浅草のバーといえば、まっさきにあがるのが「神谷バー」でしょう。位置するのは、後ろにはMATSUYA松屋浅草、右にはスカイツリー、左には雷門と、まさに観光地の中心です。

そのスタートは1880年!最初はにごり酒を売っていた「みかはや銘酒店」という名前の酒場でした。それから今まで130年以上浅草で愛され続けている歴史深いバーです。

浅草で昼から飲むなら神谷バー

神谷バー
神谷バー

11時半から夜の10時まで空いていますので、お昼からお酒が楽しめます。浅草に来たら、とりあえず、ここで1杯飲んでから、次の観光へ向かいましょう。

神谷バーに入ると、右手にレジが、そして左にはずらりと席が並びます。

ここではキャッシュオンで頼むのがルールですので、レジに並び、お酒と料理を注文。そして渡された食券を持って席に着きます。

食券

席はたいてい込んでいるので、相席もあたりまえ。「こちらよろしいですか?」と一声かけてご一緒しましょう。

ビールをチェイサーに電気ブランを飲もう!

電気ブラン
この神谷バーといえばご存知電気ブラン。創業から2年後の明治15年に創業者神谷傳兵衛が作り出したお酒です。

電気ブランとは、ブランデーや、ジン、ワイン、キュラソー、薬草は混ざったリキュール。その配合などは企業秘密だそうです。飲むとブランデーが甘くなったような味と、さらに強いアルコールでまろやかだけど強烈。飲んでるとクセになる味をしてるので、ついつい飲みすぎてしまいます。

この電気ブラン、飲み方は色々。そのままストレート、氷に入れてロック、ソーダで割ってハイボールに、ジンジャーエールで割ってジンジャーハイボール。こちらはレモンを入れるとより美味しいそうです。

電気ブラン

飲み方は色々ですが、お店ではストレートで頼みつつ、ビールをチェイサーにするのが流儀。(流儀というか、そう飲んでいる人が多いです。)

ビール

飲んでる人の前がグラスだらけだったりするのは、ビール、電気ブラン、水という三点セットがあるからなんです。この飲み方、どこからともなく自然発生した飲み方のようですが、今では店の売り文句にもなっています。ちなみにその売り文句がなかなかおしゃれ。

相思相愛。-生ビールと電気ブラン
この二つは相思相愛。
交互に飲めば、非常においしい。
どちらかだけでは、もの足りない。

本当にこのとおりで、電気ブランだけでは物足りないし、神谷バーに来てビールだけはもったいない。ビール大(1リットル)を頼み、豪快に飲んでこその神谷バーです。

食事も充実!洋食を楽しもう

神谷バー

神谷バーは料理も充実しているのも嬉しいところ。人気のメニューは浅草らしい「煮込み」。洋食の定番「カニコロッケ」。「海老マカロニグラタン」も人気です。他にも、思わず「ハイカラね」といいたくなるようなザ・昔の洋食といったメニュー。そして定番の居酒屋メニューが並び、心がときめきます。

箸

飲み屋では頼まないようなメニューを頼むのも一興。というとで、レトロ感を楽しむ「ナポリタン」、「しょうが焼き」、「チーズサラダ」を注文です。

チーズサラダ

最初にやってきたのはチーズサラダ。

チーズがたっぷり乗っています。まさに洋食屋さんでランチセットについてくるサラダのような懐かしい味!チーズのおかげでお酒もすすみます。

続いてしょうが焼き。

しょうが焼き

ちょっとご飯持ってきて!というような装いです。

豚ロース肉って、固いところは本当に固くてぽそぽそなんですが、ここはしっとり柔らかくて旨い。甘めの味付けが食を進めます。

さらに登場したのがナポリタン。

ナポリタン

ケチャップベースの「懐かしい」という形容しか出てこない嬉しい味わい。

飲み屋のピリ辛ナポリタンもおいしいのですが、こちらはまさに洋食屋さんのそれです。もう高カロリーとかいう言葉は無視して、チーズをたっぷり乗せて食べましょう。ああ幸せ。

神谷バーで電気ブランカクテルを飲むなら

電気ブランはもともとブランデーのような味わいなので、、様々なお酒と相性が良いです。神谷バーでも、電気ブランをつかったカクテルを飲む事が出来ます。

ハチブドーパンチ

お店で飲のであれば、フルーツを漬け込んだハチブドー酒(蜂蜜で甘くしたワイン)を炭酸で割ったハチブドーパンチがおすすめ。ハチブドー酒自体が甘めなのですが、炭酸で割ることですっきり飲むことが出来ます。

電気ブランソーダ

その名の通り電気ブランをソーダで割ったもの。ちょっと変わったハイボールと思って頂くとイメージに近いかもしれません。

電気ブランサワー

同じく、電気ブランをサワーで割ったもの。ソーダ割りよりも少し甘く飲みやすいです。

Denki Blan Fix

なぜか全てのメニューのなかでコレだけ英語。笑 というかっこいいカクテル。電気ブランにチェリーブランデーを加えたものです。電気ブランをブランデーで割るので、度数は下がりませんので注意!

