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    フレンチを浅草で。街のビストロから高級フランス料理まで浅草のフランス料理紹介!

    浅草周辺エリアのフレンチもチェックしよう!

    トロワキュイアサヌマ:デートにオススメ!隅田川を眺めながら美味しいフレンチ

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    駒形橋で江戸通りからさらに隅田川寄りの路地にはいり、そのまま駒形2丁目まで南下すると、ビルの2階にかわいい豚さんの看板が。ここは人気ビストロ、TROIS CUIT ASANUMA(トロワキュイアサヌマ)です。
    お客さんの目の前で、炭火やプランチャ(鉄板)で今まさにシェフの浅沼さんが焼いてくれるという素朴なリズムと、ふと眼を横にやると水面を細かくゆらめかせながら悠々と流れる隅田川。抑えめの輝度の照明も相まって、心なしかお店の中はゆっくりと時間が流れるようです。
    隠れた人気メニューが”グリーンサラダ”。マスタードやゴマを合わせた癖になるソースで、盛が良いのに気づいたら空になる一皿。コースは¥4500から ¥6500で、生ハムの塩気と桃の甘みが引き立て合うマリネや、シラスと野菜が入って賑やかなペペロンチーノ、そしてメインはもちろん、目の前で焼かれる淡路牛からエゾシカまで多種多様なお肉です。
    一品料理も、”生うにとモッツァレラのオムレツ”¥980など粒ぞろい。ランチタイムにはカレーがあるのもフレンチでは珍しいですがこちらも好評なんですよ。
    https://asakusakanko.com/trois-cuit-asanuma/

    ルディック:本場のパリの味を。ジビエにも定評のあるフランス料理


    こじんまりとしたお店ながら、浅草のフレンチ通がひそかにお気に入りにしているルディック。コルシカ島などを渡り歩いて修業された大塚シェフらしく、お料理はそこはかとなくカラリとした南仏の雰囲気をまとっています。”サンマとギリシャ風野菜のマリネ”等の野菜たちは、すがすがしい太陽を受けた姿に、マリネ液やドレッシングの俄か雨に濡れて食欲をそそりますし、”子羊の煮込みローズマリー風味”からは、伸び伸びと育った羊に、畑でとれたトマトとローズマリーで今夜のご馳走を作る農家の奥さん…という情景が浮かんできます。
    料理というのは自然の美しさと恵みを、そこに携わるもののみならずより多くの人に知ってもらうのにまたとない手段ですが、フランス料理からは特に強くそれを感じます。多くの人が机の上で仕事するようになった今も、農家の喜び、漁師の喜びを味わわせてくれる。そんなルディックの真骨頂が、要予約のジビエ料理。定番のエゾシカのみならず、ヒグマやライチョウなどなかなかお目にかかれないジビエ肉。いったいどんなお味がするのでしょうか。それは、ルディックに訪れてのお楽しみということで。

    住所 東京都台東区浅草3-18-6 102
    営業時間 12:00~15:00/18:00~23:00
    アクセス 浅草の言問通り千束通り商店街付近の裏手

    ビストロモンペリエ:蔵前の小さなビストロで丁寧なお料理を

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    いくら素材や調理器具が同じでも、フランス料理を熟知した料理人が手掛けないと、素晴らしいフランス料理は生まれない…。裏を返せば、珍しい食材でなくとも、名店のエスプリと浅草の空気が加われば、ここでしか味わえないフレンチの装いに食材は見事に変身するということでもあります。
    これって、同じく浅草名物の金つばや豆感、稲荷ずしなどにも共通していますよね。どうやら、飾り気のない食材からスタートして無二の味わいに至らしめる何かが、ここ浅草の地にはあるのかも。そう思わせてくれる名店がここ、ビストロモンペリエなのです。
    “パテ・ド・カンパーニュ”¥1500、”テリーヌポワソン”¥1600などの冷菜を、ほどよい温度のワインで流せば、周囲の空気は浅草から一気にフランスに。”子羊のロースト”や”鮮魚のロースト”各¥2700は、野菜料理と共に大皿にたっぷりと供され、香草の香り高さも相まって、夢中でナイフとフォークが進みます。これらはまさにクラシカルなフランス料理の醍醐味ですが、それが実にすばらしく追及されているという印象を受けます。実力派ビストロモンペリエで、古き良きフランス料理の世界へいざなわれてみてはいかがでしょう。

