浅草といえば、和風スイーツのメッカ!お芋の甘味、老舗の和菓子屋、そして抹茶を使用したスイーツのお店も多くあります。浅草は浅草寺の裏手、通称観音裏と呼ばれるところに、濃〜い抹茶のジェラートを頂けるお店があるのをご存知でしょうか?そのお店の名前は壽々喜園。すずきえんと読みます。
濃い‼︎美味い‼︎行列のできるお抹茶ジェラートを壽々喜園で!
壽々喜園は、日本茶専門店であると同時に、今浅草で話題の甘味どころでもあります。胸のすくような若葉の香り。ほのかに広がる甘さと、すかさずお口の中を引き締めてくれる渋みのバランス・・・。そして後味には、各種アミノ酸が含まれていることをしたたかに主張する、芳純なうまみが広がる。
世界中で愛される飲み物は数あれど、一口すすった中にこれだけのドラマを味わわせてくれるのは、日本茶の大きな特徴と言えるでしょう。日本茶専門店の上質な抹茶が、はたしてどのようなスイーツに仕上がったのか。興味は尽きませんね。
時代は移り変わっても、壽々喜園が浅草にお茶を届けるのは変わらない。
定休日は毎月第3水曜日、祝日の場合は翌日の木曜日。
電話番号は03-3873-0311。
住所は東京都台東区浅草3-4-3、営業時間は10:00から17:00です。
お店の外観は、江戸時代に、”色味香りに誠の一字、江戸の茶どころ壽々喜園”と、歌にうたわれるほど歴史ある店舗らしく、
こじんまりとしたたたずまいに、大きな紺の暖簾が目印です。
全国のお茶の違いを楽しむ茶葉販売と、新名物抹茶ジェラート。
メニューは主に、全国各地から集められたおいしいお茶と、名物抹茶ジェラートです。
まずお茶を見てみると、武家屋敷に生け垣が張りめぐらされた独特の緑の景観で観光地としても人気の高い鹿児島知覧。お茶の生育にとっても最高のこの土地で作られ、深蒸しによって水出しでも楽しめる高品質の”知覧茶” 100g 933円や、静岡の山奥で、寒暖差と深い霧を利用してつくられ、高級料亭からも一目置かれる”川根の露” 100g ¥934など、一口に日本茶といってもワイナリーのように奥が深いものなのだと非常に勉強になります。
ジェラートはシングルが370円、ダブルが470円、容器をコーンにすると20円増しで、プレミアムN07抹茶ジェラートは190円増しです。
食べ歩きをして、最後に抹茶ジェラートで締める?
さてここで、壽々喜園にお越しのお客様の口コミをご紹介しましょう。
紺色の暖簾をくぐると、すでに先客は何人も。でも、ジェラートを買って食べ歩いたり、店内で立ったまま召上っている方が多いので、案外すぐに案内してもらえました。
抹茶ジェラートは茶葉の配合量の多くなっていく順に、NO.1から7があり、抹茶愛の深さによって?選ぶこともできます。
私は6番をチョイスしましたが、ジェラート自体が滑らかで、抹茶の味もよくある青っぽい味ではなく、甘みとよい香りが楽しめて、やっぱり一味違うなと思いました。
すき焼きやてんぷらなど、濃厚な浅草の味覚を楽しんだ後は、デザートが欲しくなりますよね。今回私たちが訪れたのは、抹茶ジェラートで有名な壽々喜園。
私のおすすめは、ジェラートのダブルコーン。片方を抹茶ジェラート、そしてもう片方を大納言小豆ジェラートや、ミルクジェラートにすることで、ちょっとしたジェラート版あんみつみたいにして楽しんでます。
美味しいお抹茶で人気の壽々喜園。お抹茶ファンも、ジェラートファンも、そうでない人も、土日は並ぶことになると思いますが、一度は味わってみてくださいね。ちなみに混んでる場合は、近くにある雷一茶さんのお抹茶ジェラートも美味しいのでオススメです。
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