浅草の隣、蔵前。ここ蔵前は今「東京のブルックリン」と呼ばれるほど熱いエリアなのです。駅前はあまりお店も少なく、正直もう少し栄えてくれたらなぁ・・・と言う気持ちもあるのですが、少し駅から離れると、良い感じのお店が多く、わざわざ訪れる人も多いのです。

蔵前でランチを食べよう!人気のお店やおすすめの昼ごはんを紹介。

そんな蔵前と言うエリア。カフェや雑貨屋さんが多く、お昼が面白いエリア。せっかく来るなら美味しいランチでも楽しんで帰りたいですよね。今回は蔵前でいただける美味しいお昼ご飯を紹介したいと思います。

結わえる:寝かせ玄米が人気!ヘルシー自然食をしっかりと


都営浅草線蔵前駅から蔵前公園を過ぎ、厨橋方面へ少し歩くと結わえるに到着。

夜は居酒屋としてにぎわうこの店、お昼は”寝かせ玄米”ののぼりが目を引くランチの名店でもあるのです。看板メニューの箱善定食は、モチモチ食感でおいしい寝かせ玄米、汁物大、漬物、おばんざい2品がついて¥850、ハレ箱膳定食はこれに豪華な主菜が一品付いて¥1100。特筆すべきは、ほぼ全ての品目が日替わりで選択性であること。
けんちん汁にカレー汁、石狩汁など郷土色のあるメニュー、おばんざいも切り干し大根にしようかそれともひじき?おひたしもおいしそう・・・と、迷いに迷うことうけあいです。
料理研究家の土井善晴氏が提唱する一汁一般推奨論とも共通するものがあります。
すなわち、野菜や魚などが盛り込まれた具だくさんの汁ものと、精白の度合いを抑えてビタミンB1などの栄養を残したお米からなる、かつての日本人の日常食の優れた形式を復活させようというものです。
根野菜や海草を取り入れた、食物繊維やミネラルが豊富な伝統的な和食を、リーズナブルな値段で食べられるという昭和の定食屋は今まで働く日本人を支えてきましたが、減少気味です。それを絶やさず昔と今に結わえるという大切な役割を果たしているといえます。
ヘルシーだからといって物足りないということはまるでなく、ボリュームも味も満足。お店には結わえるで食べられる寝かせ玄米をはじめ、全国から集めたこだわりの調味料や加工品などが購入もできる販売店も入っていますので、それを見るだけでも楽しいですね。

ゴゾーロ:本格イタリアンをお安いランチ価格気軽に!


都営浅草線の蔵前駅をA3出口で降りて、蔵前橋通りに向けて少し歩くと裏道にあるのがゴローゾ。

瓦屋根にブラウンの扉という主張のないいでたちながら、本格イタリアンが楽しめるお店として知る人ぞ知る穴場です。

ワインをゆっくりと傾けながらいただくディナーもさることながら、日替わりパスタランチ¥900は、その味とボリューム、さりげないオリジナリティーによって出色の出来となっています。
まずこぢんまりとした椅子に腰かけたあなたの胃をやさしくなでてくれるのが、ミネストローネ。じっくり煮込まれ、透き通った野菜たちに、時折顔をのぞかせるホクホクのお豆。食欲を呼び覚ますのにぴったりの優しいお味です。
メインのパスタは日替わりですが、一例をあげるとアサリのトマトソースパスタ。殻つきで大ぶりのアサリがごろごろとはいった姿は壮観で、
パスタでありながらアサリの酒蒸しを食べるような満足感まで味わえます。トマトソースも作りたてならではの軽やかさでフォークを巻く手も速くなり、麺をかむと小麦とオリーブの香りが混ざり合うところなど、これぞ本格イタリア料理店ならではのパスタなのです。食後のハーブティも消化を助けてくれて、五臓六腑にしみるランチになりそうですね。
夜もお伺いしましたが、ワイン傾けながら野菜、魚、肉、そしてパスタとこだわりの品を楽しむことができます。

