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    浅草の朝は東本願寺の晨朝法要でお経とお説法を拝聴しよう!

    浅草から上野方面へと抜ける場所・・・中心地からは離れており、住宅街と、飲食街が混じるその場所に突然巨大なお寺が現れます。

    浅草寺のような華々しさとは大きく異なる趣で、観光客は見受けられません。しかし存在感は抜群。思わず足を止めてしまうそのお寺の名前は「東本願寺」。この東本願寺、実はある体験ができる観光にもおすすめなお寺なのです。

    目次

    浅草の朝は東本願寺の晨朝法要で

    アクセスは、雷門通りを西に行き、合羽橋南交差点に向かうと見えてきます。
    東本願寺
    立派な瓦ぶきの屋根はありますが、コンクリートを多用したお堂のつくりは、浄土真宗の東本願寺派の本山らしくないと思われる方もおられるかもしれませんが、これには400年の歴史の中で、大火や地震、空襲と、事あるごとに再建を繰り返して行きついた形なのです。

    強固な建築にしつつ、ここ浅草の地に据えているというところに、東本願寺の重要性がうかがい知れるというものです。

    お経とお説法を拝聴する体験を東本願寺で

    本願寺
    浅草は昼間は賑やかですが、朝と夜は人が少ないのが特徴のエリア。浅草で迎える朝、早朝に到着してまだお店が開くまで時間があったりしますよね。

    そんな朝の過ごし方で意外と知られていない素晴らしいものがあります。それが東本願寺で毎朝7:30(行事期間中は7:00)に行われている晨朝法要(じんちょうほうよう)です。

    これは、朝の冷たい空気が荘厳さを増している本堂にお坊さん方がおいでになり、お経を読まれる朝のお勤めのこと。
    そのぴんと張り詰めた空気を共にし、心穏やかに座していることで、つつがなく浮かれすぎることなく1日を始めることができるのです。

    30分のお勤めの後、15分の法話を拝聴して、この充実した朝のひとときは終わります。

    東本願寺で浄土真宗に触れる

    東本願寺が社会と深いつながりをもつがゆえのエピソードには事欠きません。
    戦時中は敵国の捕虜を収容する場所としても選ばれ、彼らを保護するばかりではなくお経を聞かせて心を静めていたともいいます。

    本堂で暖かな笑みを浮かべておられる、東本願寺のご本尊、阿弥陀如来。
    浄土真宗の教えは、阿弥陀如来の本願である、生きとし生けるものすべてを救いたいという気持ちを共にすることにあります。

    個人や狭い身内のみが快楽を得て、縁遠いものやほかの生き物に苦痛を与えることは、結局は苦しみである・・。そんな深い叡智と、小さき者や平凡なものへの慈しみにあふれています。この教えを聞けば、晨朝法要をどんな人にでも参加できるように門戸を開いていたり、戦時中に敵国の捕虜にお経をあげたりといったこともうなずけるというものでしょう。

    参加型イベントも多い東本願寺で書道や茶道に触れよう

    higashihonganji
    東本願寺は法要だけではなく、通年でじつにさまざまな企画を行っており、庶民に芸術や交流の場を提供するというフレンドリーさがあります。

    例えば、本堂横の建物、慈光殿で毎月開かれている、”書道に親しむ会”。

    受講料¥500、備品¥3700で、美しい文字と仏教の経の教えが同時に学べます。ほかにも華道、茶道の教室もあり、仏様の加護のもと、多くの方がゆったりと教養を磨いています。魅力にあふれたお寺、東本願寺にぜひ一度。

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