流行のセンベロ。1000円でべろべろになれる!お酒が好きな人なら知らない人はいないですよね。
東京の東側はセンベロの聖地が多いです。立石の商店街や、神田の高架下、秋葉原の裏あたりもセンベロ出来るお店が多いです。
今回はそんなセンベロが出来るお店を浅草で探してみましょう。浅草らしい体験のひとつですし、お酒が好きな方はどこか1店舗寄ってみることをオススメします。
浅草でセンベロ飲みならこのお店!
飲み屋以外の浅草定番グルメを楽しみたいなという場合は、下記のページが役に立つかと思います。合わせてチェックしてみてください。
正ちゃん:煮込みが有名なホッピー通りの居酒屋
- 居酒屋
- 住所:東京都台東区浅草2-7-13
正ちゃんの紹介
つくばエクスプレス浅草駅の5番出口から徒歩2分ほどの距離にある居酒屋さんで、土日は朝9時〜、平日もお昼くらいから営業しています。一応閉店時間も決まっているのですが、名物の牛煮込みがなくなると時間に関係なく終了らしいので要注意です。逆にだからこそ、この名物を食す価値は大いにあるのです!お皿にてんこ盛り乗せられた牛すじとでっぷりと大きな豆腐は味染み染みでお値段500円。これをつまみにホッピーや酎ハイを飲めば、美味しく楽しい浅草の酒盛りが始まります。ちなみに、メニュー表はイマドキ感あるものなのですが、創業はなんと昭和26年ということでお店自体は年記の入った雰囲気です。ギャップがあり、そこがちょっと面白いです。そして、あの「キタナシュラン」に認定されたお店でもあるのだとか。浅草は下町ならではの人情が息づく街ですから、ここで飲んでいる間にいつの間にやら仲良くなる人とかもいたりします。そういう出会いも楽しいのが「せんべろ飲み」の良いところです。まだせんべろデビューしていない方はぜひともこの楽しさを知っていただきたいです。
酒の大桝雷門店:酒屋さんが運営する居酒屋
- 居酒屋、日本酒バー、ダイニングバー
- 住所:東京都台東区浅草1−2−8
酒の大桝 雷門店の紹介
地下鉄銀座線の浅草駅から徒歩1分ほどの好立地に小洒落た酒屋みたいなこちらのお店はあります。というのも、このお店は元々は酒屋さんなのです。そしてここでは角打ち(かくうち)が楽しめます。角打ちというのは、酒屋で立ち飲みをすることを言います。関東圏ならではの言い方らしいので、それ以外の地域にお住いの方にはあまり馴染みのない言い方かもしれません。酒屋ならではの豊富なお酒の品揃えと、200円台から飲める良心的な価格設定。さらには酒屋なのにかなりのクオリティーで提供されるツマミの数々。何を取っても抜群のコスパで日本酒が好きな人に特におすすめのお店です。なんでこんなに安く飲めるのか、それは普通の角打ちだと1合ずつの提供だと思うのですが、色んな種類を楽しめるようにという配慮なのか、半合から提供されるからその分1杯あたりのお値段もお安いのです。人気店で常にお客さんが沢山いらっしゃいますから、空きがあればラッキーです。1人呑みや少人数呑みに最適なお店なので、ちょっと浅草に立ち寄る機会があった際などにフラッと立ち寄りたくなるお店です。ハシゴするつもりだったのにあまりにもお酒が充実していて肴がボリューミーかつ美味しいので、ついそのまま1軒で飲み続けてしまうという「大桝マジック」があります。ぜひともおすすめいたします。
正直ビヤホール:最高に美味しいビールをレトロ空間で
- ビアホール、ビアレストラン
- 住所:東京都台東区浅草2-22-9
正直ビヤホールの紹介
つくばエクスプレス浅草駅から徒歩5分くらいのところにあるお店です。8席のカウンターのみの小さなお店なので1人〜2人程度の呑みにオススメのお店です。かなりレトロな店内でタイムスリップしたような感覚になりながら、これまたレトロ感満点のビアサーバーの注ぎ口から出てくる冷え冷えの生ビールが頂ける遊び心満点な楽しいお店です。看板がないので一見お店かどうかもわからないので、まさに知る人ぞ知るお店という感じです。ちゃんと調べてないと辿り着けないのでドキドキしちゃいます。このお店では駄菓子などをツマミに生ビールを頂けるのですが、店内に張り紙で「おいしいものはございません」と書いてあるあたりが潔すぎて格好良さすら感じます!でも、駄菓子とビールって意外なほど合うんです。しかも、駄菓子だからツマミにかかるお金が物凄く安いです!「ザ・せんべろ」と言っても過言ではなく、ハシゴして何軒も巡る時には最適なお店です。お店の雰囲気やお店の方とのやりとりを楽しむ。まさにせんべろのためにあるようなお店だと思います。抽象的な表現で伝わりづらかったら申し訳ないですが、私はこういうお店が大好きです。
福ちゃん:浅草地下街にあるお店でやきそばをつまみにビールを!