BLISS:巨大なもちもちナンと本格カレーをカフェ風の雰囲気の中で

BLISS
都営浅草線のA1出入り口すぐにあるインド料理のお店BLISS。
最近の研究ではインド料理に用いられるスパイスが、脳の疲労を引き起こす物質を速やかに排出するのを助ける効果があることが明らかになるなど、数学に強いインドの秘密の一端を垣間見る思いで、ますますインド料理に注目が集まりそうです。
御徒町の宝飾街の影響で、インド料理が非常に多い台東区。その中でもカフェっぽい雰囲気で入りやすいのが特徴です。
ダブルカレーランチ¥950は、サグ(ホウレンソウ)、マトン、バターチキンなどから2種類を選べる お好みのカレーと、大きなもちもちのナンかライス、サラダがついた充実の内容。カレーはタマネギやトマトの甘みがベースになって、クローブやカルダモンがふわっと香るという、刺激を前面にというよりは、優しいフレンドリーなお味です。また、カレーにナンかライスがつくお持ち帰りセット¥500も人気。天気の良い日はすぐ近くの蔵前公園でお天道様の下、インドの混とんとした雰囲気に思いを馳せながら召上るのも一興ですし、お近くにお勤めの方はオフィスで召上るのもいいですね。もし私が隣にすわっていたら、香りに我慢できずに私もカレーを買いに行くでしょうけど(笑)。

くわちゃん:本場広島のお好み焼きを東京蔵前で!

蔵前神社と、かや寺にちょうど挟まれた場所にあり、神仏のおひざ元で香ばしい香りを立てているためにちょっと縁日のような連想もさせてくれる鉄板焼きのお店がくわちゃん。
こちらは広島出身、本場広島のお好み焼き屋さんで修行した店主がスタートしたお好み焼きのお店。広島お好み焼きランチ¥800が人気です。広島お好み焼きといえば、階層ごとに分かれて作られているからこその、食材ごとの特色が生かされた味が魅力。小麦粉の生地はクレープのように薄くもちっと焼かれ、キャベツとモヤシは蒸されて甘みが増し、脂身がおいしい豚肉はますます旨味がアップ・・・!!まるで数多くの料理が合体したかのようなダイナミックなおいしさです。
そしてなんといっても、ふんわり卵とソースの焦げた焼きそば、これがほどよくジャンクで、楽しい気分にさせてくれるんですよね。これはもう、ランチタイムからビールを頼まずにはいられないのではないでしょうか?(笑)
このほかにも、牛ハラミ鉄板定食¥900や、ホルモン味噌ダレ鉄板定食¥880など、日替わりランチもあります。広島東洋カープが上位の常連になったように、このお店も浅草蔵前ランチの鉄板になるかもしれません。夜は鉄板で仕上げる創作焼き物料理のメニューが豊富。もくもくとした鉄板の煙と冷たい飲み物で食もお酒も進みます。もちろんお好み焼きだけを食べてもOKのよう、持ち帰りなども対応しているので、気軽に足を運んでみましょう!

Ash:お一人様ランチにもぴったり。バーカウンターで定食を

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都営浅草線浅草駅と蔵前駅の中間、江戸通りの駒形2丁目。
隅田川のほとりでランチといきましょう。ここAshiは、夜はバーとして営業しているため、きれいなバーカウンターを備えており、おひとり様でも入りやすいランチのお店。
大分名物をメーンに据えた定食と、浅草橋の名喫茶店”葦”直伝のカレーやロールキャベツといった喫茶店ランチ、2系統に強みを持っているのが特徴。小鉢にはいった副菜も二つ三つと付いてきますので、気になる栄養面もカバーしてくれますね。
自慢のチキン南蛮定食¥850は、酸っぱさと甘さがしっかり効いたタレと、かみしめるほどにしみわたる鶏のうまみが相まって、お口の中がドラマチックな展開に。この、「や、やられた〜」というおいしさのショックは、チキン南蛮ならではで、だからこそご飯も進みます。
浅草といえばおいしいお魚も楽しみですが、ベーシックなわさび醤油もいいですけど、
大分名物の”りゅうきゅう”もいかが?こちらは、たっぷりのすりごまと醤油を合わせたタレに、お刺し身を漬けておいたもので、お刺し身とごまってこんなに合うの?と驚きの味です。

珍満茶楼:自家製麺の担々麺と餃子が美味!

