浅草は数多くのフランス料理店が軒を連ねる一面も持っています。下町情緒と、オシャレなフレンチ、一見不思議な組み合わせですが、歴史ある建造物が並ぶ文化的な空気や、歩くのに適した街づくりは、浅草とフランスの街々が共通して持っている魅力だといえます。

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フレンチを浅草で。街のビストロから高級フランス料理まで浅草のフレンチ紹介!

気品に満ちた本格フレンチ、その日入った食材をフレンチの技法で一期一会の味に仕上げるビストロ、さらには和の要素を取り入れた日仏混淆のお店や、フランスの地方の郷土料理まで、フランス料理の奥深さが浅草というエリアに凝縮されているのです。

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浅草で本格フレンチを。お祝いや特別な日に美味しいフランス料理

浅草にはミシュランの星を獲得したフランス料理屋さんなど、お祝いや特別な日にも使えるフランス料理店が揃っています。一度は食べておきたい美味しいフランス料理を一度実際に体験してみてください。

ナベノイズム:ロブション出身のフレンチレストランで最高の夜を

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東京でミシュランの星がついたお店のお料理をいただこうと思うなら、やはり銀座、六本木、赤坂などを思い浮かべるでしょう。そんな中、浅草という下町にありながら、ミシュラン1つ星の料理を味わえるレストランが一軒あります。それがここナベノイズム。フランスで修行を積んだ渡辺シェフが伝統のフランス料理と日本の食材を見事に融合させたお料理は、フランス料理に親しんだ人へも驚きを与えます。
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TSUKIMISO:特別な日に利用したい海鮮が美味しいフランス料理


わが国の海の幸でも最高クラスの価値をもち、貢ぎ物としても江戸へ運ばれていたアワビ。その名残として贈り物の包みの右上には今でものし鮑の意匠があるほどです。さてここ浅草の地に運ばれてきたアワビは、今宵はあなたに献上されます。華やかなフレンチの香をまとって・・・。
雷門交差点を南下し、駒形へと向かうと、カニとホタテのレリーフがあなたを迎えるように浅草の老舗フレンチTSUKIMISOがあります。ディナーコース¥7000は、アミューズ、ビシソワーズなど季節のスープ、スズキやエビなど海鮮のお皿と進み、活き鮑のステーキの150gで最高潮を迎えます。そしてここで浅草ならではのアクセント、深川めしとおみそ汁を経て、デセールで締めるというもの。お店の雰囲気や給仕のスタイルは高貴そのもので、ここでのお食事は素敵な思い出になるでしょう。身が貝から大きくせり出た見た目から、片方の貝、転じて片思いの象徴であるアワビ。いつまでも片思いにとどめずに、ぜひ一度TSUKIMISOに足を運んでみましょう。

オマージュ:味も見た目も素晴らしい三ツ星レストランで修業を積んだフランス料理


オマージュは裏浅草にたたずむ灰色のお店。この中では季節の息吹きがお皿の上であでやかに咲きほこっています。まるで、華美な服装を禁じられた町人が、服の裏地に美しい刺しゅうを施したことを想起させるほどに。
本格フレンチのお店には珍しく、お子様連れにはうれしい試みが、第3日曜日のキッズデー。小学生以下のお子さんとご一緒にフレンチに舌鼓を打つことは、最高の情操教育と言えるでしょう。アユの酢〆に小フォアグラを合わせ、付け合わせの蒸しパンには和食でアユの薬味に用いられるタデを練り込むという凝った一品を見ても、ひと皿の上の圧倒的な情報量と、思考が追い付かないほどの玄妙なおいしさに心魅かれます。メインの肉料理の”宮城産漢方牛のステーキ”や、”青森産シャモロック各部位のローストと鶏モツのラビオリ”は満足感あふれるものですが、オマージュのひと味違うところはアミューズとデセールの力の入れ具合が半端ではないということです。壮大なクラシック音楽の大作が、序章と終章にまで作り込まれているように、コース料理は多くの前菜で始まり、数多くのデセールで締めくくる。この構成のもたらす豊かな心に包まれたとき、ふと思うのでしょう。これがオマージュ(賛辞)なのだと。

