冬が終わり少し暖かくなってきたら、桜の開花が楽しみになりますよね。浅草周辺は、桜と隅田川、そして浅草寺の歴史的建造物が相まって本当に美しい場所です。浅草でお花見をするなら、お勧めのスポットや楽しみ方を紹介したいと思います。
最近では暖かくなってきたかなと思ったらすぐに桜のお花見シーズン。まずは2023年の浅草、隅田公園の開花予想を見ておきましょう。
※ウェザーニュースさんを参照しています。
- 五分咲き:3月25日
- 満開日:3月27日
雨予報もちらほら出ているので、十分に事前準備が必要になりますね。
では、浅草の桜スポットなど抑えおきたい情報をまとめましたのでチェックしていってください。
桜の季節は一段と浅草観光が楽しくなります。なんとか予定を作って来ることをおすすめします!
浅草お花見のおすすめスポット
浅草でお花見と言えばやはり隅田公園。浅草駅の吾妻橋から隅田川沿いに進んだところにあるお花見の名所です。
都内お花見100選に選ばれる隅田公園
都内のお花見名所100選にも選ばれています。隅田公園の桜は約640本!もちろん年によりますが、3月の後半から4月の半ばあたりが見ごろです。その開花時期に合わせて行なうのが桜まつり。屋台が出て、土日にはステージなんかも行い、夜はライトアップした桜が見られます。普段は静かなこの公園にこんなに人が来るのは隅田花火大会と桜の時期くらいでしょう。
名称 | 隅田公園 |
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開花時期 | 3月下旬~4月中旬 |
桜まつり開催時期 | 3月20日ごろ~4月2週目くらいまで |
ライトアップ | 桜の開花時期中夜9時半まで |
見所や良いところをあげると以下のような感じです。近くの上野公園の約1200本桜や、六義園のシダレザクラ、目黒川のおしゃれ美しい桜と比べても引けをとりませんと地元民は思っております。
- 江戸時代からの桜の名所!
- スカイツリーと桜の組み合わせが素敵
- 隅田川と屋形船を眺めながらのお花見
- さくら祭り開催で親子も楽しめる
- 浅草寺などの観光スポットからもすぐそば
※2019年3月26日桜の状況
隅田公園台東区側:天気が悪かったのもありますが、まだ物足りないですね。満開予想は30日。
スカイツリー近辺、日当たりの良い場所は満開に近い桜もありました。
飲み物、食べ物、場所取りなど
お花見に欠かせないのが、ブルーシートと、たくさんの缶ビールと、お弁当でしょう。ただこの墨田公園。どちらかというと歩きながらの鑑賞がメインなので、上野公園みたいな巨大敷地に比べるとシートを広げて座って見れるような場所は少なめです。それでも、上野公園ほど込み合っていないので場所取りは割と余裕をもって出来るかと思います。
紙コップやブルーシートを現地調達したいという場合は、EKIMISEの100均が便利かと思います。シーズンなので売り切れなどは覚悟が必要ですが。
お花見中は飲み物や食べ物の屋台もたくさん出ていますので、買って歩きながら飲み食いするほうが気軽に楽しめるかもしれません。
浅草駅前で飲みものや食べ歩きできそうなものを買い込み、ぶらぶら1kmほど散歩をする…というのがおすすめの楽しみ方!ただし人が多いので食べるときには十分注意してくださいね!
浅草寺の桜も楽しもう
飲み食いしながらのお花見、というわけにはいきませんが、大きな桜の木があり美しい浅草寺も必見ポイントです。特に美しいのが伝法院の枝垂桜!そもそもこの伝法院普段は一般公開されていないのです。ただ、美しい3月から5月にかけては、毎年(多分)入館料を払えば入ることができます。日本庭園と枝垂桜、青い空に、浅草寺の五重塔、そしてスカイツリー。新旧一体となった風景が広がります。
また、他にも仲見世通りの終盤。両サイド仲見世のお店に囲まれているところを抜けたあたりも美しい桜のスポット!左側が開けて桜の花で埋め尽くされます。ここは夜が素敵なんですよ。11時くらいまでは夜間のライトアップもしているのでこのタイミングで行ってみると良いですね。
ホッピー通りですこし酔っ払ってから浅草寺の桜なんてどうでしょうか?
屋形船やクルーズでお花見も!
リッチなお花見を楽しみたい方は、屋形船や東京クルーズで桜を鑑賞するのはいかがでしょうか?隅田川は屋形船、また東京クルーズの通り道。特に桜の時期は宴会の船が一杯です。私も一度乗船しましたが、地上の人ごみを横目に船の中で美味しいお酒と食事を楽しむのはなかなか悦に入ります。笑
屋形船は浅草からだと「あみ清」さんとかが有名ですね。1人1万円で天ぷら食べ放題などの豪華な食べ物、そしてたくさんのドリンクが飲み放題で楽しめ、平日は16名、土日は18名から貸切できます。相乗りの場合は1人8,000円で乗船できます。人数が16名も集まらない!という場合はこちらが楽しみやすいですね。1人だと乗れないのでご注意を。ぼっち屋形船はさすがに出来ないようです。
隅田川の桜の歴史
歴史は古く、徳川家8代目の将軍である吉宗が墨田区の両サイドに桜を植えたのが始まりです。この桜を植えた理由というのが面白く、町の整備という名目と共に合ったのが、放火や犯罪の多かった無法地帯江戸に“桜”という心の憩いの場を作ることが目的だったのだとか。
ちなみに吉宗さんが桜を植えたのは隅田公園だけではなく、飛鳥山、小金井桜、品川など、江戸の各地に至ります。1700年代に作られた桜の名所が今なお人の憩いの場になっているんですね。人間数百年くらいじゃ何も変わりません。
墨田区側の桜もおすすめ!
隅田公園は吾妻橋を渡った墨田区側と、浅草側の台東区に川を挟んで存在しますので時間があれば墨田区側もグルッと見てみると良いでしょう。墨田区側は台東区側に比べると300本くらいと数は少なめ。しかし、歴史ある牛嶋神社があったり、日本庭園があったりと、とにかく日本的な美が溢れています。
日本庭園の池に映りこむスカイツリーとか、とんでもなく美しいですからね!
お花見のシーズンは本当に一瞬。その一瞬を逃さないよう、楽しんでくださいね。
スカイツリー側まで行くなら大横川親水公園もおすすめ
浅草観光とセットでスカイツリーへ行かれる方も多いと思います。そういった方は是非スカイツリー近くにある大横川親水公園の桜も楽しんで貰えればと思います。隅田公園とは違い人混みもないですし、桜も勿論美しいです。
スカイツリーと桜の写真を撮りたいという場合は実は、大横川親水公園の方がおすすめです。
陣取って宴会形式も良いですが、カップルや女子旅ならお散歩しながらの花見も良いものです。浅草→隅田公園→スカイツリー大横川親水公園→錦糸公園なんてルートはずっと桜を見れますので良いですよ。
短い期間ですが、桜を楽しみましょう!
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車で浅草に行くという場合は駐車場も事前にチェック。
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