- 焼きそば、カレーライス、居酒屋
- 住所:東京都台東区浅草1-1-12浅草地下街
福ちゃんの紹介
東京メトロなど各線の浅草駅の改札から6番出口に向かって歩く途中、地下街の中にこのお店はあります。ご存知でしたか?浅草地下商店街は日本で既存する地下街の中で一番古い地下街なんですって!このお店はそんな歴史ある地下街の一角にある老舗店で、かれこれ60年近く続いているそうです。時代とともに数多くのお店が淘汰されてきた中、生き残り続けているこのお店は値段の安さもさることながら、変わらぬ懐かしい味も魅力です。名物の鉄板焼きそば350円をツマミにこれまた350円の酎ハイを頂く。食事として食べているお客さんたちは50円増しで大盛りにしたり、各種卵のトッピングをしたりしてモリモリ食べて行きますが、飲みのツマミには普通盛り&トッピングなしのノーマルがこの焼きそばを堪能できてよいのです。ソースが濃いめでお酒が進むだけでなく、本当にちゃんと鉄板で焼いてくれているので本格的で美味しいです。家で作る焼きそばも良いけど、やっぱり一味違います!しかも、麺はやや太麺でコシもしっかりしていてこれまた美味しいポイントです。面白いのが、お店の外観というか内観です。ドアとかの仕切りがないので、屋台みたいに通路に普通に客席があるので道行く人が近いのなんの!なんとも言えぬ独特な雰囲気の中、昼からお酒が楽しめるお店です。レトロな地下街でのせんべろもぜひお試しください。
地鶏の立呑み浅草安兵衛(やすべえ):焼き鳥をつまみに立ち飲みを
- 立ち呑み居酒屋、バー、もつ焼き、焼鳥
- 住所:東京都台東区浅草2-11-7
地鶏の立呑み 浅草 安兵衛の紹介
つくばエクスプレス浅草駅から徒歩2分ほどの距離にある立ち飲み屋さんです。近くにWINSがあるので週末なんかは競馬ファンを筆頭に凄まじい客入りとなる大人気店です。店内のテレビで競馬中継が流れているので、注文の声と歓声や文句などの声が飛び交い、それはもう賑やかです。なんか大衆酒場感が強くて立ち呑みなのに妙に落ち着きます。メニューですが、地鶏らしき焼き鳥の盛り合わせは5本で450円と安くて満足!おつまみ用にルーのみのカレーなんかもあります。味が濃いので酎ハイがススムのなんの!つまみの定番『揚げ物』も色々と揃っているので、気がつくと何杯飲んだか覚えてないくらい飲んじゃってます。アルコールは酎ハイやビールなどの定番ものだけですが、1杯250円〜とリーズナブルで、本当に千円あれば、つまみもお酒も十分堪能できて酔えるのが嬉しいポイントです。看板は「地鶏」を掲げていますが、個人的には何気に魚がおすすめ!このご時世に刺身が格安で頂けるのが凄く魅力。250円くらいから刺身が各種揃ってますが、仕入れによって何があるかは違います。ぜひ行ってみて確認してみてくださいね。
浅草弥太郎:刺身と焼き物をリーズナブルに
- 居酒屋、焼鳥、もつ焼き
- 住所:東京都台東区浅草1-27-10
浅草弥太郎の紹介
都営線などの浅草駅から徒歩で5分ほどの距離にありますが、メインストリートから1本入るのでなかなか見つけられない方もいらっしゃるかもしれません。雷門通りにある犬印鞄製作所が目印で、そこを曲がってまっすぐ行けば辿り着けます。(今は犬印鞄製作所が移転してしまったので、新仲見世通りにあるユニバースという靴屋さんを曲がったところを目指してください。)ここは焼鳥が1串90円〜、生ビールが390円で頂けちゃう激安居酒屋です。