MENU

    隅田川の橋の歴史と名前の由来|吾妻橋・駒形橋から下流の橋まで

    朱色の吾妻橋、曲線の駒形橋、川の両岸をつなぐ橋には、それぞれ街の歴史があります。浅草から歩きやすい橋と、離れた下流の橋を分けて紹介。昔の架橋と、今見える橋ができた時期も区別して読めます。

    浅草から歩く橋と、下流の橋の違い

    浅草の近く吾妻橋・駒形橋・言問橋など。短い散歩なら橋を1〜2本選ぶと、両岸の景色を楽しみやすくなります。
    下流の橋両国橋・新大橋・清洲橋・永代橋・中央大橋・勝鬨橋などは浅草のすぐ隣ではありません。歩く範囲を決めてから。
    年代の区別「最初に架けた年」と、架け替えて現在の橋になった年は別。写真にも古い橋と新しい橋が混在します。
    歩くとき車道ではなく歩道を利用し、橋上の自転車や通行者に配慮。花火などの行事や工事で通行・テラス利用が変わる場合があります。
    さらに詳細を表示(歴史・散歩の範囲)
    江戸の橋千住大橋は1594年、両国橋は明暦の大火後の1659年完成と墨田区年表に記載。新大橋1693年、永代橋1698年、吾妻橋1774年へ続きます。
    吾妻橋の色江戸時代の大川橋が、明治に吾妻橋へ。現在の橋を初代の木橋と混同せず、浅草寺・雷門を思わせる朱色や橋灯を見てみましょう。
    相生橋佃と越中島を結ぶ隅田川派川のトラス橋。「隅田川で唯一のトラス橋」という旧説明は正確ではありません。
    参考資料墨田区の通史年表/東京都の隅田川と吾妻橋の紹介。

    情報確認日:2026年10月6日。以下は隅田川の橋を広く紹介する写真資料です。古写真と現橋の写真を区別し、写真の出典表示を残しています。

    浅草の横を流れる隅田川。浅草とも縁深い川です。上は北区、足立区から、荒川区、墨田区、台東区と通り、江東区、中央区と経て東京湾に流れていきます。

    目次

    橋名をたどる|隅田川の橋の歴史を知ろう!

    隅田川には、たくさん橋が架かっていているね。橋の歴史などを教えて。

    では上流から説明するよ。まず千住大橋について。
    この橋は、文禄3年(1594年)に、隅田川で一番初めに架けられた橋だよ。両国橋ができるまでは大橋と言われていたんだ。日光街道つまり 国道4号上にあって交通量が多いため、昭和47年に下流に新しい橋が造られ、上り車線と下り車線に分けてられたんだ。

    bridge
    bridge2

    白鬚橋はなんで白鬚橋って言うの?

    白鬚橋は、現在の白鬚橋東詰交差点から堤通りを通って南にある白鬚神社から採られたものだよ。

    1024px-Shirahige_bashi

    次は言問橋について教えて。

    言問橋の名は、在原業平の歌にちなむとされるよ。昔の渡しと橋の架設は別の歴史として考えよう。『名にし負ば いざ言問わん 都鳥』という歌でも有名で、在原業平も伊勢物語の東下りで詠んでいるんだ。春は言問橋前後の桜並木がきれいで、隣接する公園や遊歩道、川面遊覧船で眺めることができるよ。昭和20年の戦時中の東京大空襲では、火災から逃れた多くの人々がこの橋の上で被災したと伝えられているよ。

    kototoi

    吾妻橋の由来は?

    吾妻橋は、雷門から隅田川側へ出たところにある橋だよ。 江戸時代には、『隅田川5橋』と呼ばれた一つで中でも最後にできた橋なんだ。安永3年(1774年)に竹町の渡しがあったところに造られ、初めは大川橋と言われ、明治時代に現在の吾妻橋となったんだよ。江戸の東に位置することから東橋と言われていたんだけど、後に日本武尊命の東征伝説『吾妻はや』に掛けて吾妻橋という名前になった、東岸にある吾嬬神社の道筋にあったからとも言われているよ。

    azumabashi
    azumabashi1

    駒形橋は近くにある駒形堂と関係があるの?

    その通り、関係があるよ。橋の西詰に、古くから観音様を祭る駒形堂と駒形の渡しがあったためこの名前がついたんだ。橋の西詰めの江戸通り沿いは、食通のお客さんたちがたくさんいるよ。

    komagata

    厩橋(うまやばし)はやっぱり馬がいたから厩橋って言うの?

    江戸時代、西岸側に幕府の厩である御厩河岸があり、また御厩の渡しがあったため厩橋となったようだよ。

    umaya

    蔵前橋って蔵があったから蔵前って言うの?

