浅草といえば和食!もしくは昭和の雰囲気がある洋食というイメージがありますよね。そんな中、フレンチの名店が出来、話題になっています。
ナベノイズムで極上の時間を。ロブション出身のフレンチレストランが浅草に!
浅草は駒形のフランス料理店、ナベノイズムをご紹介させていただきます。
浅草というと古き良き和のイメージですが、そのゆったりとしたリズムはフランス料理の巨匠もとりこにした模様です。
都道6号線の江戸通りからさらに隅田川岸側へ入ると、一見華やかさとは無縁の通りになります。
ここに本舗屈指のフランス料理店があるとはちょっと思えませんが、お店に一歩足を踏み入れると、目の前に開けるスカイツリーとともに、非日常の美食の世界へと扉が開かれるのです。
住所は東京都台東区駒方2-1-17。営業時間はランチが12:00から13:30ラストオーダー、15:00でクローズ、ディナーが18:00から21:00ラストオーダー、23:00クローズとなっています。
日曜日はランチ営業のみで、定休は日曜と毎月第4火曜日です。
渡辺雄一郎氏によるフレンチの世界をナベノイズムで
エグゼクティブシェフCEOの渡辺雄一郎氏は、20年にわたってフランス、モナコ、東京のミシュランで星をもつレストランで腕をふるい、特に自身がエグゼクティブシェフを務めたジョエルロブションでは、ミシュラン東京で9年連続の三ツ星に輝いています。
そんなフランス料理の達人である渡辺氏が、これまでの集大成の一つとして満を持して 2016年7月に開業したのが、ここナベノイズムなのです。
メニューは、ランチコース”Koma-gata”が\10000、ディナーコース”Nabeno-izm”が\20000となっています。
フランス料理は食事であると同時に芸術鑑賞であるとよく言われます。山の幸、ハーブ、海の幸、お肉と、その土地の風景の一部であった食材を材料につくられますから、見た目だけではなく、味と香りまでも加わった、多次元の芸術作品であることがわかります。
しかもそれは、作り出のエゴによって飛躍することはなく、常に現実の食材というリアルに向き合った真摯な作品なのです。
日本の伝統の料理、そばがきを、フランス料理のベシャメルソースと組み合わせた1品や、京都の山科茄子のコンポートと、鳩肉のパテが一つの皿に共演していたりと、日本の自然の美しさと、フランスの自然の美しさが、同時に食べた人の脳裏に想起されるところが素晴らしいものです。
お料理やワインは?ナベノイズムの口コミ
さて、ここでナベノイズムでお食事をされた食通達の口コミを見てみましょう。
「最新鋭の加熱調理器具、V.C.C.を用いたという、岩手ハーブ豚のロースト、バターナッツカボチャ添えが特においしかったです。料理が素晴らしいから、窓から眺める隅田川も、なんだかいつもと違っておしゃれに見えた気がします。」
「かねてより楽しみにしていたナベノイズムで、シャンパンで乾杯。前菜のメロンとミントのガスパチョからさわやかにコースは始まり、旬の魚料理では、鮎のポワレが。ムース仕立ての付け合せはフランス風ですが、同じ浅草の”やげん堀”の七味とコラボしているところも面白いです。お料理に合わせてワインも見つくろってくれますし、パンやデザートにいたるまで最高です。年内にはまた来たいですね。」
お店のムード、食材選びから、高い調理技術があるからこその和のテイストを取り入れたりの遊び心など、素晴らしい時間を過ごされたことは想像に難くありませんね。浅草のフランス料理、1度皆さんもチェックしてみてくださいね。