天丼が好きならば一度は足を運んでいただきたいお店「土手の伊勢屋」を紹介したいと思います。

土手の伊勢屋

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場所は浅草から三ノ輪に向かう道途中。吉原大門のすぐそばです。昔は遊郭で栄えたその場所で、明治22年から続く老舗中の老舗であるこの天丼やさんは、2015年になり店主は現在5代目!

しかも面白いことに、4代目までは家族経営で営業されていたのにもかかわらず、2004年に5代目ももちろん代々…ではなく、高校生からアルバイトの成り上がり店主なのだとか!その理由は「揚げの経験と感覚」なのだそう。「家族でその血絶えるまで…」的な老舗が多いなか、革新的で面白い天丼やです。

行列の絶えない人気の天丼屋

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さて、前置きが長くなりましたが、土手の伊勢屋さん、浅草からはかなり離れているにも関わらず、行列の絶えない人気店。

吉原大門の角にあるひときわ目を引く木造建築。写真家のアラーキーにもずいぶん前に撮られています。数々の震災にも耐えているこの歴史ある建物(有形文化財)で天丼を食べるから余計美味しいのです。お昼時でもかなり混んでいて並ぶ場合も多く、できるだけ開店前に到着していることをおすすめします。

中に入ると、年季の入った木の造りがなんとも味わい深い店内。第2次世界大戦の時、このあたりはほぼ焼け野原だったにも関わらず、偶然にもその戦火を免れてきました。店内のねじを巻いて動かす年代物の時計も是非見ていただきたいです。

穴子入り天丼がおすすめ!

ここの天丼、松・竹・梅や、並・上・特上ではなく、イロハでランクが分かれています。

シンプルなイは1,400円で、イカの入ったかき揚げ、キス、海老が2本、野菜3種…聞くとこれだけでもなかなかボリューミーですが、おすすめはその上のロ!大きな穴子に、イカのかき揚げ、海老が1本にしし唐が乗ります。

こちらの一押しはなんと言ってもこのアナゴです。ロ、ハの天丼を注文すれば食べることができます。

ちなみにハはイのかき揚げが白魚に変わり、キスの代わりに穴子と小エビが乗っかります。とにかくボリューム満点!

江戸前濃いタレの下町天丼

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photo by 土手の伊勢屋

並ぶ時間はあるかもしれませんが、注文するとだいたいすぐに出てくるので、待ち時間が長すぎてイライラ…ということはありません。

出来立ての天丼は当然丼から大きくはみ出ていて、ふたは役割を果たしていません。お皿として使うようです。満席、相席、そして美味しそうな匂いも店内に充満していて「よし、食べるぞ!」という気にさせてくれます。

ガッツリ系天丼と言いますか、江戸前のとても濃い味付けです。他の地域から来られた方は驚かれるかもしれません。

四代目との縁がきっかけで継ぐことになった五代目が揚げた天ぷらを無心に頬張ります。両方食べたことがありますが、もちろん味は同じです。下町は日本堤の天丼は浅草中心地にある天丼とは違う勢い、生命力を感じます。全部残さず食べ終わり、日本家屋を出たときに感じる「食った!」という満足感。最高です。

浅草周辺の天丼屋ももちろん美味しいですが、時間があるときは是非こちらの土手の伊勢屋さんまで足をのばしてみてください。浅草までの帰り道もきっと良い運動になるはずです。
浅草のおすすめ天丼一覧

天ぷらはもちろん、美味しい魚料理のお店が多い浅草。1度は足を運んでみてくださいね。

その他、浅草と行ったらコレという定番グルメを楽しみたいという方は、下記のページも合わせて読んでみてください。

店名 土手の伊勢屋(どてのいせや)
住所 東京都台東区日本堤1丁目9−2

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