自宅で電気ブランカクテルを飲むなら

db

一度、家飲みのときにお土産でもらって電気ブラン。そのままだと強すぎたので、さてどうやって飲もうかと思ったときに調べた飲み方を紹介します。

電気ブランソーダ/サワー

まずはソーダ割り、サワー割り。こちらは言うまでもなく飲みやすくなるので、まず試してみましょう。レモンを絞るとより美味しくなります。

電気ブランジンジャー

電気ブランをジンジャエールで割ったカクテル。電気ブランのジンジャーハイボールといった味になります。こちらもレモンを絞るとなお飲みやすくて美味しいです。

電気ブランアイスティー割り

意外と美味しいのが、電気ブランのアイスティー割り!無糖のアイスティーと割ると、香りがよくて美味しいです。寒い日は、ホットティーに少しだけ電気ブランを入れて楽しむのも良いですよ。

以上、電気ブランの飲み方でした。

デートで使える神谷バーのうんちくや豆知識

浅草にデートに来て、神谷バーに連れて行くっていうのもなかなかオツです。

せっかくならば、付け焼刃の豆知識を披露しましょう。もちろん、軽い接待や上司にもうけること間違いありません。

電気ブランの電気って何?

電気ブランの電気とは、今でいう「サイバー」とか「クラウド」みたいなもの。意味がわからないといわないでください。とにかく“西洋っぽい流行のもの”だったんです。電気ブランが出来た明治15年は、銀座に初めて白熱灯がついたときでした。その明るい電気を見に、人が集まったといわれています。そんなモダン、最新、いけてる感じを表したのが、この電気ブランの電気なのです。

神谷バーの建物

神谷バー

神谷バーの建物は1921年(大正10年)に建てられた浅草で1番古いコンクリート作りの建物。非常に風情があります。登録有形文化財に指定されており、最近では耐震工事なども行われています。

文豪と電気ブラン

浅草といえば文化の発信地。文豪や文化人たちが集った町が浅草です。この神谷バーにも、そんな物書きが訪れていました。有名どころだと太宰治の「人間失格」で「電気ブラン以上に酔っ払うものないよね」と言っていたり、詩人の萩原朔太郎が「一人にて酒をのみ居れる憐れなるとなりの男なにを思ふらん(神谷バァにて)」という詩を作っていたり、三浦哲郎の小説「忍ぶ川」にも以下のような形で登場します。

「ええ。・・・でも、せっかくの休みだから、ふだんできないことをしたいんです。やっぱし、浅草へ行きたいわ」
(略)
「だけど、神谷バーってのはいまでもあるのかな」「ええ、あると思いますわ。いつか栃木へ帰るとき、ちらっと見たような気がするんですの。映画見て、神谷バーへ行って、あたしはブドー酒、あなたは電気ブランで、きょうのあたしの手柄の為に乾杯してくださいな」(『忍ぶ川』からの一場面)

文化の中心だった浅草で、文化の発祥の場所ともなっている神谷バー、そして電気ブラン。これは浅草に来たら飲んでいくしかありませんね。

浅草の神谷バーの口コミ

最後に、神谷バーへ行った方の口コミを見てみましょう。

40代男性による神谷バーの口コミ

デンキブランというカクテルでおなじみのバーです。しかし、お酒を飲むだけが楽しみのお店ではありません。
2階のレストランへ足を運べば美味しい料理にもありつけます。昭和の雰囲気満載の洋食屋さんといった店内はとても落ち着いて美味しい料理をのんびりと楽しむことができます。浅草という土地柄からか下町の食堂で見かけるようなメニューが多くどれも美味です。(例えばメンチカツやナポリタンなど…)お値段もリーズナブルではしご酒をしている途中に立ち寄るのにはちょうど良いお店です。

店名 神谷バー
住所 東京都台東区浅草1-1-1 1~3F

▲ このページのトップに戻る

by 浅草観光のオトモ
カテゴリ:飲み屋・バー・お酒 タグ:提供:Nさん/30代男性
応援コメントをどうぞ!※現在投稿はできますが、反映はされません。

甘い想い出 へ返信する コメントをキャンセル

メッセージ

ニックネーム

年代

性別

アイコンを選択