The Bridge Bar&Lounge:スタンディングスタイルでお酒と美味しい料理を楽しむダイニングバー
- ダイニングバー、立ち飲み居酒屋、ニューアメリカ料理
- 住所:東京都台東区浅草橋3-30-7 後藤ビル1F
日本屈指の観光地である浅草、そして東京有数の問屋街である浅草橋・馬喰町。その間に位置し、モノづくりの街、そしてイースト東京を代表するおしゃれな街へと変化を遂げているエリア、蔵前。最近では、川沿い・新鋭クリエイター街・個人店の多いという共通点から、“東京のブルックリン”とも言われています。
もともと江戸幕府の米蔵があったことから栄え人の集まる場所となった蔵前ですが、現在では昔ながらの職人さんに加え、オリジナルノートの専門店カキモリを始め、若手のクリエイターや新鋭のショップが集まる場所へと変化を遂げています。
人が集まり、街が賑わいを見せるのと同時に、新たに素敵な飲食店も賑わいを見せてきました。
美味しいコーヒーを提供する「SOL’s Coffee」や、サンフランシスコから日本へ初めての出店で蔵前を選んだビーントゥバーチョコレートの「ダンデライオン」、寝かせ玄米のいただけるスローフード「結わえる」、他にも小さく素敵なイタリアンや和食店など・・・
ますます賑わいを見せる蔵前。その蔵前において大切な場所である鳥越神社の前に、人の集まる1軒のバーができ、1年が経ちました。
もともと倉庫であったこの場所がいつの間にかおしゃれな空間になっていくので、このエリアに暮らす人や働く人の間ではできる前から話題に登り、2017年4月11日にオープンしてからは、若手の方はもちろん、年配の方まで「あの赤いネオンの・・・」と興味深々。
お店の名前は「The Bridge Bar&Lounge」。先日2018年4月に無事1周年を迎え、「まだ1周年しか経ってないの?」「もっと昔からあった気がする!」と、この場所には無くてはならない存在となりました。
蔵前橋通りにある「Bridge」という赤いネオンが目印。スタイリッシュな店内はオールスタンディングの客席が数スペースに分けて設けられています。入り口から奥へ向かってハイカウンターが伸び、奥に入ると入り口から見るより広いスペースに丸テーブルが。1人はもちろん大人数で来ても入れるのが嬉しいですね。スタンディングバーでこれだけ広いスペースがあるといのはかなり珍しいのではないでしょうか。
立ち飲みなので1人で来るのはもちろん、大人数で来てもスペースを陣取ることなく過ごせるのは有難いですね。
人と人とがつながれる空間で美味しい1杯を
Bridgeのコンセプトは「人と人とがつながれる空間」、そしてデザインコンセプトは「ニューヨークのアトリエ」。
もともと倉庫であったため可能となった高い天井、グレーを基調としたシンプルな壁面。そして壁にはプラントアートのYuko Bitoさんによる緑をモチーフにしたアートが飾られ、まさに何かが生み出されるアトリエのような雰囲気を醸し出しています。このアートの前で写真を撮るのもおすすめ。かなりフォトジェニックです。
お店に入ると、いつも気持ちの良い声で「こんばんは!」と声をかけてくれるオーナーやスタッフのみなさん。忙しそうな日も、雨でお客さんの少ない日もいつも気持ちよい接客で、ファーストドリンクを選ぶのも自然と愉しくなります。
選べるドリンクは、ビール、ワイン、日本酒に焼酎、ウイスキー、果実酒まで様々。スタンディングですと、ワインが売り、クラフトビールが売り、とジャンルが分かれているところも多いですが、種類を問わないのがここのお店の良いところ。
オーナーが渋谷の名店「富士屋本店 ワインバー」で働いていたこともあり、フランス、イタリア、オーストラリア、チリ、日本と、グラスワインでも楽しめるワインの種類も豊富。
ビールは定番の麒麟一番搾り生ビールだけでなく、ニューヨークで愛されるビールであるブルックリンラガー。
またオーナーの出身地である栃木のクラフトビールを楽しめます。
日本酒に関しては、地元の酒屋がオリジナルで作る「江戸鳥越」や「東京」を頂けるのが嬉しいですね。まだまだ飲食店で提供しているお店は少ないので、貴重です。