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TheDining唐紅花&蒔絵:フレンチと中華の融合料理を浅草ビューホテルで

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眼下には花やしき、そして浅草一帯が一望できる浅草ビューホテル。ここに居を構えるのが、TheDining唐紅花&蒔絵です。ヌーベルシノワ(先進中華料理)の「唐紅花」と、フレンチの「蒔絵」が同居するスタイルのレストランであることが最大の特徴。
しかも、ただ中華料理とフレンチを交互に並べるのではなく、シノワにはフレンチの要素を、フレンチにはシノワの要素をさりげなく匂わせているところが心憎い演出です。例えば、”秋の味覚シェフ&シェフ~秋を彩る世界の三大珍味~ \11,000のコースに出てくる、”ヨシキリザメのフカヒレ姿煮”は、鶏のみならず牛と豚もスープに加え、フレンチのフォン風になっているうえ、ポルチーニ茸の香りがアクセントとなっていますし、”金目鯛の鱗焼き”に合わせるバルサミコソースには、アニスで香り付けをして、中華でも八角によって親しまれているアニスの甘い香りが実によくフレンチに溶け込んでいます。中華とフレンチを同時に楽しめる贅沢。これを味わえる場所はそう多くはないでしょう。

アラスカ吾妻橋:正統派の雰囲気のなかで夜景を見ながらフレンチを

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白いテーブルクロスにシャンデリア、気配りが行き届いた給仕さん..そんな様式美の中でフランス料理に舌鼓を打てるのが、アラスカ吾妻橋店。
コースの中でも”ボヌール”\8,640はクラシカルな魅力に満ちています。ケーパーの木の実っぽい味が深みを与えるサーモン、ほどよい歯触りを楽しむうちに濃密な味がしみ出すエスカルゴ、タマネギの甘みが優しオニオングラタンスープに、メインの国産牛ステーキは王道の肉汁ベースのソース、グレイビーで。お料理のどれもが、フランス料理が高嶺の花だった 1928年のアラスカ大阪本店開業時の、お客さんの感動を今に伝えているかのようです。この良い意味でコテコテな感じは、一つの文化遺産としても人々を魅了するものです。
ロケーションは不思議な火の玉のモニュメントがあるビルの隣、アサヒグループ本社ビルの21階ですから、お食事をしながら見下ろす眺めは見事なもの。ノスタルジー溢れる空間に浸ってるうちに、首都高を走る車はいつしか角ばったボディーに丸目ランプとなり、隅田川には渡し船を漕ぐ船頭の姿がぼんやりと…いやはや少しビールを飲みすぎたようです。

気軽に入れる浅草の日常フレンチ

フランス料理は敷居の高いイメージがありますが、浅草では普段使いできる気軽なフレンチが多くあります。美味しいフレンチ、居酒屋のように使えるビストロの紹介です。

ビストロキヌカワ:魚介が充実!日本人に嬉しい季節を感じるフランス料理

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つくばエクスプレス浅草駅から西浅草の十字路を南下し、田原方面へと向かうと、落ち着いたムードのビストロキヌカワに到着です。食通のたしなみとして、行きつけの店で出てきた季節の食材で四季の移ろいをしみじみと感じるという詩的なものがあります。菜の花の春の香り、稚鮎のほろりとした苦味は初夏・・。和食割烹の話かと思われがちですが、これらはここキヌカワの話、野菜と魚で季節を感じさせてくれるフレンチなのです。
ランチコースは¥2300、ディナー¥3600とお手ごろ。”岩がき”¥800など黒板に書かれた本日のお勧めにも食指が伸びてしまいますね。コース料理の一例としますと、滑らかなカボチャの甘みが優しい冷静スープや、鯛のムニエルに新ゴボウの赤ワイン煮が大地と海の香をマリアージュした一皿など、フレンチを食べ慣れた方にも「おっ」と思わせる発見が新鮮。全体にやさしい味付けなので、老若男女にお勧めできるお店です。

