浅草の雷門から1つ江戸通り方面に進んだ、仲見世と並列して通る「かんのん通り」に位置します。
ここの通りは、にぼしの風味が強く人気な中華そばの「つし馬」、昭和15年から続くお煎餅屋の「和泉屋」、和風なジェラートが食べられる「ITARIAのじぇらあとや」、昭和33年から続く居酒屋「志ぶや」など、美味しいお店が揃う通り。
そしてこの「珈琲屋」も戦火の終わった1945年(昭和20年)から創業をした歴史ある喫茶店です。
数年前にリニューアルをされたそうで、レトロな雰囲気はそのままですが、外壁などは綺麗です。
メニューや食品サンプルが飾られています。
落ち着いて休憩できる店内
店内も店外もレトロな感じが目に付きます。
店内には昔の振り子時計や、電話などが飾られています。
ステンドグラスもあってよい雰囲気。
モーニングセットを注文
浅草で朝ごはんを食べられるお店はたくさんありますが、特に喫茶店が充実しています。
喫茶店といえば、厚切りトースト。やはり、分厚く切られたトーストは、なかなか家で食べるトーストとは違います。そしてここ「珈琲屋」では、そんな王道の喫茶店トーストが食べられます。しかも、きっと想像するより超厚切りで。
モーニングは11時までで、トースト、サラダ、ゆでたまご、飲み物がついて700円です。
トーストにはジャムがつき、いちご、マーマレード、メープルから選べます。
飲み物は、ブレンド、アメリカン、アイスコーヒー、紅茶、、アイスティ、ホットミルク、アイスミルク、オレンジジュース、コーラ、ジンジャーエール、ソーダ水から選べます。ソーダ水なんて、なんともレトロですね!
アイスコーヒーは酸味が強くなく、濃すぎず好みのアイスコーヒーです。使わなかったので生クリームか珈琲クリームか判明できず。味見すればよかったです。
オレンジジュースにはミントの葉っぱが乗っていました。
トーストが焼けるまでおよそ5分少々。焼きたてが到着します。
綺麗な狐色のトーストです!マーマレードジャムがついています。
こちらはメープル。
サラダにはシーザーサラダドレッシングがかかっていました。野菜はキャベツ、コーン、パプリカ、きゅうりです。
喫茶店のサラダってしなしなしてるところが多いですが、ここはちゃんとしゃきしゃきしていました。(朝一だったからかも)
ゆで卵は黄身までしっかり固めなタイプ。塩を振って食べます。
そして肝心のトーストですが、そとはさっくりなかはふわふわ!しかも見ての通り普通のトーストの倍の厚さがあります。バターが乗った状態で焼かれているので、溶けたバターが染みこんでいて美味しいです。
ジャムやメープルはお好みで。私はあまり甘いのが好きではないので使いませんんでした。そのままで十分美味しいです。
ただし…とにかく量が多め!
食パン2枚食べているのと同じなので当たり前ですが、お腹パンパンになります。血糖値急上昇といった感じです。量があるのは嬉しい限りなんですけどね。
小食の方は少し残すことになってしまうかもしれません。お昼を控えめにしても良い場合に来ると良いかもしれません。
喫茶店定番メニューが
モーニング以外のメニューも気になる方はこちらも参考に。
軽食も美味しそう。ピラフにナポリタン。定番の喫茶店メニューです。
飲み物も定番のカフェメニュー以外にクリームソーダや珈琲フローとなどもあります。量は食べれないけど、甘いものが欲しいときに良いですね。
おすすめは珈琲ゼリー、パウンドケーキ、抹茶ロールケーキなのだそう。
浅草の中心に位置しますので、朝ごはんを食べて、観光に繰り出しても良いですし、観光途中で休憩しても◎。使い勝手の良い喫茶店でした。