更新日:2017/12/12

浅草のバーといえば、まっさきにあがるのが「神谷バー」でしょう。位置するのは、後ろにはMATSUYA松屋浅草、右にはスカイツリー、左には雷門と、まさに観光地の中心です。

そのスタートは1880年!最初はにごり酒を売っていた「みかはや銘酒店」という名前の酒場でした。それから今まで130年以上浅草で愛され続けている歴史深いバーです。

浅草で昼から飲むなら神谷バー

神谷バー
神谷バー

11時半から夜の10時まで空いていますので、お昼からお酒が楽しめます。浅草に来たら、とりあえず、ここで1杯飲んでから、次の観光へ向かいましょう。

神谷バーに入ると、右手にレジが、そして左にはずらりと席が並びます。

ここではキャッシュオンで頼むのがルールですので、レジに並び、お酒と料理を注文。そして渡された食券を持って席に着きます。

食券

席はたいてい込んでいるので、相席もあたりまえ。「こちらよろしいですか?」と一声かけてご一緒しましょう。

ビールをチェイサーに電気ブランを飲もう!

電気ブラン
この神谷バーといえばご存知電気ブラン。創業から2年後の明治15年に創業者神谷傳兵衛が作り出したお酒です。

電気ブランとは、ブランデーや、ジン、ワイン、キュラソー、薬草は混ざったリキュール。その配合などは企業秘密だそうです。飲むとブランデーが甘くなったような味と、さらに強いアルコールでまろやかだけど強烈。飲んでるとクセになる味をしてるので、ついつい飲みすぎてしまいます。

この電気ブラン、飲み方は色々。そのままストレート、氷に入れてロック、ソーダで割ってハイボールに、ジンジャーエールで割ってジンジャーハイボール。こちらはレモンを入れるとより美味しいそうです。

電気ブラン

飲み方は色々ですが、お店ではストレートで頼みつつ、ビールをチェイサーにするのが流儀。(流儀というか、そう飲んでいる人が多いです。)

ビール

飲んでる人の前がグラスだらけだったりするのは、ビール、電気ブラン、水という三点セットがあるからなんです。この飲み方、どこからともなく自然発生した飲み方のようですが、今では店の売り文句にもなっています。ちなみにその売り文句がなかなかおしゃれ。

相思相愛。-生ビールと電気ブラン
この二つは相思相愛。
交互に飲めば、非常においしい。
どちらかだけでは、もの足りない。

本当にこのとおりで、電気ブランだけでは物足りないし、神谷バーに来てビールだけはもったいない。ビール大(1リットル)を頼み、豪快に飲んでこその神谷バーです。

食事も充実!洋食を楽しもう

神谷バー

神谷バーは料理も充実しているのも嬉しいところ。人気のメニューは浅草らしい「煮込み」。洋食の定番「カニコロッケ」。「海老マカロニグラタン」も人気です。他にも、思わず「ハイカラね」といいたくなるようなザ・昔の洋食といったメニュー。そして定番の居酒屋メニューが並び、心がときめきます。

箸

飲み屋では頼まないようなメニューを頼むのも一興。というとで、レトロ感を楽しむ「ナポリタン」、「しょうが焼き」、「チーズサラダ」を注文です。

チーズサラダ

最初にやってきたのはチーズサラダ。

チーズがたっぷり乗っています。まさに洋食屋さんでランチセットについてくるサラダのような懐かしい味!チーズのおかげでお酒もすすみます。

続いてしょうが焼き。

しょうが焼き

ちょっとご飯持ってきて!というような装いです。

豚ロース肉って、固いところは本当に固くてぽそぽそなんですが、ここはしっとり柔らかくて旨い。甘めの味付けが食を進めます。

さらに登場したのがナポリタン。

ナポリタン

ケチャップベースの「懐かしい」という形容しか出てこない嬉しい味わい。

飲み屋のピリ辛ナポリタンもおいしいのですが、こちらはまさに洋食屋さんのそれです。もう高カロリーとかいう言葉は無視して、チーズをたっぷり乗せて食べましょう。ああ幸せ。

神谷バーで電気ブランカクテルを飲むなら

電気ブランはもともとブランデーのような味わいなので、、様々なお酒と相性が良いです。神谷バーでも、電気ブランをつかったカクテルを飲む事が出来ます。

ハチブドーパンチ

お店で飲のであれば、フルーツを漬け込んだハチブドー酒(蜂蜜で甘くしたワイン)を炭酸で割ったハチブドーパンチがおすすめ。ハチブドー酒自体が甘めなのですが、炭酸で割ることですっきり飲むことが出来ます。

電気ブランソーダ

その名の通り電気ブランをソーダで割ったもの。ちょっと変わったハイボールと思って頂くとイメージに近いかもしれません。

電気ブランサワー

同じく、電気ブランをサワーで割ったもの。ソーダ割りよりも少し甘く飲みやすいです。

Denki Blan Fix

なぜか全てのメニューのなかでコレだけ英語。笑 というかっこいいカクテル。電気ブランにチェリーブランデーを加えたものです。電気ブランをブランデーで割るので、度数は下がりませんので注意!