    そうだよ。 大阪、京都二条、浅草御蔵は、三御蔵といわれ江戸幕府の米蔵として使われていたそうだよ。そして江戸中期以降は、浅草御蔵の前側を御蔵前と呼んでいて、橋の名前になったんだ。

    Kuramae_bashi_old
    kuramaebashi

    両国橋は、名前の通り2つの国を結んでいた的な…??

    その通り。万治2年(1659年)は武蔵の国と、対岸にある下総の国を結んだことから、両国橋とされたんだ。江戸時代には、火除地として広場(広小路)が置かれ、大相撲などの興行が行われたんだ。

    ryougokubashi
    Ryougokubashi (2)

    新大橋の由来は、大橋という古い橋があって、それを新しくしたとか?

    残念!実は昔、両国橋が大橋と呼ばれていて、その次に架けられたため新大橋というネーミングとなったんだよ。

    Shin-ohashi_1912
    Shinohashi

    清洲橋は珍しい形をしているね?

    江東区清澄地区と日本橋中洲を結び、清澄の清と中洲の洲をとって清洲橋となったんだよ。当時、美しいと評判だったドイツにあるケルンの吊り橋を模したんだ。

    Kiyosubashi2
    Kiyosubashi

    次は永代橋の由来を教えて。

    元禄11年(1698年)永代橋ができたんだ。 永代島に架けられたから永代橋っていうんだ。架橋した当時は、河口に最も近い橋だったんだ。この橋は男性的なイメージで、二番目の位置にある清洲橋は女性的なイメージをもとに造られたんだ。

    Eitai_bashi_old
    Eitai_bashi

    相生橋(あいおいばし)はなぜ相生橋っていうの?

    相生という名前は、「相生の松」に由来しているんだ。2本で1本に見える寄り添って生える松のことで、昔の木で作られた橋の作り方が二つの橋で構成されていたから相生橋という名前になったんだよ。現在の相生橋は隅田川派川に架かるトラス橋なんだ。隅田川全体で唯一という意味ではないよ。

    Aioi_bashi_old
    Aioi_tokyo

    中央大橋も珍しい形をしているわよね

    この辺りは鎧島だったから、兜をイメージした形の橋になっているよ。また、隅田川はフランスのパリのセーヌ川と友好関係が築かれていて、橋脚上には、パリから送られたブロンズ像があるよ。

    oohashi

    勝鬨橋(かちどきばし)は両側が開くって聞いたけどほんとう?

    本当だよ。 船などが通れるように、橋の真ん中が両側から 約70度開くよ。これを双葉跳開橋と言って、日本で一番大きい跳開橋なんだ。通行する船が減ったことと交通量の影響のため現在は、開閉されていないよ。平成17年には『かちどき橋の資料館』がオープンし、また橋脚の中を見学するツアーが催されているよ。

    Tsukiji_buildings
    All photo by wikipedia

    川辺を歩くなら浅草と隅田川のガイドへ。対岸まで進む日は浅草からスカイツリーへの行き方も参考になります。

    店舗名隅田川の橋
    住所東京都台東区・墨田区ほか、隅田川沿いの橋
    営業時間公共の橋・歩道。工事/イベント規制に従う。
    アクセス浅草周辺は吾妻橋・駒形橋・言問橋。永代橋・清洲橋・勝鬨橋は別エリア。
    禁煙・喫煙該当なし/喫煙条件は現地の案内に従ってください。
    備考情報確認日:2026年10月6日。以下は隅田川の橋を広く紹介する写真資料です。古写真と現橋の写真を区別し、写真の出典表示を残しています。
    よかったらシェアしてね!
    • URLをコピーしました!

    投稿済みのコメント1件

    みんなの浅草メモ。読者のみなさんが寄せてくれた体験や感想です。内容は投稿当時のものです。

    コメントを投稿する ↓

    1. kuri

      40代 / 男性

      真っ赤な吾妻橋。浅草のシンボルの一つと言えば、「吾妻橋」です。駅のすぐ目の前を流れる隅田川に架かるこの真っ赤な橋は、存在感バツグン。
      スカイツリーを訪れる際にも、この橋を渡る必要がありますが、観光客が必ずこの橋の上で記念撮影をしているほど、浅草のスポットになっています。スカイツリー側から、浅草へ来る人にとっては、浅草への入り口となる架け橋になっています。

    コメントを投稿する

    投稿済みのコメント(1件)を読む ↑

    訪れた感想や、街歩きで気づいたことを教えてください。

    2000文字まで。年代・性別の入力は任意です。

    あなたのアイコン選択中:着物のひと
    浅草のキャラクターから選ぶ(20種類)
    年代・性別を添える(任意・公開されます)

    個人情報・宣伝・誹謗中傷を含む投稿はお控えください。コメントは編集部の確認後に公開します。メールアドレスの入力は不要です。

    目次