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都営浅草線蔵前駅をA1出口で降りて、国際通りと江戸通りの分かれ目付近にある中華ランチが人気の珍満茶楼。
創業は1936年という老舗で、なぜ時代を超えてサラリーマンたちを中心に愛され続けるのか?という好奇心がわきます。それはかたくなにハンドメイドを続けているからというのが理由の一つでしょう。
まずは自家製麺。広東麺¥760や酸辣湯麺など、自慢の麺料理たちの肝となっている麺です。ストレートで、添加物がほとんどないことを思わせる繊細な風味。一般的なラーメンの麺はどうしてもかん水の鈍重さが出るものですから、この麺は珍満茶楼のやさしい味に貢献しているといえましょう。特に人気なのが担々麺¥760。ゴマやナッツをお店ですりつぶしているために、舌の上にまだ生命感を感じるような後を引く味わいなのです。これはスープまで完飲必至、半ライスを追加で注文しておじや風にする人も続出です。
食後の杏仁豆腐 ¥100も、ふわっとした舌触りとナチュラルなアーモンドの香りが素晴らしく、これが本物の杏仁豆腐なんだなという感じです。外注や出来合いを取り入れては、先に消えていったお店をしり目に、頑固なまま生き残った・・・。そんなストーリーも頭に浮かぶ味をお楽しみください。

蕎麦酒房てらさわ:生桜海老のかき揚げが美味しい蕎麦や

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落語にもたびたび登場する蕎麦は、江戸風情を今に伝える食べ物の一つ。どの演目かは失念してしまいましたが、丁稚の少年が親方に連れられて花巻そば(海苔入りかけそば)を楽しみにするシーンなどは、情緒とともに、当時はそのメニューでも心躍ったのだなあとぜいたくに肥大したおのれの心に問いかけたくもなってきます。
時は流れ、現代風に豪華になりながらもどこかほのぼのとしたおそばランチが楽しめるお店がてらさわです。厨橋から続く春日通りを西に行き、寿三丁目交差点と子供園通りの間にあります。
ランチセット¥760は、サクサクな衣にゴボウやニンジン、キノコなど大地の恵みの野菜たちがくるまれたてんぷらを頭にかぶった、こだわりの石臼引き手打ち蕎麦に、胡麻と梅干が載ってかわいらしく装ったご飯、そして小鉢の冷ややっこという、動物性のものは少ないのに、手間暇がかかっているのできらきらと輝いて見える内容。ランチメニューは時期ごとに、さまざまな顔が登場する模様で、ある日には、はんぺんの磯辺揚げそばにミニとろろ丼という精の付きそうな内容で、¥1050。この辺のフレキシブルさも、個人経営ならではの味があって堪らないんですよね。まさに下町の味。生桜海老を使ったカキアゲも自慢の一つ。

きよまさ:懐かしいとんかつを家のような雰囲気で!


