贅沢な御馳走といえば、肉や魚が思い浮かぶのが今まででしたが、今や飽食の時代、肉や魚を安価に提供する市場競争は進み、特に珍しいものではなくなりました。
その一方で、実り豊かな野原や野山から、市民の居住地が離れてきていることで、かつての日本人が味わっていた地の味覚を味わう文化は失われつつあります。

野草、野菜や、穀物といったものに美食家の視線が注がれるという逆転現象すら起きているといえましょう。

それほど肥沃でない土でよく育つソバを、これまた自然の原風景の中でそだつワサビやカブを薬味にいただく日本そばは、まさにそんな植物性の美味の代表格です。

そば十和田の暮坪かぶ蕎麦が絶品!浅草で美味しい老舗の手打ちそばを。

towada

ここ浅草の老舗十和田では、店先で今まさにそばをうっているところが通りから見える光景でおなじみの老舗です。場所は、浅草駅北口から浅草寺へ行く中途に位置するメトロ通り。レトロな飲食店が今なお残る雰囲気は、小粋な蕎麦っ食いの集まるお店という感じで、期待がいやがおうにも高まります。

ちなみにつくばエクスプレス駅などをご利用であれば、ロックスのちかくすしや通りにもお店があります。こちらの方が地元感が強く、より浅草らしいかもしれません。

薬味にもこだわった、浅草で長く愛される蕎麦の味。

全国に湖沼は数あれど、その鏡のような水面の美しさと、あたりを織り成す豊かな緑が、訪れる人々の心をひきつけてやまない、青森県の十和田湖。

ここ十和田でそばをいただくと、まるでそば切りの一本一本が、十和田湖のほとりに寄せては返す波のように思えてきますし、暖かいおつゆに立つ湯気は、朝方の十和田湖にかかる幻想的な靄にも想起されます。

おすすめは、岩手県遠野の暮坪カブ、龍泉堂のワサビの茎と根のしょうゆ漬けを薬味に用いた”やみつきそば”¥1000。

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自慢のそばは豊かな香りと穀物のうまさにあふれ、暮坪カブはさわやかな甘みをそばに加えてくれます。そしてワサビのしょうゆ漬けは、辛さだけではなくどこかクリーミーな風味も醸し出しているのです。その味はまさに、みちのくの自然の叡智が詰まった美味ですね。

鴨肉や天ぷらなど、充実のそば前の酒肴も見逃せない。

肉や魚よりも植物の美味を見直す・・・と申しましたが、実は十和田ではその肉や魚も存分にお楽しみいただけます。

肉汁が豊富で、にじみ出る油の甘さがそばや日本酒に相性抜群のカモ肉、アナゴなど江戸前の海の幸をてんぷらにすれば、海もまた限りなく豊かな自然の一つなのだと再認識できるというものです。口コミを見ましても、「天ぷらはごま油で濃い色に揚げられて、いかにも江戸風でたまらないおいしさ !」や、「カモのたたきや馬刺しも絶品で、お酒が進んだ。」など、そばのみにとどまらない十和田の実力の高さがうかがえますね。

予約で三味線の演奏も!昼も夜も楽しめる蕎麦と酒

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営業時間で注目すべきは、お昼と夜の営業で時間が分かれていないことです。これによって、夕方から肴で日本酒を飲み始めて、閉店近くに迫ってきたらそばを〆に注文、なんてことも可能です。宵っ張りではないかわりに、昼下がりと夕方に贅沢なひと時も楽しめるんですね。

また、お仕事が忙しくてお昼14:00くらいになっちゃったな・・・なんてときに、十和田のおいしいそばがお昼にいただけるなら、慰めとして十分にあまりあるものではないでしょうか。

お食事のシーンに、気の利いた音楽の生演奏がお供されていると、またひと味違った趣向になりますね。

洋風のレストランでは、ピアノの生演奏が定番ですが、ここ十和田では、使用されているそば粉の産地である青森の郷土音楽、津軽三味線の生演奏を楽しみながら、

そばに舌鼓を打つことができます。1週間以上前から予約をすれば、若女将を筆頭とするお店の職人さんたちが、麺棒をバチにに持ちかえて、見事な音色を披露してくれますよ。

浅草の美味しい手打ち蕎麦、十和田。ぜひ一度足を運んでみてくださいね。また、浅草の美味しい蕎麦屋はこちらでまとめていますので、合わせてチェックしてみましょう。

店名 十和田
住所 東京都台東区浅草1丁目33−5

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カテゴリ:食事, 飲み屋 タグ:

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