浅草といえば、昼の町。
雷門前から仲見世通り、そして浅草寺内まで、休日の昼ともなれば人であふれかえります。食べ歩きもままならない人の数ですが、その活気を感じるのもまた浅草の醍醐味。
夜は美しい観光名所に変貌する浅草寺
しかし!実は浅草の魅力は昼間だけでなないのです。私が好きなのは夜の浅草。夜になると絶景の撮影スポットになりますので、是非訪れてみてください。
浅草という町は、夜になると、とたんに人が少なくなります。昼間は観光客が、そして夜は飲み屋街として賑わうのですが、9時も過ぎてしまえば店も閉まり、人は少なく、町はわりと静か。
とりわけ浅草寺には、昼間には見れない顔が現れます。それが、ライトアップです。
1603年に江戸幕府が始まってからの400周年を迎えた2003年、周囲の住民からの声でスタートすることになったのがこのライトアップ。
実はこの照明、ヨーロッパや日本と世界中で活躍する照明デザイナーの石井幹子さんが手がけたもの。
彼女の作品は、今あるものの陰影を活かす繊細な美しさと、見るものを圧巻させる大胆さが同居する素敵な作品ばかり。
ちなみにこちらが石井幹子さんの手がけた湯村温泉の照明。静かで素敵です。

東京タワーや、レインボーブリッジなど、日本の有名どころの照明を手がけています。そんな彼女の作品となった浅草寺を見ることができるのです。
雷門のライトアップ
口で語るよりも写真で見ていきましょう。
まずは雷門のライトアップです。
ライトアップ前の雷門はこちら。見慣れた雷門ですね。人が凄いです。

そしてライトアップ後がこちら。

美しいですね。浅草寺の「朱色」を美しく見せることがこのライトアップの1つのテーマだったようで、非常にきれいに色が出ています。
仲見世通りのライトアップ
雷門から浅草寺を結ぶのが参道、仲見世通りです。おみやげ物や、食べ物屋が立ち並び、1番活気があるところですよね。
揚げまんじゅうなんかを食べながら境内に向かう人。日本人からアジア系の旅行客、欧米人と人種も様々です。

そして夜になるとこうなります。


人がいない!(当たり前)
まっすぐに続く仲見世通りの両サイドの照明がついており、なんとも幻想的です。昼間には細部までじっくり見れるほど立ち止まれませんが、夜なら心置きなく観察できます。
浅草寺内のライトアップ
浅草寺内のライトアップも圧巻です。
普段の様子はこちら。手前で煙を悪いところにかけ、そしてお参りをして帰っていく、昔から変わらないいつもの浅草寺の顔です。

そしてライトアップ後の様子はこちら。



本堂も五重塔も、すべて輪郭がくっきりと浮かびあがり、なんとも幻想的な雰囲気。
すべてが絵になるので、どこもかしこもシャッターポイントです。
ライトアップの時間は日が沈んでから夜の11時まで。お近くのスカイツリーも12時までのライトアップなので、夜の撮影をその時間に楽しんでみましょう。
【1分で見る】夜の浅草仲見世通り→浅草寺→浅草神社
雷門から浅草寺までの夜の様子を動画撮影しておきました。
参考までにご覧ください。
昼間と違って人がまったくいないので撮影には最高ですよ。
浅草の撮影スポットをもっと見たい方は、こちらの記事もどうぞ。
→浅草の撮影スポット一覧
浅草寺については下記にまとまっていますので、チェックしてみてくださいね。
店名 | 夜の雷門/仲見世通り/浅草寺 |
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住所 | 東京都台東区浅草2−3−1 |