蔵前1丁目交差点から御蔵前公園へとはいる路地にたたずむ、庶民の味方のトンカツ屋さんがきよまさ。
エアコンの室外機の上にはお花の鉢植えが鎮座し、かつては濃い紺色だったであろう暖簾は、年月を物語るかのように薄くなり、その砕けた昭和の香にほっとします。
しかし、連日サラリーマンや学生が夢中で揚げ物を頬張る姿は創業当時と変わらず、バリバリの現役なのです。豚カツ定食並¥700は、ラードの豊かな風味とともに、バリバリと威勢の良いかみごたえの衣がはじけ、赤身と脂身がくっきりと分かれたお肉がお目見えします。
やや粘度の低いドミグラスソース、付け合わせの野菜たちと白いお皿のコントラスト、御飯にお新香おみそ汁という、おばあちゃん家に来たような錯覚さえ起こさせるわき役たち。そのすべてがノスタルジーであり、原点ともいえる味です。
トンカツとともに名物なのがアジフライ。アジフライ定食¥650や、日替わりランチ¥600でお目見えするこの一品は、お刺し身や塩焼きでも通用する大ぶりの肉厚なアジが、ジューシーかつしっとりとした食感となって供されます。加熱でうまみが、ラードでコクがアップしたアジは、ご飯がもりもり進んじゃいますよ。

cafe ile:カフェでいただける本格的なパスタ、お肉ランチ

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都営浅草線のA1出入り口から、江戸通りの反対側に1ブロックいくと、江戸通りに並走する御蔵前通り。歩行者中心のこの通りをぶらぶらと駒形方面へと歩いていると、あくせくした世の中からの木陰のようにフレンドリーかつ物静かなイノベーション喫茶店、ileが見えてきます。
「ふう、硬いアスファルトの上を歩くのも何だか疲れたな、ちょっと休憩しよっか・・・。」といった感じに、江戸っ子が聞いたらあきれるような弱音を吐くのも許してくれそうな包容力があります。
ちょっとコーヒー一杯のつもりでしたが、時は折しもお昼時。なんだか良いにおいもしてきますから、ついでにランチも召上りますか?
ランチはスパゲティー、ライスとお肉のプレートランチ、カレーの3種類のメニューに、サラダとドリンクがついて、いずれも¥900です。
喫茶店、カフェのランチと言うと、ゆっくりできる反面あまりお味に期待ができなかったり・・・なんてこともありますが、こちらは全く別もの。オープンキッチンで見えるのは本格的な料理姿。カフェで食べられる味を超えたパスタやハンバーグなどがいただけるのです。リラックスしているからか、パスタをゆっくりと味わったり、とろとろに煮込まれた口当たりの良いカレーなのに、いつもよりよく噛んで食べていたり・・・。これって、無意識に時間をかけて食べることで、お店に長居したがっているってこと?(笑) プレートランチのお肉のたれがちょっとご飯やポテトにしみているところを見つけて、小さな幸せに浸ったりなんかして。ゆったりとした時間を過ごしたい人に本当におすすめのカフェなのでした。

今井総本店:正統派和食を手軽に!うなぎもお米も美味しいランチ

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よく若者のお米離れなどと言われますが、それは嗜好の変化というよりおいしいご飯を食べる機会が減っただけのように思うのです。
チェーン店で出てくるご飯が関の山だとしたら、ご飯ってたいしておいしくないと若い人に言われても、その発言を責めることなど私にはできません。
ご飯のおいしさを知らない人は初体験に、知っている人はランチのご飯の出来にがっかりしないために。そんなお店が今井総本店。
フグやウナギが強みの割烹ですが、ランチも好評のお店で、特にご飯は一粒一粒がくっきりと分かれて弾力ある炊き上がり、いわゆる「お米が立っている」という 絶妙の状態で、素晴らしい香りとともにかみしめると広がる甘みは、日本人の魂に訴えかける収穫の喜びに満ちています。
和食のお店のご飯って、どうしてこんなにおいしいんでしょうね。
おかずは日替わりですが、焼き魚¥950、スパイシー牛焼き肉丼¥800は定番。魚の種類が何なのかも、通っているうちに色々体験したいところですね。皮までパリパリの鮭、こってり甘辛のぶり照り、ジューシーなホッケ・・・。もちろん売りメニューの鰻もランチでいただけます。都営浅草線蔵前駅A4出口から、蔵前小学校通りを西に行くと、三柱通りと交わった角にあります。外観はまさに一軒家の料亭。しかし、中に入るとそのフレンドリーで意外にも庶民的な雰囲気。そのギャップもまた食事が美味しい理由かもしれません。