    ビストロカンパーニュ:ワインが進む!素材が引き立つビストロ料理

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    ビストロカンパーニュはフランスの田舎料理と家庭料理に力を入れたビストロ。
    使い込まれた木の扉をくぐれば、橙色の優しい光と、ユーモラスなフランス雑貨がそこかしこに顔を見せ、さながら童話の世界のよう。フランスのかわいらしさという一面が垣間見えてなんだかほっとします。
    “本日のキッシュ”は、香ばしく焼かれて小麦のうまみたっぷりのキッシュ生地の中に、キノコ、葉野菜、オニオン、チーズ..と、山の幸がぎっしりで、思わず顔がほころびます。”お肉屋さんの前菜盛り合わせ”は、杉の板にポークリエットと、パテ、生ハム、サラミ..と、これでもかというラインナップ。ちょっとこれでは、ワインやビールが進みすぎて、ほろ酔い程度じゃ済みませんね(笑)
    “カキと野菜のグラタン”は、カキの殻ごと、ベシャメルソースとチーズがこんがりと焼かれていて、運ばれてきた瞬間からテンションが上がりますし、”ブイヤベース”は、〆にリゾットを作ってくれるのも、日本人にとって泣かせる心配り。温かい雰囲気とワインが進むお料理なら、このビストロカンパーニュで間違いありません。
    https://asakusakanko.com/bistro-campagne/

    イマージュ:気軽なのに本格!住宅街でリーズナブルにフレンチを楽しむ


    お手ごろな価格設定と雰囲気ながら、お料理とワインの組み合わせの妙を存分に味わえるお店がイマージュ。
    ランチは¥2000で前菜5種とメイン、バゲット、デセール、ドリンクと充実の”イマージュコース”など多数用意されています。
    目を引くのが”気まぐれチーズinガレット” ¥1000。そば粉のクレープであるガレットの中には、野菜とチーズ、目玉焼きといった具がたっぷり。お昼に本格的なガレットを楽しむというフランスに行かなければなかなか味わえなかったことが、浅草で楽しめるのです。
    “有機野菜グリル”¥1000は、赤カブ、ナス、アンディーブといった多彩な野菜たちが、グリルされることによって凝縮された甘みを引き出されており、ニンニクの風味がアクセントのソースをまとって、私たちを今や遅しと誘います。
    “タブリエ・ド・サプール”は、ホルモンのひとつであるハチノスをパン粉焼きにしたもので、あのハチノスがこんなおしゃれに?と、フレンチの意外な一面を知ることができます。ボディーの強いワインにピッタリでしょう。
    常時、10種類の本日のお勧めワインが、味のイメージを風景やイラストで表現したポートレートとともに用意されているのは、ソムリエ小森氏の細やかなお仕事。今宵はどんなお料理に、そしてどんなワインに出会えるのかと、足を運ぶ回数が増えるごとに一層楽しみが増えるお店なのです。

    住所 東京都台東区西浅草3丁目25−1 太田ビル 1F
    営業時間 11:30~15:00/17:00~23:00
    アクセス 国際通りから親疎通りへ

