かつて東京が武蔵国とよばれていた時代、今のような高層ビルの立ち並ぶ風景はみじんもなく、広大な草原は動物たちの楽園でした。その自然の中で、高貴な人たちが夢中になったのが鷹狩りで、鷹を使って野鳥などを狩る遊びです。

その名残は、三鷹という地名などにも残っています。さて、狩ったばかりの野鳥の味は格別だったことでしょうが、当然私たちは、大都会となった東京でそんな体験はできません。
しかし、当時の大名くらいしか味わえなかったであろう野鳥の味は、今もここ浅草の地で守り継がれているのです。それこそが今回ご紹介するお店、鷹匠壽です。

鷹匠壽(たかしょうことぶき)死ぬ前に1度は食べたい絶品野鴨…野鳥料理を浅草で!

takasho

鷹匠壽・・・たかしょうことぶきと読みます。浅草の雷門などがある大通りから蔵前側に少し入った静かな場所にあり、ガヤガヤした浅草のイメージしか知らないと少し驚くかもしれません。

店構えは実に控えめで、それでいて伝統の日本家屋の姿を残しており、めまぐるしい喧騒とは一線を画すものです。

電話番号は、03-3841-4527、住所は、東京都台東区雷門2-14-6、営業時間は、完全予約制のお店につき非公開。定休日は、日曜、祝日、年末年始となっております。

得筆すべきは、一見さんお断りであるということ。常連さんのお客様と親交を深め、ごいっしょにお店を訪れることで、初めて鷹匠寿の世界へと足を踏み入れることができるのです。食通との交流や立身出世の先に待っている場所ということになりそうです。

“鷹匠壽”のコース料理や名物とは?

さまざまな種類の鳥の味を、最もおいしい方法で味わわせてくれるコース形式が基本で、予算は¥20000からが目安です。

誕生日サプライズ♡ #天然#真鴨 #浅草#鷹匠寿

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小ぶりな体格の小鴨の腿を、かぎ爪のついた形のままローストした”鷹斑焼き”、今朝しめたばかりの鶏肉でつくる”鳥わさ”、ちまたの焼き鳥屋さんでもちょっとお目にかかれないほど見事な”焼きレバー”。

そしてここでしか味わえないのが、若大将みずからの手による、青首鴨の”お狩り場焼き”。硯のような鉄板で、鴨の部位ごとにベストの焼き加減で若大将がすすめてくれ、
お客様を魅了します。

味と雰囲気を守り通す心意気が定連さんを魅了する“鷹匠壽”の口コミ

それでは、ここで鷹匠寿でお食事をされたお客様の口コミを見てみましょう。


大げさに言えば、タイムスリップしたかのように昔の日本人の鳥料理に対する気持ちが少し理解できました。

ただでさえ流通していないから普段口にできない鳥肉の珍しさに加えて、ここ鷹匠壽で味わうようなジビエ肉ならではの、じんわりとしみ出してくるような強いうまみがあるとすれば、鳥肉を食べるということは1大イベントだったのでしょう。
鳥肉といえば安い肉、というイメージの現代人が、豊かさと引き換えに失った感動がこの店にはありました。

通なお客さんは、ここ鷹匠壽に上等な赤ワインを持参してくるのだそうです。

それも納得、お肉がうますぎます。このお肉に、次はこの赤ワインを合わせてみよう・・と楽しみになる紳士淑女の遊び心ですね。
大将やおかみさんのトークも興味深く、こういう濃密なサービスを守るための一見さんお断りなのだと感じました。名物のお狩り場焼きから、シメの軍鶏雑炊まで堪能して、羽が生えたように英気を養えました。

お店を予約することも大変な“鷹匠壽”さんですが、人の縁とはどこにつながっているものかわからないものですので、機会を逃さないように人生で一度は訪れたい名店として心に留めておきましょう。

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カテゴリ:食事, 飲み屋 タグ:

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