
隅田川の桜やスカイツリーを、船の上から眺めたい。「網さだ」で楽しんだのは、船内で揚げた天ぷらと、川から見る春の浅草でした。貸切と乗合で料金・集合場所が異なるので、まず予約の条件を押さえておきましょう。
網さだ|料金・人数と乗船場の選び方
| 船宿 | 屋形船 網さだ |
|---|---|
| 事業所 | 東京都江戸川区江戸川3-53-1。乗船場所とは別です。 |
| 貸切料金 | 網さだメニュー1人12,100円(税込)、所要2.5時間・飲み放題付き(公式、2025年1月1日改定)。 |
| 乗合料金 | 1人11,000円(税込)と公式に掲載。希望日の運航・料金・実際の周遊範囲は予約時に確認。 |
| 集合場所 | 予約する便で指定。乗合の公式案内は越中島桟橋。浅草から乗れる便を希望する場合は船宿へ相談。 |
さらに詳細を表示(価格・支払い・利用方法)
情報確認日:2026年10月5日。以下は2015年の取材写真・訪問記です。料理・料金・設備は当時の記録としてご覧ください。
2015年の乗船記|網さだで隅田川のお花見へ
お台場や隅田川沿いを歩いていると、背の低い電飾の施された屋形船をよく見かけると思います。屋形船は色々な会社が営業されていますが、ほとんどお台場、隅田川、浅草などから選ぶコースで設定されています。
どこのコースでも眺めが良くて素敵なのですが、やはりお花見の時期は東京都内のお花見名所100選の1つである、浅草隅田公園沿いへ行くコースがおすすめ。
隅田川沿いの隅田公園は、川と桜を一緒に楽しめるお花見スポット。さらに東京スカイツリーも横目に見えますので、東京らしいお花見を堪能できる場所です。
貸切屋形船で隅田川宴会
浅草から乗船するのであれば、「あみ清」さんが有名ですが、今回はご縁あって「網さだ」さんに乗船してきましたので、そちらを紹介したいと思います。
現在の乗船場候補は公式案内で確認できますが、どこから乗れるかは予約する便によって違います。浅草の船着場へ直接行けば乗れる、というサービスではありません。
今回は、月島駅とJR越中島駅の、間にある越中島桟橋から乗船して、隅田川の浅草で止まり、戻ってくるというコースで行ってきました。
当日は約30名で貸し切り、越中島桟橋から隅田川を上って浅草へ。4月第一週に約2〜2.5時間、1人10,000円で利用した2015年当時の記録です。現在の料金ではありません。
現在の最低人数は上の表を参照してください。当時案内された10名からという条件は、現行の貸切条件ではありません。
2時間半で1人1万円は高い…と思う方もいるかもしれませんが、この日は料理と飲み放題、遊覧、カラオケを楽しめて、しかも貸切と考えると、十分すぎるくらい楽しめます。
屋形船のコースや乗り方
まず1番大事なことは、集合場所に時間通りに到着しましょう。
乗船時間は決まっていますので遅れは命取りとなります。貸切でも出船時刻に合わせて集合し、船員の案内に従って乗船しましょう。飲酒は無理のない範囲で、船内外への移動は安全を優先してください。


無事乗船できると、靴を脱いで席にすすみます。靴はビニール袋に入れて自分で管理するので、誰かと間違えた!なんて陸のお花見でありがちな失敗もありません。
船が出港すると、網さださんがご挨拶を兼ねて、お手洗いとか、飲み物とか、キチンと説明してくれます。(ちなみにトイレは洋式の綺麗なトイレです。)
宴会の場合は主催者が音頭をとって乾杯し宴会スタート。料理もどんどん運ばれてきますので温かいうちに食べましょう。
屋形船の宴会料理
むかし屋形船に乗船したときに、安かったものの美味しいかと言われると微妙なもんじゃ焼きで、まぁ船の料理なんてこんなもんだろうと覚悟しての乗船だったのですが、この網さださんの料理、期待を大きく裏切ってくれます。ホント旨いです。