お酒の味が少し苦手・・・という方は、サングリアや果実酒をチャレンジしてみてはいかがでしょうか?自家製でつけたパイナップルやキウイ、オレンジなどのリキュールをさっぱりとソーダで割ったものを頂けます。これが飲みやすくて非常に美味!もちろんアルコールなので飲みすぎ注意です。
お酒だけじゃない!料理が美味しいスタンディングバー
立ち飲みというとチョイ飲みのお店を想像される方もおられると思います。簡単な乾き物やつまみがメイン…食べるのも好きな方にとってはちょっと物足りない!と思うお店も多いでしょう。しかし、ここブリッジは、是非料理を食べに来てほしい場所。
提供される料理は、ニュー・アメリカン・キュイジーヌが中心。ニューアメリカ料理とは、80年代からカリフォルニアで使われ始めた言葉で、特徴としては、様々な料理技術を取り入れていること、産地の食材などを大切にすること、そして以前のアメリカ料理的なジャンクさよりも健康や自然派を意識したメニューであること…といった特徴があります。ブリッジではこのニューアメリカ料理をベースに、オーナーの地元である栃木の食材を使った料理や、肉や魚、野菜に主食系など品数も豊富。どれもお酒がすすむ料理ばかりです。
例えば、地元の食材を使った『栃木県産の有機野菜のグリル』。
フレッシュな状態から軽くグリルされた野菜は甘みがあって新鮮で塩だけでも美味しいくらい。それに自家製のソースをディップしていただくと、野菜の甘みが増して絶品。
『栃木県産牛のローストビーフ』は絶対食べていただきたい一品。
お肉の焼き加減やお味もさることながら、玉ねぎをたっぷり使った甘みのあるソースが美味しく、いくらでもいただけます。上の写真はフルサイズですが、1人でも楽しめるハーフサイズもありますのでご安心ください。
最初の一品にもおすすめなのはアンチョビキャベツ。キャベツはダイナミックな切り方をしているので甘さが凝縮されています。アンチョビソースも効いていて、胃が動きお酒が進む一品です。
野菜も肉も、もりもり食べたい!という方はスモークチキンシーザーサラダはいかがでしょうか?
たっぷりの野菜にスモークされたチキン、そしてバケットまで乗った食事系サラダ。バケットをオープンすると、お肉のたっぷりさが伝わると思われます。
パスタや、ブリッジ流ホットドッグなどもあり、1人で1杯飲みながら夜ご飯を・・・という活用をされている方も多く見つかるので、一人暮らしの方も嬉しいですね。
白ワインでさっぱり系のつまみでも・・・という方には、『鮮魚のカルパッチョ』もあります。お魚はその時のおすすめで。野菜もたっぷりのっているのがブリッジらしく良いですね。
個人的に非常におすすめなのが、『ハラペーニョポッパー』。大ぶりの唐辛子ハラペーニョの中に、たっぷりのクリームチーズが入ってサクッと揚げられた一品。ハラペーニョですがそこまで辛さはないので、辛いのが多少苦手な方でも食べられます。
他にも『バッファローウィング』や『レバーパテ』などアルコールが進みそうなメニューが充実。料理をしっかりいただきたい人にも自信を持っておすすめできるお店です。
ワイワイも、1人でのんびりも。その人に合った空間になるBridge
Bridgeという空間の素晴らしいところの1つが、その人の求めるお店の使い方ができる・・・という点。
お店の方とのおしゃべりを楽しむ方もいれば、知らない人同士でも自然と話し出す雰囲気もあり、かと思えば、1人でくつろぎたい人はカウンターやテーブルでひっそりとお酒を飲むことも可能。絶妙な空間の広さや、その人に合わせて雰囲気を作ってくれるスタッフさんの対応もあり、本当にとても居心地の良い空間が生まれています。お客さんも若手から時にはおじいちゃんまで幅広く、おしゃれな空間ではあるものの肩肘張らずに入れるというのもいいですよね。
スタンディングスタイルでの貸切コースも数種類用意されていますので、パーティーや結婚式の2次会などにもおすすめです。
蔵前という場所で新たに根付く『The Bridge Bar&Lounge』。お酒を楽しみたい人、美味しいものを気軽に食べたい人、楽しく話したい人、静かに自分の時間が欲しい人。どんな方にも相性がよい空間になってくれるバーで、今夜1杯お酒を楽しんでみませんか?
https://asakusakanko.com/osusume-bar/