    フレンチダイニングコフレ:深夜まで楽しめる飲めるビストロ

    カルパッチョ
    フランス料理といえば、まさに晴れの日のご馳走で、おめかしをして背筋を正し..というイメージが根強いと思われますが、ここフレンチダイニングコフレにはテーブル席でにぎやかにトークに花を咲かせるグループあり、小さいお子さんのいるご家族連れもあり、カウンターに一人静かに食後酒を傾ける紳士ありと、お客さんが思い思いの時間を過ごしています。このス敷居の低さ、とっつきやすさを提供できるのは、シェフの遠藤さんの懐の深さでしょうか。
    そんな気軽な空気にして、食材へのこだわりは真剣。横浜のシュタットシンケンのハムやソーセージは、”フランク”¥800や、”焼きベーコンとマッシュルームマリネサラダ” ¥1200など、随所に登場してお料理に素晴らしいコクをあたえ、お野菜も有機野菜を仕入れているので、お肉やお魚のソースに絡めて、残さずに召上る価値は確実にあります。
    アサリとクリームを使った濃厚なソースと豚肉の脂の甘みが合わさって、舌も滑らかになること間違いなしの “Coffret風豚バラのアレンテージョ”などで宴気分を盛り上げるもよし、ハード、ソフト、ヤギと充実の”チーズ盛り合わせ”をテイストしつつ、ワインをチビリとやるもよし。フレンチダイニングコフレで気ままな時間をお楽しみください。

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    しみいる-Simi:l:自然派ワインと選び抜かれた食材のフレンチを


    見た目は隠れ家的古民家のフレンチレストラン、しみいる。このお店、中身はもっとマニアックなのです。
    まずワインは自然農法自然醸造で作られるヴァン・ナチュール。高級ワインたちの味わいが明鏡止水の水面とするならば、ヴァン・ナチュールのフルーティーかつ酸味がささやく味わいは、さながら小魚や落ち葉がところどころに波紋を広げる水面といったところです。この表情豊かなワインたちに合わせるお料理も、日本の素材を中心に、無農薬野菜、契約農家からのお肉、そして鮮魚と、フランス料理に合わせた食材選びというよりも、食材のおいしさをフランス料理の枠にうまく誘い入れたという印象を受けます。
    自慢のテリーヌは、パプリカの黄色、菜の花などの葉野菜の緑、ホタテのベージュ…と目にも鮮やかで、部分ごとにワイン、そしてソースと異なったハーモニーを奏でます。
    “ふっくらと煮た穴子の一皿”\1,800は、山椒による和のハーブ感がワインとどんなケミストリーをするのかワクワクしますし、”鹿モミジ肉のポワレ”\2,800は豊かなトリュフの香りに包まれて、ワインとは王道の組み合わせ。開店して日は浅いですが、早くも浅草フレンチの人気店です。

    エヴ?-Et vous?:お箸でも食べれるフレンチランチが人気


    住宅街の一角に飾り気なくたたずむフレンチのお店、エヴ?。
    お手ごろな値段でコースやアラカルトが楽しめるというだけではこの人気ぶりは説明がつきません。その秘密の一端は、コース全編にわたってちりばめられた野菜を用いた味作りだと感じます。
    サラダやパテに付け合わせで登場する白いソースは、ペーストにしたカリフラワーに黒コショウで仕上げた創意あふれるもの。野菜料理に野菜のソースでうまみが増幅するちょっとしたマジックです。仔牛のローストに深みのある大人の味わいのマデラ酒ソースや、最上級シャラン産鴨胸肉のローストのピンク色の焼き上がりなどは、フランス料理を食べに来たという明確な目的をもって足を運ばれたお客様を満足させるおいしさで、オクラやサヤエンドウの見た目の面白さや、サツマイモのお肉との意外な好相性など、ここでも野菜がいい仕事を。デセールも、スイカやスグリを使ったひんやりとおいしいグラニテや、自家製ティラミスなど、甘さ一辺倒ではなく果物や新鮮なクリームのさわやかな風味が、まるで食後の時間まで素敵な余韻にしてくれそうです。ちなみにEt vousはフランス語で「あなたと」の意味合いのよう。名前のように大切な人とゆっくり時間を過ごしたいですね。

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