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    ホットサンドが有名な喫茶店「ローヤル珈琲店」で朝ごはん!

    ローヤル喫茶店

    昭和の東京オリンピック開催前から、今も変わらぬ味と時間を提供し続けている珈琲店があります。浅草の繁華街の中央に位置する喫茶店、ローヤル喫茶店に行ってきました。昭和な感じの喫茶店はたくさんありますが、その中でもここは自家焙煎しているコーヒーが飲める喫茶店です。

    目次

    浅草で人気の喫茶店ローヤル珈琲店

    浅草駅から歩いて5分、新仲見世通りと伝法院通りを繋ぐグリーンロードにある「ローヤル珈琲店」は、日本が発展の真っ只中にあった高度経済成長期の1962年に創業された喫茶店です。

    看板の“自家焙煎”の文字が誇らしく謳うとおり、酸味の効いたブレンド珈琲は、働き盛りのサラリーマンのモーニングの眠気覚ましから、年配の方々の午後の憩いの時間まで、様々な客層に愛されてきました。
    近年、開発ラッシュが進む浅草の街で、このお店が今日も珈琲を淹れていることは、下町を愛する人たちにとって、精神的支えとなっています。

    喫茶店
    浅草寺の右端からすぐのところにあるこの喫茶店。すぐそこにホッピー通りなどがある浅草観光地のど真ん中に位置します。

    素敵な店構に、懐かしい感じの書体で「ローヤル珈琲店」の文字が。レトロな雰囲気がたまりません。中に入ると一段と良い雰囲気。落とされた照明、重厚な家具、赤いソファ…まさに“ローヤル”です。

    ローヤル

    入り口には焙煎機もあります。
    焙煎

    モーニングで美味しいコーヒーを

    喫茶店に入るときはたいてい浅草のモーニングが目当てなのですが、今回も違わずにモーニングを注文です。

    モーニング

    モーニングはA、B、Cの三種類があります。

    モーニングAはトーストの上にタマゴサラダとハムが乗ったトースト、サラダ、ヨーグルトがつきます。モーニングBは焼いていないパンにタマゴサラダときゅうりが挟まったサンドウィッチスタイル。こちらもサラダ、ヨーグルトがつきます。モーニングCはトーストです。ヨーグルトはなくサラダがつきます。

    今回はBとCを注文。

    トーストが焼かれるのを待っているとサービスの昆布茶が!少ししょっぱいほどしっかりした昆布茶。夏の疲れた体を癒してくれます。

    昆布茶

    最初に来たのはサンドウィッチのほう。タマゴサラダが挟まったシンプルなサンドです。きゅうりが大きめに入っていて食感が良い感じ。

    サンドウィッチ

    tamagosand
    続いてトースト。超分厚いトーストなんかもこの辺は多いですが、比較的標準サイズのトーストです。朝ごはんはこれくらいがちょうど良いですね。

    トースト

    サラダにはポテトサラダも入っていて、モーニングにしてはしっかりしたサラダで嬉しい限り。ブルーベリーのヨーグルトも多すぎずちょうど良いですね。

    自家焙煎されたコーヒーは、酸味がしっかりしていてコクがある、正統派喫茶店コーヒーでした。美味しかったです。

    コーヒー

    ホットサンドやチーズケーキも有名

    今回はモーニングでしたが、こちらのお店はホットサンドも有名です。

    外には「どっちの料理ショーで紹介されました。「ホットサンド」見事勝利しました!」の文字が。たぶん今の20歳には伝わりませんが、20歳後半くらいからなら「おー」という感じでしょうか。

    ハムやタマゴなど5種類ほどありますが、アスパラ入りコンビーフチーズというのが非常に美味しそうです。

    そのほかにも、鎌倉山チーズケーキ、フレッシュジュースなども人気。こちらは一息つく時間にちょうど良さそうです。

    ジュース

    平日に伺いましたが、9時のオープン前からお客さんがいて(ちなみに店内で待たせてくれますが、店員さんはコーヒーを飲んでくつろぎモード)、その後もぞくぞくと地元のおじいちゃんおばあちゃんや、セレブっぽい人までどんどん入店してきます。人が少なめなとき(いつかわかりませんが)に行くとよりゆったりくつろげると思いますよ。

    ローヤルコーヒーで喫茶店体験をしてみて

    下町に生まれた私は、浅草には何度も行ったことがありましたが、純喫茶の佇まいから、敷居が高いように思え、若い頃はお店の前を通り過ぎるだけでした。臆病な私は、30歳を過ぎてからの初訪問となりましたが、ビロードと思しきゆったりとした椅子に腰掛け、誘ってくれた友人と談笑していると、敷居が高いという先入観は、すぐに消えていました。

    ご年配の方にも優しい低めのテーブルに、友人がお勧めしてくれたホットサンドとコーヒーが到着しました。アスパラとコンビーフが入ったその味は、濃厚なようで胃もたれせず、すぐにファンになりました。
    また、アンティークのような調度品の数々も、特別な時間を演出する夢見心地を提供してくれました。普段、チェーン店ばかり行っている世代こそ、本物の喫茶店で、本物の珈琲をすする時間を体感してほしいと思いました。

    ローヤル珈琲店は、浅草の名店にして、昭和に行けるタイムマシーンでもあります。分煙という平成のマナーに縛られることなく、街の至るところに燻らせる煙と自由があった昭和の時間をお楽しみ頂けたら、幸いです。

    浅草にはここのホットサンドの他にも、美味しいサンドイッチのお店がたくさん。浅草で美味しいサンドイッチ特集もぜひチェックしてみてくださいね!

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    1. icon

      にゃオス より:

      男性 (50代)

      2015/08/22 12:05

      ここのモーニングはお勧めですが、何より雰囲気が良いので行きたくなります。浅草の街に繰り出す前の作戦会議室の様に使っております。六区エリアへのアクセスも良いので何かと便利な喫茶店ですね。

    2. icon

      よし より:

      男性 (50代)

      2017/01/31 06:12

      行きたい❗

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