自宅で電気ブランカクテルを飲むなら

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一度、家飲みのときにお土産でもらって電気ブラン。そのままだと強すぎたので、さてどうやって飲もうかと思ったときに調べた飲み方を紹介します。

電気ブランソーダ/サワー

まずはソーダ割り、サワー割り。こちらは言うまでもなく飲みやすくなるので、まず試してみましょう。レモンを絞るとより美味しくなります。

電気ブランジンジャー

電気ブランをジンジャエールで割ったカクテル。電気ブランのジンジャーハイボールといった味になります。こちらもレモンを絞るとなお飲みやすくて美味しいです。

電気ブランアイスティー割り

意外と美味しいのが、電気ブランのアイスティー割り!無糖のアイスティーと割ると、香りがよくて美味しいです。寒い日は、ホットティーに少しだけ電気ブランを入れて楽しむのも良いですよ。

以上、電気ブランの飲み方でした。

デートで使える神谷バーのうんちくや豆知識

浅草にデートに来て、神谷バーに連れて行くっていうのもなかなかオツです。

せっかくならば、付け焼刃の豆知識を披露しましょう。もちろん、軽い接待や上司にもうけること間違いありません。

電気ブランの電気って何?

電気ブランの電気とは、今でいう「サイバー」とか「クラウド」みたいなもの。意味がわからないといわないでください。とにかく“西洋っぽい流行のもの”だったんです。電気ブランが出来た明治15年は、銀座に初めて白熱灯がついたときでした。その明るい電気を見に、人が集まったといわれています。そんなモダン、最新、いけてる感じを表したのが、この電気ブランの電気なのです。

神谷バーの建物

神谷バー

神谷バーの建物は1921年(大正10年)に建てられた浅草で1番古いコンクリート作りの建物。非常に風情があります。登録有形文化財に指定されており、最近では耐震工事なども行われています。

文豪と電気ブラン

浅草といえば文化の発信地。文豪や文化人たちが集った町が浅草です。この神谷バーにも、そんな物書きが訪れていました。有名どころだと太宰治の「人間失格」で「電気ブラン以上に酔っ払うものないよね」と言っていたり、詩人の萩原朔太郎が「一人にて酒をのみ居れる憐れなるとなりの男なにを思ふらん(神谷バァにて)」という詩を作っていたり、三浦哲郎の小説「忍ぶ川」にも以下のような形で登場します。

「ええ。・・・でも、せっかくの休みだから、ふだんできないことをしたいんです。やっぱし、浅草へ行きたいわ」
(略)
「だけど、神谷バーってのはいまでもあるのかな」「ええ、あると思いますわ。いつか栃木へ帰るとき、ちらっと見たような気がするんですの。映画見て、神谷バーへ行って、あたしはブドー酒、あなたは電気ブランで、きょうのあたしの手柄の為に乾杯してくださいな」(『忍ぶ川』からの一場面)

文化の中心だった浅草で、文化の発祥の場所ともなっている神谷バー、そして電気ブラン。これは浅草に来たら飲んでいくしかありませんね。

浅草で昼から飲めるお店をもっと見る

浅草の神谷バーの口コミ

最後に、神谷バーへ行った方の口コミを見てみましょう。

40代男性による神谷バーの口コミ

デンキブランというカクテルでおなじみのバーです。しかし、お酒を飲むだけが楽しみのお店ではありません。
2階のレストランへ足を運べば美味しい料理にもありつけます。昭和の雰囲気満載の洋食屋さんといった店内はとても落ち着いて美味しい料理をのんびりと楽しむことができます。浅草という土地柄からか下町の食堂で見かけるようなメニューが多くどれも美味です。(例えばメンチカツやナポリタンなど…)お値段もリーズナブルではしご酒をしている途中に立ち寄るのにはちょうど良いお店です。

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店名 神谷バー
住所 東京都台東区浅草1-1-1 1~3F

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カテゴリ:バー・お酒, 飲み屋 タグ:提供:Nさん/30代男性
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  1. icon

    トシ より:

    男性 (50代)

