生肉を食べに秋葉原・末広町へ。予約必須の人気焼肉店「生粋」で肉コースを楽しもう
- 焼肉、ホルモン
- 住所:東京都千代田区外神田6-14-7 2F
南青山にある人気焼肉店「よろにく」と言うお店を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?肉巻きや、卵につけて頂くお肉、食後のかき氷など、おしゃれ焼肉店がこぞって真似をする、次世代焼肉の先駆者。予約をしないと絶対に味わえない人気の焼肉やなのですが、今回ご紹介する「生粋」はその「よろにく」の系列店であり、こちらのお店も予約必須の人気ぶりのお店なのです。
今回その生粋を頂く機会がありましたので、存分に自慢をしたいと思います。
「生粋 (ナマイキ)」は、銀座線末広町から徒歩すぐの場所にある焼肉店。駅近く、大通り沿いビルの2階に位置するのですが、大通りを歩いているとちょうど1つ窪んだ場所に暖簾があり、お肉に期待を膨らませて歩いていると、通り過ぎてしまう可能性も。初めてお店を訪れた際はお店の場所を見逃してしまいました。
階段を上がると、お肉の焼ける良い匂い。しかし、モクモクの焼肉屋さんと違り匂いが付きすぎることや、煙たいと言ったことはなく、むしろクリーンな空間です。
平日の9時だというのに店内は満席。もちろん予約をしないと入ることもできません。席に着くと、メニューの説明をしていただけます。メニューは単品もありますが、お店自慢の肉のラインナップを楽しむならコースがおすすめ。お店にくるほとんどの方がコース料理でお肉を楽しんでいました。
6,000円でいただけるコースは下記のような内容。見ての通り、かなりのボリューム。最後まで頂くと本当お腹いっぱいになります。
- キムチ3種・ナムル3種
- 赤身のお刺身
- サラダ
- ユッケのブルスケッタ
- ハツ、赤身、タン昆布
- 赤身
- お吸い物
- 和牛炙り握り
- フィレ シルクロース
- 出汁ミスジ(プラス500円でサーロインに変更)
- ザブトンのすき焼き
- そうめん
- かき氷
コースの始まりはお通しから。このあとお肉が続きますので、最初はお肉ではなく「豆腐とホタテのジュレ」クリーミーなお豆腐は、さっぱりしていますが、ホタテの風味で胃が動きます。
さて、最初のキムチ3種とナムル3種がやってきました。やっぱり 焼肉にはこれがないとですね。ナムルは定番のほうれん草、もやし、ぜんまいのナムル。
キムチも白菜、きゅうりのオイキムチ、大根のキムチと、欲しいものが揃っています。
ここからが本番のお肉スタート!!先陣を切るのは赤身肉のお刺身です。あまりにお肉の集中しすぎてメモることを忘れてしまったのですが、確か「シンシン」と言う牛の内モモに当たる場所のお刺身だったかと思います。
脂は少なめ、しかし柔らかい赤身でとてもしっとり。これは美味!つけるのはお醤油なのですが、少し甘みがあり、肉の旨味を引き立ててくれます。フレッシュでグレードの高い赤身肉の刺身は、口の中でとろけるような味わいです。
1枚はそのまま、2枚目はネギを巻いていただくと、また違った味わいに!
生肉をいただき一層期待が高まったところで出てくるのがユッケのブルスケッタ!美味しい生肉の中でも、ファンが多い一品です。軽くバターが塗られ、網で焼かれるバケットと生肉の相性がたまりません。
こちらはサラダ。シンプルなサラダです。こちらは先に全部食べてしまってももちろん良いのですが、個人的にはお肉の合間に箸休めのすることもおすすめです。ネギやレタスのシンプルなサラダなのでお肉にもとても相性良いです。
そしてここから始まるのが焼肉!焼き肉は、すべてスタッフの方が焼いてくれます。
店員さんは学生さんのような若い方も多いのですが、みなさん手際よく肉を焼いていきます。お店に出る前にきちんと研修を受けてくるとのこと。「焼きすぎちゃったー!」というような失敗は今の所ないとおっしゃってましたが、焼いている間に話しかけられると緊張する、とゆう方もいるようです。大人の皆様は、若人にプレッシャーをかけすぎないよう注意してくださいね!