ラーメン改:貝が凝縮!丁寧で美しい貝出汁ラーメンは必食の味。

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国際通り沿い、蔵前ホテルなどがある向かいにある宮内ビル。その1階には自家製麺の文字とともに、口をちょっと開けて二枚貝のようにあなたを吸い寄せるラーメン店、ラーメン改が待っています。
お店の軸である定番の一杯が本当に実力派、一度は食べていただきたいラーメンなのです。貝塩ラーメン \780は、つるつるシコシコの自家製麺が貝だしの塩味スープにたゆたい、表面にはうっすらと油が水玉模様となって、ミツバとタケノコがふわっと和の香りを放つ。このやさしい口当たりの澄んだラーメンは、1日の一食目や飲んだあとの〆にも通っちゃいそうな魅力があります。何を隠そう私が大ファンのこのラーメン。何度足を運んだか分かりませんが、いつ来ても、ああ今日も来てよかったとしみじみしてしまう味わいなのです。貝と2本柱なのが「煮干し」。濃厚、淡麗と選べる煮干しは、貝ラーメンに劣らず素材の味を楽しめる一品。ぜひぜひ両方試してみてください。そしてお腹にまだ余裕があれば追加注文してもらいたいのが、貝油和えそば。貝の油って何?と頼んでみると、ああなるほど!と納得のいく貝の風味満載の油に絡んだ麺がまた美味しいこと!刻まれたチャーシューがまたいい具合です。この和えそばを食べ、残しておいたスープをすするのがたまらないのです。
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このお店の特徴は、それだけでなく前進を続けるラーメン店であるということ。数十食限定の新作ラーメンを続々と開発し、新たな境地への探求に余念がないのです。例えば、貝みそラーメン西京みそ仕立て。アサリやハマグリなど数種類の貝の濃厚なだしに、京料理のようなみやびな西京みその風味が合わさり、それはそれは美味。貝だけでなく、担々麺や冷やしラーメンなど、その時々により限定品がる場合がありますので、偶然の出会いも楽しみに伺いたいですね。

タンタンタイガー:毎日食べたい!具材と麺のバランスが美味しすぎる担々麺。

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※パクチーメガ盛り!通常はパクチーは入っておりません。
料理の着想とはどんなきっかけによるものなのか?どう閃くのか?という疑問は私以外にも浮かんだ方は多いことでしょう。
担担麺をみると、薬効を追い求めた組み合わせではないかと思うほどの見事なスパイスと具材の調合に思わずため息が漏れます。ニンニクとトウガラシ、山椒が効いて体温と免疫力がアップし、ゴマやピーナッツの良質の油はエネルギー源とともに、血液もさらさらにするという具合です。始まりは屋台料理だったという担担麺、競合も多かったはずです。そんな中で、担担麺を食べるとなんだか元気が出るという評判を得れば、それが差別化となって繁盛したのかもしれません。そして、古代中国に生まれた発明品を現代の蔵前でさらに美味しくバージョンアップしたのがここタンタンタイガー。
実はここの店主である通称〝クロちゃん〟(あの芸能人に似ているので・・・)こと東山さん。実は飲食店のライターなども昔からされており。知る人ぞ知る存在。私も存じておりました。とても研究熱心な方のため、その材料はもちろん、配分なども非常にこだわられており、その全てが詰まった担々麺がいただけるのです。
汁なし担担麺\850は、全粒粉がふんだんに用いられた風味豊かなややワイルドめの麺で、お好みで選べる麻(山椒のしびれ)と辣(トウガラシの辛さ)が脳にガツンときて、体に喝がはいります。肉みそやトウチのこってりした味もありながら、スパイスによって食後感がすっきり壮快なのは、ランチにももってこいの特性ですよね。パクチーが好きな方は、パクチー増しもできます。大好きな方にはなんとメガパクチーなるものも!一度いただきましたが、本当にパクチーだらけになるので、1回目は普通に頂いて2回目以降に試すのがおすすめです。笑 場所は蔵前橋通りの蔵前4丁目交差点付近です。

蔵前いせや:リーズナブルで大満足のランチ天丼!

