浅草といえば、醤油と砂糖の甘く濃厚な“たれ”が「江戸の味」。どじょうやうなぎ、天丼なども、この濃く旨い味わいが人気です。

そんな江戸の味をお酒と一緒に楽しむのであれば、やはり“すき焼き”ではないでしょうか。

個室で頂く美味しいすき焼き「ちんや」

浅草にはそんなすき焼きの老舗が何件か存在します。

国際どおりに店を構える浅草今半、浅草ひさご通りにある米久、そして、浅草の雷門のすぐ横に位置する「ちんや」でしょう。

今回は、ご縁があって「ちんや」さんにお伺いしてきました。
ちんやビル
浅草の雷門から国際通り方面にすぐのところにある総赤レンガ造りの建物が目印です。通りの向かいから見ると良くわかりますね。

雷門との位置をみると、浅草の中心にあることが良くわかります。

ちんや

この建物自体は昭和50年に出来たものなのですが、お店の歴史はもちろんもっと古くの明治13年創業!。2014年現在で134年の歴史があるのです。

接待にも最適な店構え

まずはその門構え。

新しいものが増えているこの浅草で、古きよきを伝える店構えになっています。

ちんや

中に入ると“下足番”と呼ばれる人が丁寧に迎えてくれます。そこから下駄箱の札をもらい、エレベーターでお席へご案内です。床は薄赤の絨毯。そして障子や木製家具、ランプ、洋と和がミックスされた世界はまさに文明開化。

ここの時点で非常におもてなしを感じて、早くも来てよかったなぁと思ってしまうほどです。

美味しいお酒とお肉で満足

お店の中は、和室と洋室の個室、そして和室と洋室の宴会場、個室が満席のときにご案内となる大広間(大きな畳のお部屋にテーブルが置かれた、旅館の朝食場がゆったりとしたつくりになったような場所)に分かれています。

接待や大事なお食事であれば必ず事前に個室を予約するようにしましょう。足腰弱い方がご一緒の場合は、洋室か、和室の掘りごたつの場所を指定すると良いでしょう。

さて、肝心のすき焼きの話です。

このお肉、産地は様々なところから仕入れているのですが、こだわりをもった農場と契約をしているので、その日にある美味しいものをいただけます。

肉

本日のお肉は鳥取ともう1箇所(ごめんなさい忘れましたが東北です…)のお肉。このお肉の特徴は「オレイン酸」が他の牛肉よりも豊富なこと!オレイン酸といえば不飽和脂肪酸、体に良いといわれている油です。融点も低いため、すぐに解け始め、胃でももたれずに消化が早いのも特徴。お腹一杯食べた後も胃がすっきりしているのはこんな理由なんですね。

着物を着た女性のスタッフさんが、牛脂で油をしき、ねぎを焼き、お肉と割り下を入れて丁寧にすき焼きを作ってくれます。

ちんや

ここのすき焼きは、「東京でも1番甘い」部類とおっしゃるような、まさに江戸らしい味わい。しかし、甘いだけでなく、肉の旨みとのバランスがちょうど取れおり、さらにお肉の質などもあってまったくしつこくありません。

脂身の多いお肉で甘めの味付けだと、どうしても胃がつらくなってしまうのですが、ここのすき焼きはその心配無用。濃厚な味なのですが、その後変に甘さや油が口に残らないので、どんどん食べれてしまいます。旨いです。ビールはもちろん、すっきりとした濃い目の日本酒なんかと一緒に食べると最高です。

予算にあわせて選べるコースなので安心

この店構えで、お肉なども着物をきた女性のスタッフさんが丁寧に焼いてくれるので、もう財布のお中身が気になってしまうところですが、お肉の種類に応じてしかり値段が選べますので、安心してください。

1番ミニマムだと赤身肉の「椿コース(3500円)」次が霜降りや赤身の混ざった「楓コース(5500円)」、そして最後が赤身肉の「桐コース(8000円)」です。

無難に攻めるなら楓コースでしょうか?もしお酒をそこまで飲まれないのであれば奮発して桐コースでも良いかなと思います。

コースで食べてもお値段の幅がかなり広く選べます。赤身肉の「人力コース(5500円)」、赤身肉の「駅馬車コース(7000円)」、盛り合わせの「蒸気車コース(9000円)」、霜降りの「黒船コース(12000円)」。この無難に松竹梅ではないこのネーミングセンスが最高すぎます。こんなん言われたら「黒船」を選びたくなってしまいます。笑

「駅馬車コース」の内容はこちら。

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まずは先付け。少し酸味の利いた味で胃袋が動かされます。

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続いて前菜。秋の終わりでしたので、銀杏などの寒い時期に美味しいものが並び喜しい限り。

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お刺身は真鯛とマグロです。お肉だけでないのがやはり嬉しいですよね。

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そして登場するのがこちらのお肉!見た目からも適度な刺しであることがわかりますね。お肉の量はちょうど良い120gです。

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味が良く染みて、しかし濃すぎることはなく本当に美味しいすき焼きです。

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最後のデザートも重たすぎないフルーツと小さなスイーツが助かります。

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そして大事なのがこの個室!赤い絨毯にこの家具。大正ロマンの雰囲気はやはりすき焼きと良く合います。お店の方を呼ぶときもこの電話!タイムスリップしてきたようです。

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接待でも、会合でも、大切なお食事でも、誰を連れてきても満足してもらえること間違いないちんやさん。意外と婚活中の男女なんかも来ていたりするそうなので、そこまで身構えず、普段のちょっと良い日に使ってみてはいかがでしょうか?

浅草で接待の場をお探しであれば、こちらの情報もチェックしてみましょう。
浅草で接待なら!この飲食店がおすすめ。

店名 ちんや
住所 東京都台東区浅草1-18-8

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カテゴリ:食事, 飲み屋 タグ:

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