浅草のポストカードなどで必ずメインになっているのが浅草寺の「雷門」。巨大な提灯が目印の、浅草の象徴だよね。待ち合わせ場所としても賑わっているし、夜は夜でライトアップされていて綺麗。そんな浅草のシンボルの歴史を紹介するよ!

浅草の雷門の歴史

雷門

浅草の玄関!雷門の紹介だよ。浅草寺にあるお堂のなかでも、最初に訪れる人が多いのではないかな?

「雷門は、観光客でいつも賑わっているわね!」
「雷門は、昔から人が途絶えない場所だよね。浅草寺の入口に当たる雷門は、昔から浅草の象徴だったんだよね。北斎や歌川広重らの絵にも描かれているよ。明治時代には、 東京の観光名所を路面電車で旅する『電車唱歌』に

「はや目の前に十二階、雷門より下り立てば、ここ浅草の観世音、詣ずる人は肩を擦る」

という一節が登場するほど昔から有名だったんだ!」

「へー。昔から今のように賑わってたんだね!今ある雷門は新しそうだけど、この雷門はいつからあるの?」
「雷門の正式名称は「風雷神門」と言うんだよ。 天慶5年(942年)に平公雅が祈願成就のお礼に創建したのが始まりだよ。もともとは、駒形近くにあったんだ。鎌倉時時代に、現在の地に移築されたんだ。そのとき、風神・雷神も一緒に置かれるようになったんだよ。」

雷門

雷門の正式名称は風雷神門

「そういえば提灯ばかり見ちゃうけど、風神・雷神もいるね!ちなみに風神・雷神ってよく見るけど、何のために置かれているの?」
「風神雷神は仏法を守護する善神つまり護法善神なんだ。また 風水害、火災の除難、天下泰平、五穀豊穣、浅草寺の平穏を祈願するために置かれているんだ。」
「ちなみにどっちが風神でどっちが雷神なの!?」
「二神とも鬼のような形相をしているよね。髪は長くて虎の皮のふんどしを締めているよ。違いは雷神は連鼓を打ち、風神は風袋を担ぎ天を駆ける様子を表しているんだ。」
「そうなんだ。現在の門は創建当時からのものなの?」
「ちがうよ。 建築された後も度重なる火災などによって失われてきたんだ。そのたびに何度も再建されてきたんだよ。江戸時代なんて、2回も建て直しをしたみたいんだんだ。両方とも火災が原因なんだって。」

現在の雷門はパナソニック!?

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「なるほどねー。今の雷門は新しそうだけど、いつからのものなの?」
「慶応元年(1865) 12月12日には田原町大火で雷門は炎上してからは、無くなってしまったんだ。それからは仮設雷門がちょこちょこ建てられてはいたんだけど、イベントにあわせて立てたりとか、一時的なものが多かったんだって。その後再び登場したのは95年後!昭和35年(1960)松下電器 (現パナソニック) 創始者の松下幸之助氏の寄進によって再建されたんだ。提灯の下に松下電工って書いてあるでしょ?」
「なぜ、松下幸之助さんが寄進したの?」
「松下幸之助さんがの膝の痛みがあって浅草寺に祈願したら、快復したんだ。そのご縁での寄進されたようだよ。実はあの赤い雷門を良く見ると、“松下電器”ってしっかり書いてあるんだ。」
「へー!松下電器って書いてあるの!?なんかありがたみがあるような無いような・・・笑。ちなみに大きな提灯だけど、どれくらいの大きさなの?」
「直径4.5m、幅1.5m、重さは500kgあるんだよ。ちなみに、三社祭では御輿が通れるように、提灯は上に折り畳まれるんだよ。」

龍の彫刻に隠された意味とは?

「提灯に龍の彫刻があるって聞いたんだけど、本当?」
「本当だよ。提灯の底部に龍の彫刻が施されているんだ。龍は大海に住んでいて雲を呼び、雨を降らす力を持っていると言われているんだ。 それに 「浅草寺縁起」には 隅田川から観音像が出たとき、龍神が金鱗を輝かせて現れたという話が記されているよ。」
「でもなんで雨?乾燥地帯じゃないし、この辺って雨の日も普通にあるよね?」
「このあたりは、火事が多かったでしょ?雷門も何度も火事で消失したくらいだし。だから、雨を降らせ火事から人々を救ってくれる龍は龍神として人々から崇められてきたんだ。昔は木造建築で建物が密集していて、火が広い範囲に渡ってしまうから人々は火災をとても恐れていたんだ。」
「そっかそっか、火事を恐れての龍だったんだ。ちなみにこの提灯の龍はだれが彫ったの?」
「彫刻師の渡邉崇雲さんが彫ったんだよ。渡邉さんは大正13年にお生まれになり、現在も現役の彫刻師として活躍されているんだ。平成14年には黄綬褒賞を受賞されたんだよ。」
「現役なの!?すごい!風神雷神像の裏側や、 雷門以外の提灯にも同じように龍の彫刻があるけど、全て渡邉さんが手掛けられたの?」
「そうだよ。風神雷神像の裏には 男女二体に擬人化した 天龍と金龍が置かれているんだ。 それぞれには尻尾が付いているよ。 天龍像には中国の皮の腰鎧をつけていて、金龍像は中国の裙を履いている立像なんだ。提灯の 紙と竹の部分は10年毎に張りかえられているんだけど、龍の彫刻の部分は繰り返し塗り直されながらずっと使われているんだ。」

雷門といえば雷おこし!

「へー!ずっと残ってると良いなぁ。さて、せっかく雷門だからお土産でもかって行きますか!浅草名物といえば「雷おこし」だけど、雷門とこの雷おこしって関係あるの?」
「もちろんあるよ!江戸時代後期に、浅草雷門近くのお店で縁起物として雷おこしを売り始めたのが発祥と言われているんだ。 『浅草寺誌』に 約200年前今から、 徳川第十一代将軍・家斉が 寛政7年(1795年) 慶応年間の火災で焼失した雷門を再建した当時の記録に雷おこしが登場しているんだよ。雷門で写真を撮ったら、浅草名物の雷おこしを買って帰る…定番だけど観光してる!って感じでよいよね。」

雷門は浅草寺の入口!ということで、浅草寺の情報もチェックしておこう!→浅草寺観光なら!見所やおすすめを紹介。

店名 浅草寺の雷門
住所 東京都台東区浅草2−3−1

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  1. icon

    人力車 より:

    女性 (~10代)

    2015/12/31 21:34

    冬休みの新聞に役立ちました。
    ありがとうございます。
    (・0・)/

  2. icon

    ポテトチップス より:

    男性 (~10代)

    2016/06/09 12:40

    課題に役に立ちました

  3. icon

    ネコ太 より:

    女性 (~10代)

    2018/06/11 22:07

    レポート作成に、役立ちました。ありがとうございました。
    もう少し写真があると、もっと良かったです。

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