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浅草名物の一つがてんぷら。油ものと御飯を一緒に食べることで血糖の上昇の速度が遅くなり、てんぷらの衣で包まれて揚げることで、ネタのビタミンやミネラルが流出さずに摂取できる、意外な健康面もあるのです。そんな美味しい天ぷらで私のおすすめは蔵前いせや。ランチ天丼が\700というお手ごろ価格ながら、ネタの迫力と衣に染み込んだ甘辛のたれ、そして下から熱気を与え続けるおいしいご飯と、天丼のだいご味が存分に味わえるお店なのです。
ランチ天丼のネタは海老三本、アナゴまるまる一本、いかか小海老のカキアゲ、さらには限定数ながらふぐ天までラインナップにあり、江戸っ子らしく粋にパッと決めたい人を困らせてくれます。お店の雰囲気も気取らない庶民派ながらもヒノキのカウンターが清潔で、お客さんもあまりおめかしもせずに純粋に天丼を召し上がりに来ている方が多いのも渋くて魅力です。場所は春日通りの三筋3丁目、厳念寺の向かいです。

PINZO:本場の味が食べられるイタリアンでパスタを

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蔵前で本格イタリア料理のランチを楽しみたい方にお勧めなのがPINZO。
パスタランチが、農園野菜のポタージュ、本日のパスタ、ナポリコーヒーか伊勢の和紅茶、フォカッチャで\1080。ランチコースはこれに、シェフお任せの前菜盛り合わせと、ミニドルチェが加わって\2380です。
トマトソースやクリームソース、ジェノベーゼソースなど自在にソースを組み合わせて、ごろごろとはいった食材たちのうまみを引き出すシェフの技は、トスカーナ料理の真骨頂。
牛バラ肉のトマト煮や、真鯛のアクアパッツァといったアラカルト料理によって、ディナータイムに存分に味わえるのですが、じっくり煮込まれて食材たちが混然一体となったおいしさという共通の魅力は、ランチのスープやパスタにも生きているのです。
カボチャや豆など季節の食材が溶けたスープはドロリと濃く、野菜の甘さが後をひくおいしさで、フォカッチャでお皿をぬぐって召上るひとときもまたうれしいひと手間。日替わりのパスタは一例ですと、塩漬け豚のパンチとトマトのほのかな酸味がバランス良いアマトリチャーナ、自家製たらこ、アンチョビと野菜、魚介のオイルパスタなど、さすがの本格派。現地でいただくパスタの味に敬意を払ったその味は、ランチタイムに小旅行気分をプレゼントしてくれます。お店は隅田川の西岸、厩橋の袂を南に折れてすぐにあります。

シエロイリオ:スカイツリーを見ながらヘルシーボリュームランチを

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活気あふれる浅草蔵前エリアをしり目に、今日も悠々と流れる隅田川。水面をゆらめかせながらゆったりと流れるリズムは昔から変わらず、どんなに都市が発展しても不変の聖域として愛されているのでしょう。
そんな川沿いでのお食事は童心に帰ったピクニック気分が味わえて、観光にすてきな1ページを加えてくれます。
シエロイリオはそんなリバーサイドを楽しみつつランチを召上りたいお客様に絶好の店。厩橋の台東区側のたもとを南に折れてすぐにあります。
ランチは日替わりのメニューやパスタも充実しており、注目はマーケットサラダランチ\1100。サラダはレタス、インゲン、ブロッコリー、ラタトゥイユやキノコマリネに、揚げたレンコンがあしらわれてボリューム満点ですし、目玉焼きとソーセージも添えられてさらに満足度アップ。パンもおかわり自由で、フレッシュなオリーブオイルとともに供されます。お野菜高騰のこのご時世、本当のぜいたくって実はこういうことかも?なんて頭をよぎります。
お腹も落ち着いてふと外を見ると、スカイツリーにヨモギ色の厩橋がかかり、カモメや小舟がちょこんと。まるで絵葉書のようないい景色ですね。