焼肉の第一陣は、タン昆布、赤身 岩中豚。
この写真の左手がタン昆布。細かいサシが入ったこの綺麗な切り口…今までのタンのイメージを一新させられます。こちらをサッと焼いて塩昆布に巻いて頂く…この綺麗な焼き目!スタッフにより一番美味しい状態で焼かれ提供されますので、こちらは安心して食べるだけ。脂が乗ったタンをさっぱりとした塩昆布で…美味しくないわけがありません。
こちらは豚肉。本来は別の部位(ハツ)が出る予定なのだそうですが、今回は品切れとのことでこちらのお肉に。牛から豚に格下げ…という感じはまったくなく、脂身が甘く溶けるようで牛肉をも上回るような味わい。ネギを巻いて頂きます。
こちらの赤味は、ツチノコという部位。聞いたことない!と思うかもしれませんが、それもそのはず。こちらのオリジナルの部位なのだそう。ツチノコほど貴重で、美味しいから名づけられたとか。本当に溶けるように美味しいお肉でした。
この後お口直しということで、お吸い物が出てきました。お出汁の風味で口の中がさっぱりリセットされる感覚です。ただ、お肉に集中しすぎたためか写真を撮り忘れたようです。
さて、お口直しの後はお楽しみの肉寿司です。最近は肉寿司を提供するお店もかなり増えましたよね。何度か頂く機会もありましたが、こちらはそのどのお店も上回るクオリティ!思わずもう1品別の部位の肉寿司を追加で頼んでしまいました。がりと山葵で口の中もすっきりします。
さて、まだまだお肉が続きます。ちなみにここら辺で小食の方は段々胃が膨らんできます。お肉は1枚ずつしか頂いていないのに、旨みと甘み、適度な塩分と満足度の高いものを頂いているので脳も満足するのでしょうね。
お次の焼肉は、シルクロースとフィレ肉。
フィレ肉は厚めに切られているのにとっても柔らか!お肉の味がしっかりしています。本当に美味!
シルクロースはその名の通りシルクのような舌触り!薄く切られているので、サッと炙るだけでいただけます。一口大に丸められたご飯の上に乗せて頂きます。
出汁みすじを今回+500円でサーロインにしてしまいました。焼肉屋さんなのにステーキのようなお肉!お祝い事や、接待などでは見た目も雰囲気が出てよいですね。大根おろしでさっぱり頂きます。サーロインと大根おろしの相性は抜群ですね!
さて、お肉も終盤。こちらが最後の焼肉、ザブトンのすき焼きです。
薄く切られたザブトン。ザブトンとは、肩ロースの骨側にある部分のお肉です。肩ロースという部位の中でもサシが多目に入り美味な部分として有名です。こちらをサッと焼き目をつけて、卵で頂きます。もうこれだけお肉を食べれば大満足!お腹もいっぱいです。
そして食後の〆としていただくのはそうめん。お腹いっぱいなのにつるっとお腹におさまってしまいます。どれだけお腹いっぱいでも、食後の炭水化物が欲しくなってしまうのは不思議です。
食後に出てきたのは、こちらんお店ではすでに定番の「かき氷」。バジルレモン、コーヒーミルク、しろくま、ほうじ茶の4種類。バジルレモンとほうじ茶をいただきましたが、どちらも甘さはほとんど抑えられ、かき氷と言うよりも口直しの「グラニテ」を彷彿とさせます。かなりの大きさなのに、どんなにお腹いっぱいでも入ってしまう不思議なかき氷。これを目当てに訪れる人も居ると言うくらいの影の主役なのです。
コースの〆に提供されるかき氷も好評で、女子会やデートなどにも最適の内容となっています。営業は17時から24時までのディナータイムのみ。店内には、2名から利用できる個室をはじめ、グループでの食事会にもぴったりの客室も設けられています。
これだけ食べて食事は6000円と考えると本当にリーズナブルだと思います。美味しいお肉を食べにいくなら、1度は体験してほしい場所ですね。お店は予約必須!直前だと平日でも満席ですので、余裕をもって予約することをおすすめします。