    2015/09/01 11:40

    神谷バー・・・名前がいいですよね。デンキブランってなんじゃそりゃ?それは大正ロマンを感じる5階建てのビルにありました。でも中の感じはバーというよりファミレスに近い明るい空間です。デンキブランは小さなグラスに少量入って出てきました。その味はというと何とも甘ったるく、でもアルコールは結構きつい!!こりゃ飲めんわと思っていたら、どうもビールといっしょに飲むのが本来の飲み方らしいです。一緒に頼んだコロッケもうまいし、酒が飲めない方にも定食で楽しめるのでおすすめです。

  2. icon

    ちー より:

    男性 (30代)

    2015/09/03 17:45

    神谷バーで電気ブラン。浅草観光の際に「夜はお酒をちょっと一杯 」というような時、必ず訪れておきたい場所が「神谷バー」です。駅降りてすぐ隣にあるのですが、日本で一番最初にできた バーで、明治の時代からある老舗のお店です。バーと言っても、いわゆる最近によくあるバーではなく、中は食堂のような雰囲気で、職券を購入して飲食するというスタイルです。おすすめは「電気ブラン」。浅草でお酒といえば、電気ブランははずせません!

  3. icon

    ぷりん より:

    女性 (40代)

    2015/10/10 16:08

    友人と浅草で待ち合わせをした際、
    時間があったので、ふらりと立ち寄りました。
    関西出身の私が知っているほど、有名なバーなのですが、
    どことなく懐かしい雰囲気の、入りやすいお店です。
    入口でチケットを買う方式や、内装など、
    バーというよりも食堂のような雰囲気でした。
    名物のデンキブランは必飲!
    デンキブランのグラスは販売もしており、
    手ごろな値段で、お土産にも喜ばれますよ。

  4. icon

    甘い想い出 より:

    男性 (50代)

    2016/12/12 11:36

    私にお勧めは、懐かしの神谷バー。バブルを仕事で駆け抜けた東京の東側の紳士たちなら、一度は訪れたことがあるのではないかという老舗のバーだ。

    場所は東武浅草駅、松屋の馬車通り対面に位置している。いかにも浅草!という風景のなか、レトロでいて一際大きな店構えだからすぐわかるだろう。

    ●神谷バーの口コミ。定年後は浅草のバーで電気ブランを

    この神谷バー。とにかく昔から人でいっぱいだった。初めて足を踏み入れたのは30年も前のことだが、とにかく人で賑わっていた。

    いかにも働くサラリーマンな連中から、浅草に根が生えているであろう地元のおじ様、おじい様がた。

    なかには若い女性なんかもいたりして、男性顔負けにぐいぐい飲んでる。

    ●神谷バーでの電気ブランの飲み方

    老若男女問わず、飲んでいるのは、一度は飲みたい純日本のカクテル デンキブランだ。

    ここの神谷バーを利用するにあたり、注意事項がある。注意というより、もはや禁止事項だ。

    神谷バーを利用するのは、彼女と二人でも、女子会でも、男同志のやろう会でも何でも良い。ただし、以下には気をつけたほうが宜しい。

    決して彼女に三杯飲ませてはいけない。 彼女はふらふら。きちんと家まで送っていくこと。
    新入社員に一気飲みをさせてはいけない。三杯で、口から火を噴きだす。
    飲んだ後に浅草寺の仲見世通りを駆け抜けるな。確実にダウンする。

    ●飲みすぎ注意!な神谷バーの電気ブランの思い出

    かれこれ30数年前。新入社員としてピチピチのころ。先輩に連れられ、浅草へ。酒も覚えたての頃。少しは飲みは鍛えていたつもり。生意気盛りの社会人なり立て。残業続きで、そこそこ給料もあり。浅草花火帰り。先輩、同期男女10数人。少し気になる同期の娘。

    「おい。鈴木。いい店があるんだぜ。みんなに声かけてこいよ、なかなか渋い店教えてやるよ。。」

    ロマンただよう浅草のバーにいこうぜ!!。


    ここ。ここ。な、いいだろう。ちょっと混んでいるけど。


    「先輩。神谷バーって言うんですが、こんなところ知っているなら、もっと早く教えてくださいよ。」

    「先輩。なかなかいいですね。彼女と来て飲ませてるんですか?」

    おまえ。何考えてんだよ。

    「先輩。ロマンですよ。ロマン。」

    おい鈴木。いいの教えてやるよ。これ、飲んでみな。

    「え。なんですか先輩。養命酒みたいな色です。」

    なに、それ、そんな変なものじゃないよ。ここ神谷バー一番の名物だ。まわり見てみろ。みんな飲んでるだろう?それ。飲んでみ。

    「先輩。甘くないっすか。」

    どうだい。口当たりいいだろう。

    「先輩、少し甘いっすかね。」

    ばかいえ。結構、強いんだぜ。これ。口当たりいいから。ロマンのカクテルだぜ。

    「へへ。先輩。女の子に、いいこと言って飲ましたりして。だめですよ。」

    何言っての。俺は紳士だぜ。それより、ほれ、駆けつけ三杯飲んでみ。

    「先輩負けせてください。」

    おうい、みんな鈴木が駆けつけ三杯飲むぞ!。

    わおおお。いっき。いっき。いっき。
    わおおお。わおおお。

    おい。鈴木少し壊れてないか?