マクレーン:隅田川サイドで本格ハンバーガーを。

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蔵前で話題の本格ハンバーガースタンドがマクレーン。厩橋の台東区側のたもとの交差点の、北西の角にあります。
ハンバーガー\980は、こんがりとしたブラウンにふかふか厚めのバンズに、ごつごつとした肉が肉汁を何とかおしとどめているかのような迫力あるパティ、酸味もそのままのワイルドなトマト、ピリッとしたタマネギに、すがすがしい青っぽさのレタス。
バランスで考えれば、どいつもこいつも主張は強い。でも手にとってかぶりつくと、この崩れた危ういバランスでなければ味わえない、開放感ある意味が堪能できるのです。
形にはまった息苦しさとは無縁の世界、まさにハンバーガーはアメリカンスピリッツのかたまりなんですね。Today’s burgersは曜日ごとの一品で、ワカモレ、ピーナツバター、ブルーチーズなど、こだわりのグルメバーガーが色いろ楽しめますので、あえて 曜日をずらして通うのもありですね!お店の雰囲気もアーリーアメリカンで、かかっている音楽もオールディーズ。アニマルズの名曲になぞらえて、マクレーンはさしずめThe house of Rising sun who serves best humbergersだなと思います。

あさだ:160年歴史のある蕎麦屋でかも蕎麦を


おそばランチは浅草の定番ですが、ここはひとつ、老舗で粋に過ごしてみませんか。
竹の青葉とえんじ色の暖簾がお出迎えするあさだは、さすが安政元年に創業した160年の老舗だけあって、店構えは気品にあふれています。引き戸をからからと開けると、さながら和楽器の音色か?と錯覚するほど。五感に与えてくれる情報のすべてが、あさだの食事というエクスペリエンスの一部なのですね。
皆さんご存じの通り、江戸文化でそば屋というとおいしいお酒を飲む場所というもう一つの顔があり、もちろんあさだもその江戸文化を継承。日本酒の肴に、あんきも、てんぷら、鴨料理・・・。そう、老舗そば屋は超実力派の和食の店でもあるということです。それならば、ランチでもおそば以外のお味も体験して行きたいというのが人の性というもの。
そこで鴨せいろ\1300や、かき南蛮\1100はいかがでしょう。
きりっと澄んだおつゆに、鴨のおいしい脂とエキスがしみ出し、香り高い10割そばに絡みついた日には、お店のムードに浸っていた今までと打って変わって目の前のおそばに没頭してしまいます。かき南蛮は大きなレアのかきが4~5個もごろごろ。もちろん、シンプルにそばのおいしさを確かめるせいろ\680で攻めるのも乙ですね。場所は江戸通りの須賀神社と須賀橋交番前交差点の間にあります。