鯨料理なんかも複数種類あって刺身やベーコンなどなど、これらは1品580円で頂けます。それ以外にもお店のおすすめとして刺身系があるのですが、魚の刺身ではなくなんとお肉のお刺身なんです。肉系の刺身は魚以上に鮮度を求められるものですが、それでももつ刺(レバ刺し、こぶくろ刺し、ガツ刺し)や鶏刺(砂肝刺)などどれも380円という激安価格なのはお店側の企業努力の賜物で、客側としては有り難い限り。頭が下がります。浅草らしくホッピーなどの焼酎系のアルコールも豊富なので、一度は行く価値のあるお店です。そして、1度行くとまた行きたくなってしまうお店の1つです。
四方酒店(よもさけてん):話題の角打ちではしご酒を
- 立ち飲み居酒屋、バー
- 住所:東京都台東区雷門2-1-14
四方酒店の紹介
な、なんと。地下鉄銀座線の浅草駅4番出口から徒歩20秒!【せんべろ】というか【角打ち】なのですが、「立ち飲み」の看板が出ているんだか立ち飲み屋と捉えても良いのでしょうね。つまみは店内に並んでいる缶詰とかチーカマとかなので、オシャレ感はないですが、そこがまた良いですよね。気軽だし、角打ちだから色んなお酒が楽しめるし、つまみが安上がりだからなんかお金のこととか気にせず次から次へとグイグイいっちゃいます!でも、こういうお店で長居するのは粋じゃありません!!飲みたいお酒を一通り楽しんで、店主とちょこちょこと言葉を交わし、「また来ます。」と後にする。そんな飲み方が粋だと思うのです。店主自らが近くのオススメの居酒屋なんかを教えてくれたりもしますので、その足でそのままハシゴするのも良いですね。酒屋がメインということもあって開店も9時からと早くから開いているので、まずは気軽に立ち寄ってみてください。
大衆酒場鳥椿雷門一丁目店:孤独のグルメにも登場した居酒屋
- 鳥料理、居酒屋、焼鳥
- 住所:東京都台東区雷門1-16-12
鳥椿の紹介
都営線などの浅草駅から徒歩5分。つくばエクスプレスの浅草駅からも徒歩5分。ちょうど中間くらいの距離にあります。店名には雷門店とありますが、どちらかというと田原町の駅に近く、雷門通りから1本入った路地にお店はあります。さて、ここではどんなものが頂けるのかというと、子供の頃の遠足や運動会の時のお弁当に入っていたような独特な鶏の唐揚げ「チューリップ」!懐かしさ、食べやすさ、濃いめの味付けの美味しさ。どれを取っても言うことなしの名物料理です!しかもこの商品1個〜注文でき、最大はなんと99個まで注文を受けてくれるのです。値段も1個90円とお手頃で沢山の方がこの商品を注文します。カリカリ、サクサク、ジューシーで熱々!美味しすぎてビールやハイボール、ホッピーなどの炭酸系のアルコールがまあよく進みます!ところで、チンチロリンという昔ながらの遊びをご存知ですか?お祭りのチョコバナナの屋台なんかでもたまにやっていたりするのですが、どんぶりの中に複数のサイコロを投げ入れて目を揃えたりする遊びです。いきなり何だと思われるかもしれませんが、こちらのお店にはチンチロリンハイボールという遊びがありまして、ゾロ目(2つのサイコロを振って出た数が同じ)なら好きなハイボールがなんと1杯無料になるのです!他に、出た目が偶数なら好きなハイボールが1杯半額、奇数なら好きなハイボールが衝撃の1杯倍額と出目に一喜一憂すること請け合いの遊びです。楽しみながら飲めるのでチャレンジする価値ありです。結果に熱くなりすぎてベロベロにならないように気をつけて下さい。
てっぱん大吉浅草店:もんじゃと濃い目のサワーで乾杯!