    「先輩。うまいっすね。こんなの平気平気。」

    わおお。わおお。

    「ううい。先輩。今日はいい気持ちです。楽しかったです。」

    よし。鈴木。あそこまで、競争だ。行くぞ。雷門から仲見世通りの終わりまで走るぞ。

    「わおおわあおお。先輩。空飛んでます。・・・。」

    …懐かしいな。元気だったよな。今考えると。よく急性アルコール中毒にならなくてよかった。もう、あんなことできないよ。懐かしいな。良識ある皆さんは、仲見世通りを全力疾走してはいけません。

    そういえば、先輩と定年後に飲みに行こうという話しをしたようなしていないような。そんな定年もちらほら見える年齢になった。

    二十歳のお祝いに、娘をつれて、俺の青春のデンキブランでも飲みにいくかな。

  5. icon

    ペコ より:

    女性 (20代)

    2017/10/27 14:37

    気になっていて、なかなか行けなかった「神谷バー」。ついに行ってきました!

    日曜日の17時ころにいきましたが、広いホールが人でいっぱい!大混雑でした。

    初めて知ったのですが、注文はチケット制なんですね。入店時にダンディーなスタッフの方に教えていただきました。

    楽しみにしていた電気ブランは、
    ・電気ブラン(アルコール30度)
    ・電気ブラン オールド(アルコール40度)
    の2種類がありましたが、初心者ということで定番の「電気ブラン」をいただきました♪

    お味は・・・思ったより甘い!
    びっくりしていたら、隣の常連のおじさんが
    「ビールをチェイサーにして飲むんだよ」と教えてくれました。(なるほど!)

    ついでに、そのおじさんに「かにコロッケ」をすすめられたので、ビールとあわせて注文♪

    ビールを飲みながら、ちびちびのむ電気ブラン。
    そして、大きなかにコロッケ!うまい!幸せ〜!がとまりませんでした(笑

    常連さんとも仲良くなれて、おいしい料理&お酒も堪能できました!
    なんだか神谷バーにはまりそうです(^^)

  6. icon

    老夫婦 より:

    男性 (60代~)

    2017/12/12 11:31

    私達夫婦は60代後半、若い頃は「御酉様」や「羽子板市」などによく出かけていました。
    主人の実家がバスで30分のところだったことと、私の住まいが渋谷で銀座線一本で出かけるのに便利だったからです。
    結婚後は子連れで行くには粋すぎて、遠慮するように…。

    ●観光で年配の方をお連れする時にもおすすめな神谷バー

    主人は友人や職場の若い子たちと、慣れた浅草によく遊びに行っていてようです。
    いろいろと巡って最後の締めに立ち寄ったのが「神谷バー」だったとか。
    【電気ブラン】が有名なバーですが、口当たり良いカクテルに何杯かおかわりした女性が、腰が立たなくなったという話しを聞いたことがあります。

    ●浅草らしい雰囲気のバー!

    私は飲めないので「神谷バー」には行ったことがありませんでした。
    2年くらい前、主人の従兄達と浅草で遊び、最後に「神谷バー」で仕上げの飲み会になりました。
    すごい混んでいて、賑やかで、バーというか大衆酒場というか、なんとも言えない不思議な雰囲気です。
    バイタリティに溢れていて、大声で笑いながらしゃべっている男女が、初対面というのにもびっくり。
    もうすっかり旧知の間柄かと誤解したほど…。

    ●電気ブランは飲みすぎ注意。

    混み合っているので相席は当たり前、そんなことを気にしていては美味しく飲めないと、言うことみたいです。
    その喧騒には驚きましたが、溢れるバイタリティは「浅草そのもの」でした。
    この「神谷バー」は創業が百年前、【電気ブラン】も電気が珍しい時代の新名物だったようですね。
    検索の結果は、ベースがブランデーでジン・ワインキュラソー・薬草などがブレンドされているみたい。
    当時は45度もアルコール度があったようですが、現在は40度だとか。
    それでも強いカクテルには違いがありません。
    いくら酒豪でも若い女性の飲みすぎには注意が必要ですが、ほんのり甘い飲みやすいカクテルで油断したのでしょう。

    この喧騒感とバイタリティ、強いカクテルに興味のある方にはおススメ。
    一度は覗いてみて、味わってください。
    昔の浅草体験には良いと思います。
    従兄たちの老人夫妻も喜んでいましたから…。

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