ビストロカトリ:気軽に本格フレンチを楽しめる実力のお店


雷門1丁目の交差点を、西の菊水通りへと進むと、浅草の実力派ビストロカトリに到着。”ビストロカトリ特製ブイヤベース”¥3790、”子羊のロースト”¥2550、”ブレス産エトゥフェピジョンのロースト”一羽¥3600と、メイン料理はどれも壮観。
ジュウジュウとまだ細かく振動するほどの香ばしい皮、魚介と野菜のだしがこれでもかと含まれた殻つきのエビ。これらを手づかみでやっつけて、フィンガーボウルで何事もなかったかのように洗う。フランス料理に隠されていたプリミティブな喜びの世界は、くし焼きやホルモンになじんだ下町浅草だからこそわれわれに見せてくれるのかもしれません。
ランチは¥1600から¥5000のコース、ディナーは¥5000からのコースや、アラカルトでお楽しみいただくスタイル。¥650からとお手ごろなグラスワインや、シャブリ、シャトーレイソンといったフランスワインをゆったりと傾けると、幸福なひとときが待っています。そういえば、フランス映画『太陽がいっぱい』で、「魚料理はナイフとフォークより、手で食べるんだ。」というシーンがありました。フランス人のエレガントだけではなく実質を重視する姿が印象的なこのシーンがふっと浮かんできましたね。

ビストロマエダ:ランチが人気!本格的な味をワイワイ食べたい

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われわれ日本人の感覚からするとフランス料理といえば高級料理の最たるものといった感じですが、考えてみればフランスの人たちだって廉価な食事をとる日常があるはず。そんなお手ごろなフレンチを提供してくれるのがビストロマエダ。東武浅草駅から江戸通りを南下し、駒形橋のたもとにあります。
平日のプリフィクスランチセットがサラダとメイン料理、パンで¥1000、土日祝日のホリデーランセットが ¥1800でオードブルに始まりステーキ等のメイン、パン、デセール、食後のコーヒーと、見事にフレンチのコースを味わわせてくれます。
しかも食材へのこだわりが随所に見え、”千葉産コレナイ豚Tボーンステーキ”¥2500や、”エスカルゴとキノコのブルギニョンバター焼き”¥1200など、日仏の素材をちりばめているほか、東京、北関東の農家が作った野菜のおいしさが、どのお皿にも生きています。平日には”野菜たっぷりランチ¥1000″もあり、フランス料理のもつヘルシーさという一面をわれわれに教えてくれるでしょう。

カナイユ:大皿をみんなでシェアして食べたい!絶品ビストロ料理の数々

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浅草から国際通りを南下していき、寿三丁目交差点の角にあるのがカナイユ。小さな間口に赤いひさしが印象の2010年にできたお店です。シンプルなシャツ姿のイケメン、化粧もアクセサリーも薄めの美女をフランスでは見かけますが、彼らが座っていたら画になるなという感じの小慣れたムード。
アントレの一例ではブルーチーズのねっとりとした旨みに、イチジクの爽やかさが加わったところに、白ワインが慈雨のように舞い込めば、自分の周りがお花畑になったかのよう。バケットに生肉をのせて頂く”タルタルステーキ”¥1600は、鯨肉や馬肉を用いており、牛とはまた違ったおいしさを表現しています。どちらも浅草で親しまれてきたお肉でもありますよね。
そしてカナイユの大きな強みが、フランス産キノコの充実ぶり。子羊のローストにトリュフの香りを纏った贅沢さはたまらないですし、セップ茸やジロール茸のにじみ出るうまみがサラダや煮込み料理の味に深みを与えています。
一品料理は一皿¥2000弱から¥5000ほどですが、どれも量は多いです。最初は美男美女でも、おなかが出て帰ることになるかも?とにかくワイワイみんなで食べに行きたいビストロですね。

テランガ:和テイストの創作フレンチコース料理が新しい!


