浅草でお酒を飲むと言えば、ホッピー通り、電気ブラン、そして酒の大桝でしょう。
酒の大桝、サケのダイマスと読みます。オオマスではありません。
酒屋のワインが美味しいビストロ&ブラッセリー
酒の大桝本店は浅草の千足通りにかまえる酒屋さんです。この酒屋さんが営むBARが浅草界隈には何軒かあります。
“確かな目利きと選りすぐりの逸品を”
のコピー通り、美味しいお酒を用意してくれている酒屋さんがはじめたバーだけあり、どこのお店もいつも人でにぎわっています。
日本酒が飲めるSAKE-BARは、100種類以上の日本酒が飲めるバー。日本酒に合うアテも美味しいです。
そしてビアホールD’s dinerは国内、そして海外のビールが生ビール、そして瓶ビールで様々な種類が飲めるビール好きにはたまらない空間。おつまみにはソーセージなど、定番のビールの伴侶が並びます。
そして、300種類ものワインが揃うのが、今回紹介する酒の大桝wainkanです。
ここの売りはなんと言っても豊富な種類のワインがお値打ちで飲めるところ。
シャンパン、カヴァなどのスパークリング、白ワイン、赤ワイン、ロゼなど、とにかく種類が豊富です。本日のグラスワインだけで白、赤で各5種類スパークリングやロゼも合わせると20種類ものなかから選びますので嬉しいかぎり。
ワインが解らなくても、詳しい説明が書いていますし、店員さんに聞けばオススメを出してくれます。
また、迷ったらその時にやっている産地のフェアのものから、選んでみると良いでしょう。
料理も豊富で美味しい
酒の大桝wainkanは、カウンターとテーブルの1階席、そしてテーブルメインの2階席とあり、広めな空間ですがいつも人でにぎわっています。
いわゆるワインバーのような空間ではなく、しっかりゆっくりくつろげます。
ワインというのはそもそも食事に合わせるもの。
ワインを飲むならおつまみも美味しくないと寂しいものです。
ここのお店ならそれは問題なし!
定番メニュー、そしてその日のおすすめメニューともに豊富。チーズやパテ、レバーペースト、アヒージョ、生ハムなどの塩の効いた定番から、サラダ、パスタ、肉料理、魚料理など様々。もちろんどれもワインに合います。
今回はカヴァ、白ワイン、赤ワインと1杯ずつ飲みたかったので、野菜とお肉を1品ずつ頼みました。
最初のカヴァは、デュボン・ブリュット・カヴァでなんと380円!なんの料理のも合いそうな飲みやすいカヴァでした。冷えてて、十分うまいです。
続いて白ワインは、ニュージーランドフェアだったので、おすすめっぽかった「シャングリラ・ゲヴェルツトラミール」。
シャングリラ、つまり楽園の名前にふさわしい感じの華やかさでこちらも美味しかったです。
ここで料理到着。
本日のおすすめメニューであった長野県の蓼科野菜。変わったズッキーニのような野菜やロマネスコ、キュウリなど、変わり種野菜が数種類のっており、どれも美味しい!合わせるのはマヨネーズベースのタルタルのようなドレッシング。野菜の味がしっかりしてるので美味しいです。塩だけでも美味しいかもしれません。
もう1品は「本日の信州牛料理」。牛もも肉のローストでした。こちらも野菜がたっぷりついていて嬉しい限り。
野菜と肉料理が一緒に着てしまったので、急いで野菜と白ワインを片付けて赤ワインを頼みます。
赤ワインはパリサー・ピノノワール。甘いのが苦手でしっかり目で探していたので、ちょうど良く美味しいワインでした。料理とも相性良くて幸せです。
ワイン初心者でも楽しめる気軽なお店
ここはワイン好きにも嬉しく、初心者にも優しいという、なかなか上級なお店。
基本何を頼んでも美味しそうでしたので、ワインに詳しくなければ、無理に高い物を頼まずに、安めのものと、安めのおつまみでも、コストパフォーマンス良く楽しめます。
逆にワイン好きであれば、「わー!これグラスで飲めるんだ!」という驚きがあるお店でしょう。
飲みたい、食べたい、両方の欲求を叶えてくれる良いお店でした。
割と遅くまでやっていますので、帰りがけの1杯や、2件目にも嬉しいですね。
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