浅草も、最近ラーメン激戦区になりつつあります(多分)。有名どころでは背脂たっぷり系の弁慶、博多ラーメンのいのうえ、300円台で美味しいラーメンが食べれると評判のら麺亭、にぼしベースの中華そば伊藤など、ラーメンを食べるには困らないエリア。
そんな中で浅草唯一のトマト麺、油そばが食べれるお店(たぶん)が「紅」です。X JAPAN的な感じで“クレナイ” と読みます。
浅草の油麺、トマト麺の「紅」
浅草の国際通りを三ノ輪に向かってまっすぐ進み、言問通りも過ぎさらにすすんだ左手にある赤いファサードのお店がそのラーメン屋さん紅。ビリーザキッドというステーキ屋の隣、国際通りを挟んだ向かいには、がっつり系パスタで有名なカルボがあります。

こじんまりとしていそうですが、中に入ると意外と奥まで広く、ニンニクやトマトや、なんだか色々入り交じった匂いが。
メニューは鶏トンコツがベースの醤油ラーメン、同じベースの塩ラーメン、お店の名前の由来にもなっているトマトラーメン紅、豚骨ラーメン、油そば、期間限定が新メニューの味噌ラーメンなどがあります。ラーメン好きの方から言うと、ここはトマトや油そばが美味しいとのこと。なんでもラーメンらしからぬ洋風なアレンジで美味しいのだとか。
トマトと油そばで迷いつつ、トマトはきっと「太陽のトマト麺」を思い出す感じだろうと勝手に決め込み油そばを注文。(今度はトマトにチャレンジしたいと思います。)
〆にぴったり!トマトの入った濃厚油そば

数分待つと、通常量は200gということでなかなかがっつりした油そばが登場です。麺の上には炒められたキャベツ、トマト、タマネギ、極太のメンマ、にんにくそしてチャーシューではなく鳥のせせりが乗っかります。キャベツはアンチョビで炒められており、そのままおつまみにもなりそうなレベル。そしてかなり大きめにカットされたセセリが美味しいです。しっかり味がついていてそのままでも食べたい感じ。ちなみにこのセセリがご飯の上にのった「せせり丼」もありました。

麵も美味しく、このあたりでは有名な浅草開化楼を使っています。間違いありません。
混ぜて食べると、本当に洋風で、なんとなくぺペロンチーノと和風パスタとラーメンの間の子といった感じで美味しい。下にたれがけっこう残っており最後が辛くなってしまったという失敗をしてしまったので、最初にしっかり混ぜて食べることをおすすめします。個人的にはもう少し味が薄いほうが好きなので、次回味薄めでと言ってみても良いかな、とも思うところ。
お好みでどうぞと、ラー油やお酢をだしてくれますが、味に少しあきたら少量のお酢を入れるとまた違った美味しさになりますよ。飲んだ後なんかに思わず食べたくなりそうな、油そばでした。トマトラーメンもバジルが利いていてとっても美味しそうだったので、こちらも早めに試してみたいと思います。
浅草でおすすめのラーメン屋をまとめましたので、一緒にチェックしてみてください!
店名 | 紅 (くれない) |
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住所 | 東京都台東区千束1-15-8 柴田ビル 1F |