ダークホース:絶品のミートソースは必食!他にないパスタ専門店

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蔵前から浅草橋へ向かう方面。場所は江戸通りを須賀橋交番前交差点で西に折れて1ブロックいった角です。まるで西部劇に出てきそうな店構えから良い香りを漂わせて今日も道行く人を吸い込むスパゲッティ専門店がダークホース。
ランチは何十種類ものメニューがあり、それぞれ味わいもボリュームも満点!美味しいパスタが楽しめます。
ルッコラと明太子のソースは、明太子の強いうまみとスパゲッティの相性の良さはよく知られるところに、イタリア野菜のルッコラをプラス。しゃきしゃき食感とゴマに似た香りが、明太子パスタの味をさらに引き上げています。タコとブロッコリーのペペロンチーノは、自慢の特性ガーリックオイルに絡まったホクホクのブロッコリーが、野菜でありながらもちょっと出汁っぽいうまみもあるので、シンプルなペペロンチーノに華やかさが加わり、タコもアヒージョっぽく仕上がっていて病み付きです。
そしてダークホースで特に人気なのがミートソース。食材すべてが一体となった洋食系のミートソースともひと味違い、荒引きの肉が主張しつつタマネギの甘みやスパイスの香りもあり、生命力あるミートソースといったところ。ナスのミートソースはここにオリーブオイルを吸ってクタクタになったナスが加わって、至福の一言。パスタランチはサラダがついてすべて\900。1度は楽しみたいパスタです。

トロワキュイアサヌマ:隅田川を見ながらパスタやフレンチランチを

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蔵前はおしゃれな雑貨屋さんが立ち並び、隅田川の川岸の美しさも相まって、デートや女子会の舞台にももってこいの場所ですよね。大切な人と過ごす素敵な1日は、ランチタイムにもこだわりたいもの。「おなかすいたなあ。お昼は何にする?」となったときに、是非選択肢にいれてもらいたいお店がトロワキュイアサヌマ。隅田川にかかる厩橋の台東区側のたもとを駒方方面へと曲がり、少し行くと到着します。…と書くとみなさんが御想像した通り、素晴らしいリバービューも自慢です。
お昼のコース\1450は、たっぷりのサラダに生ハムやチーズが百花繚乱といった感じのフォトジェニックな前菜から始まります。もちろんお味も素晴らしく、さっぱりとしたサラダとハムの塩気のバランスはたまりません。そしてキノコや鶏肉がごろごろ入ったクリームパスタや、大葉が和の香を奏でるジェノベーゼパスタ、メインには豚肉ソテーマスタードソースや、スズキのポワレなど、王道メニューの満足に浸ります。コースのみならず、パッと入って一品もののランチメニューを楽しめるのもこの店の魅力で、パターチキンカレーやグラタン、日替わりのパスタが、それぞれサラダとパン、ドリンクがついて\900です。個人的にグラタンがむしょうに食べたくなることがあるので、欲求解消に伺うことも。是非1度脚を運んでみてくださいね。

ビストロモンペリエ:丁寧なフランス料理を気軽なビストロで

Juka Jukaさん(@fromdixyu)がシェアした投稿


ビストロモンペリエは、日々先鋭化するフランス料理というカテゴリーの中で、食べごたえのある正統派のごちそうとしてのフランス料理を提供してくれ、その手間を惜しまないお店として愛されています。例えばシベというメニュー。これはジビエをワインとフォン(動物の骨と肉のだし)で数時間煮込み、キノコやベーコン、隠し味に血などと合わせてさらに煮るという非常に手の込んだ逸品。
フランス料理に詳しくない人にとっても「おいしいごちそう」であり、食通にとっては「なんという素晴らしい仕事だ・・・」とうなるわけですね。
さてランチは前菜、スープ、メイン、デセール、紅茶とパンで\1850と、スープ抜きで\1350の2コース。前菜はダンプリングに野菜たっぷりのソースをかけたものやキノコのテリーヌなど、色鮮やかな大地の恵みが白いお皿に華やか。メインはお肉の煮込みやソテーか、お魚のポワレやムニエルに、ピラフが付け合わせとなったもの。
ほろりと崩れる優しい仕上がりのお肉やお魚に、奥深いソースはディナータイムのお料理たちとも通じるものです。デセールもフランス料理の欠かせない楽しみですが、ババロアやタルトタタンと、実にフランスらしいラインナップ。シェフこだわりの職人技を、まずはランチで気軽に味わってみてはいかが。蔵前神社から国際通りへと向かう道にあります。

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