- もんじゃ焼き、お好み焼き、焼きそば
- 住所:東京都台東区浅草1-14-2
てっぱん大吉 浅草店の紹介
こちらのお店はつくばエクスプレスの浅草駅からの方が近いですね。雷門通りの1つ手前の通りを左折して少し歩くと左側にあります。店名からも想像つきますがもんじゃ焼きなどが美味しいお店で、400円〜ベビースターもんじゃなどが熱々で頂けるほか、酒類もウーロンハイやジャスミンハイが290円〜となっており大変リーズナブルです。しかも、ここのお酒たち割り物に対してかなり濃いめに入れられているので、すごくお得感があります。浅草という観光地でありながらお値段が観光地設定でないのも非常にありがたいですし、お酒もケチらずがっつり入れてくれるので、飲んべえにはたまらないお店です。座席数も41席ということで多めですし、テーブル席のほか座敷もあるので家族や友人たちと利用するにもゆとりがあり使い勝手の良いお店です。もちろん一人飲みにもナイスです。例えば「キムチもんじゃとウーロンハイ」の注文とかだと千円でお釣りがきちゃいますからね。大満足です!
ニュー呑呑:ソーキソバが美味!沖縄の立ち飲み屋さん
- 立ち飲み居酒屋、バー、沖縄そば
- 住所:東京都台東区駒形1-10-7
ニュー呑呑(ニューどんどん)の紹介
都営線の浅草駅から徒歩4分ほど駒形橋の近くにこちらのお店はあります。浅草では結構珍しいと思うのですが、沖縄料理の立ち飲み屋さんです。サワー系が安くて種類も豊富で1杯300円〜。沖縄料理店らしくシークワーサーサワーなどがあります。もちろん泡盛もありますよ!泡盛は複数種類があり全て1杯500円です。島らっきょうやジーマミ豆腐などなどこれぞ沖縄っていうおつまみが300円〜のお手頃価格で頂けるのが嬉しいです。また、このお店ではソーキのお料理がすごく人気で、炙りとかも味が染み染みで美味しいです。「ソバだけじゃないのね?」ときっと意外に思われるはず。つまみにすこぶる適しています!もちろん〆にはソバを頂きますが、これまたちゃんとお出汁が効いてて間違いない美味しさです。食べ終えた時に「ホッ」とする感じがわかりますかね?沖縄で食べるものと遜色ないというか、空港あたりで食べるのより遥かに美味しいです。店主が真面目に料理と向き合っていることが伝わる味です。お酒の値段も安くて良いですが、それ以上につまみのお料理たちに心を掴まれるお店です。
以上、センベロできるお店という事でピックアップして紹介してみました。他にも浅草にはお酒を美味しく飲めるお店が多くあります。
昼飲みしていても後ろめたくない街でもあります。是非一度は試してみてくださいね。
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