浅草で気軽なランチを楽しみたいとぶらぶらしていた時に、神谷バーにたどり着きました。ガイドブックにも載っている歴史ある名店です。
落ち着いて食事が出来るレストランカミヤがおすすめ!
イチオシはデンキブランというアルコールでした。ブランデーのほかに、ワインキュラソー、ジン、薬草などを使用したカクテルだそうです。アルコール度数は30度。まさに電気の如くビリビリしそうです。
1階はこの電気ブランやビールが美味しく飲める「神谷バー」。こちらの情報を知りたい方は、こちらの神谷バーの紹介記事を見てみてください。
私たちが立ち寄ったのは、2階部分の「レストランカミヤ」です。
こちらは老舗の雰囲気とは少々異なり、白壁に高く感じる天井のモダンな作り。お昼時丁度にお邪魔しましたが、すでに年配のグループがそこかしこで楽しそうにビールを傾けていました。
670円の安くて美味しいランチ
私たちは身分相応に日替わりランチを注文。
アルコールに魅力を感じましたが、午後の予定も見据えてぐっと我慢。
その日は、「魚のソテーとミートローフがメインディッシュ」と聞いて、選びました。そのお値段、なんと670円。浅草の駅から徒歩2分の立地で、このお値段は驚きです。
メニューは、食前酒(ハチブドー酒)、メインディッシュ&ライス(パンも選べます)、味噌汁です。
ちなみに食前酒はハチブドー酒というもの。その歴史は古くなんと明治19年からあるそうです。まだワインを飲みなれていなかった日本人のために、蜂蜜をいれて飲みやすくしたのがこのお酒。これが大ヒットしたから、日本では普通のワインがなかなか流行らなかったのだとか。
メインディッシュは見た目こそ華やかではありませんでしたが、魚料理と肉料理、ポテトサラダ、キャベツの千切りとボリュームたっぷり。しかもお味は、大満足!濃い味付けで誤魔化すようなことはなく、本当に美味しいランチでした。もしかすると男性には少し足りないかもしれません。
まわりを見ると、下町洋食コース(2,500円)を注文されている方もおおかったと思います。
食前酒(ハチブドー酒)、季節のスープ、かにコロッケサラダ仕立て、牛タンシチュー、パン、コーヒーがセットになっていますので、よりカミヤレストランの雰囲気を楽しむならこっちでも良いかもしれません。
1階は人が多く、大きなテーブルに相席になったりもしますので、落ち着いて飲みたい、食事を取りたい、という方には、やはり2階がおすすめです。
古きよき日本の“洋”を感じられますよ。また行きたいです。