駒形橋西詰交差点から田原駅に向けて西へ行くと、明治かそれ以前に作られた日本家屋とすら思わせる建物のフランス料理店、テランガがあります。細い木をいくつも組み合わせた格子戸で、店内の様子がぼんやりと見える・・・。ムード抜群で店主が一人で切り盛りする上質な空間と美食に期待が高まります。
コースは¥5000から¥8000で、フランス料理の堅実な技能と、前菜、スープ、魚、肉・・と王道のコースでありながら、随所に和の食材が盛り込まれています。
まるまるとした見事なホワイトアスパラにはホタルイカとリンゴがあしらわれており、チーズをシュー生地で包んだ一品には青海苔の香りが鼻をくすぐります。ホタテのポワレにロマネスコを添えたお皿は、白と緑のコントラストが美しく、黄金色の海老スープは揚げた桜海老をあとから加えると、もう1段階香りが花開きます。ご利用の際は予約が推奨です。ご自身へのごほうびに、また大切な人との語らいに。和のくつろぎと仏の美味が豊かな時間を約束します。

ビストロアッシュ:コスパの良い美味しいランチがオススメのカジュアルフレンチ!


至れり尽くせりの庶民派フレンチのお店がビストロアッシュ。雷門から南下し、2丁目の戸建てを西に田原長府方面へと向かうと見えてきます。
ファミリーレストランでも¥1000という予算で食べられる量は限られるこのご時世、前菜、メイン、デセールと、略式とはいえ立派にフランス料理を楽しめるなんて、素敵としか言いようがありませんよね。
ほのかにガーリックと香草が漂う鳥もも肉のコンフィ、赤ワインソースの酸味が肉汁と相まってかみしめる毎においしい仔牛のステーキなど、メインは堂々たるもの。お手ごろな価格だからと言って味に妥協は見られません。
マグカップにはいったキノコのポタージュスープも後を引くおいしさで続く料理の食欲を増してくれますし、パンやキャラメルプリンも上質なものです。ディナータイムは”うにのゼリー寄せ”¥1400、”ウズラのファルシ”¥2200などさらに料理が充実するほか、お一人当たり¥5400で2時間飲み放題とフルコースの料理がついた、フランス料理で宴会ができてしまうプランも用意されています。

BAR VERT(バー・ヴェール):サクッと飲みながら美味しいフレンチが食べれるバー!

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東武浅草駅隣接というアクセスの良さも魅力の大人の隠れ家的なお店がBAR VERT(バー・ヴェール)。
仕事上がりや散歩がてらにフラっと、お食事とお酒を召上って英気を養う時間。
これがあるとないとでは人生の豊かさが違ってくるといっては言い過ぎでしょうか。人によっては和食で日本酒だったり、中華にビールだったりでしょうが、ここでひとつワインとフランス料理店というのはいかがでしょう。気軽に食べたい物を注文し、ワインに酔いしれるのは本格フレンチとはまた違ったバールのもつ醍醐味です。
マスタードとジェノベーゼソースでいただく”ポークステーキ”¥1500や、ブルーベリーソースでいただく”かものロースト”など、
食材に合わせたソースを追求することによって、上品な装いを加えるその味はまさにフレンチ特有の魅力。”レバーパテ”¥500や、”完熟フルーツトマトのサラダ”¥900と、居酒屋でおなじみのレバー料理やサラダも、フレンチの技法が加わることによってぐっとワインとの相性が高まっています。フランス料理で飲む、というスタイル。あなたもぜひ一度お試し下さい。

びすとろラパン:浅草の真ん中でアルザス料理とワインを!

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アルザス地方の郷土料理を楽しめる貴重なお店がびすとろラパン。浅草寺の西南端、ロックフラワー通りとグリーンロードの間の通りにあります。
アルザス地方はドイツスイスと境を接し、その食文化にもこれらの国とフランスがミックスされた魅力を持っているのです。
見渡すかぎりの緑と、からりとした晴天が広がる高原。そこに暮らすことでインスパイアされたアルザス料理はやはり、牧歌的な優しさを感じます。お店を象徴する2品が、”シュークルート”¥1400と”タルトフランベ”¥1000。
シュークルートはキャベツの漬物、いわゆるザワークラウトと、塊の豚肉、ソーセージをジャガイモとともにじっくり煮込んだもので、この滋味深い味はおでんにも通じるものがあり、アルザスワインが進んで仕方のない一品。タルトフランベはもっちりとした薄焼きの生地が香ばしいピザの一種で、ベーコンとオニオン、そしてフロマージュブランというチーズの組み合わせが絶妙の一言。こちらも次々と手が伸びてしまいます。
またアルザスにかぎらずフレンチの定番”フォアグラのポワレ”¥800も好評です。

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