今回のメニューは、口取り(前菜みたいなものです)が5品ほど。サザエのつぼ焼き。お刺身の船盛り(鮪、白魚、蛍烏賊、甘海老など)。そしてカニ!茹でたカニ!さらに天ぷらが7種類も。そしてご飯ものは巻き寿司、〆にカニの味噌汁!最後に水饅頭みたいな和菓子と、果物(オレンジ)までついてきました。
カニカニ言いましたが特におすすめなのはカニでなく天ぷら。
お弁当の冷えた天ぷらを想像してはいけません。ちゃんと船内で揚げたての美味しい天ぷらを持ってきてくれます。しかもかなり大量に。
海老はもちろん、江戸らしい穴子、キス、小ふぐ、イカ、青海苔のついたちくわ、舞茸に野菜。サクっとした天ぷらでお酒も進みます。かなり食事は大量なのですが、当時は持ち帰り用のパックの案内もありました。現在の持ち帰り可否は船宿に確認し、料理の保存は指示に従ってください。
ちなみにお酒は飲み放題。ビール、日本酒、焼酎、ウイスキー、チューハイなど、一通り揃っています。ビールは瓶だけでなく生のサーバーまであるのでビール党の方は歓喜です。
屋形船の食事と宴会に夢中になり、料理の写真が少なかったのもこの日の記憶です。上の料理写真と文章は2015年の内容で、今のコースの全品を表すものではありません。
屋形船からの景色、スカイツリーや桜を!
屋形船の中に乗っていると忘れそうになりますが、この日は桜の季節に乗船しました。開花時期は年により異なり、3月にも見頃になることがあります。浅草周辺についたら、外の景色も楽しみましょう。


浅草につくと、ちょうどスカイツリーなどは綺麗な場所で停まってくれます。この屋形船、船の上が外に出られるスペースとなっていますので、表に出てみると良いでしょう。
周りを見渡すと屋形船だらけ!どの屋形船もデコトラ的な派手船から、地味というか趣深いものまで様々です。

ちなみにこの時期のスカイツリーは桜をイメージしたピンクカラー!屋形船との提灯と、スカイツリーの色合いはなかなか素敵です。


ちなみに景色景色言いましたが、景色だけでなく船内の宴会も楽しみました。ただし悪天候でも必ず運航するわけではありません。欠航やコース変更は船宿の判断と案内に従ってください。

屋形船の頭と後ろに両方カラオケ用の画面がついています。機種とかもメモっておけばよかったですね。
屋形船に来る商売船もお見逃しなく
人が集まるところにはお金と物が集まる…ということで、船の上で商売をしている方も多くお見かけします。
前は佃煮などを販売しているのをみたことあるのですが、なんと今回発見したのはハーゲンダッツ!

しかも良く見てください。「海賊が乗っています」と書かれています。

どこぞの黒○海賊団が出てくるのかと思いつつ登場した海賊のおじちゃんがこちら。

もう海賊という概念を覆すほど、優しい良い笑顔だったのですが、掲載許可を聞かなかったので残念ながらモザイク処理をさせていただいております。優しい笑顔が印象に残った、当日の川の風景です。
当時は冷たい状態でアイスを受け取りました。この販売船が現在も同じ形で来る保証はありません。食べ物は長時間放置せず、案内された方法で扱ってください。
屋形船をもっと楽しむなら
話は変りますが、この屋形船。「網さだ」とか「あみ清」って名前ですよね。「網」なんてどこにもついていなそうなのに、なぜ「網」なのでしょうか。
実はそれはその昔、船を出し、網で取った魚をその場で調理して食べていたからなだそう。今はもちろん事前に準備された魚で行ないますが、公式には投網体験のコース紹介もあります。現在の実施日・人数・料金は船宿に相談してください。ちょっと東京湾の魚は…という方もご心配なく。体験は投網漁だけで、食事は通常のものが出てきます。
ただ屋形船に乗るだけでなく、こういった楽しみ方もあるので面白いですよね。
春や秋などの気持ちよい時期は屋形船に最適な季節。少人数なら乗合を相談できます。希望日の運航・実際の周遊範囲・乗船場を確認してから予約しましょう。
最後に、あまり船内の写真がないのはこの通りモザイクまみれになってしまうからなのですが、それでも参考になる方もいるかもしれませんので1枚だけアップしておきます。ご参考までに。

川沿いで桜を楽しむなら浅草のお花見スポットガイドへ。徒歩で行く日には浅草からスカイツリーへの行き方も参考にしてください。
| 店舗名 | 屋形船 網さだ |
|---|---|
| 住所 | 事業所:東京都江戸川区江戸川3-53-1 |
| 営業時間 | 予約する便・日時により出船時刻が異なる。乗合は公式案内の予定18:00または19:00、確定時刻は予約時に確認。 |
| アクセス | 江戸川3-53-1は事業所。乗船場は便ごとに指定。乗合の公式案内は越中島桟橋。 |
| 禁煙・喫煙 | 予約する船の条件を確認。 |
| 備考 | 貸切12,100円〜と乗合11,000円の公式掲載を区別。乗合のコース名と掲載航路に差があり、スカイツリー到達を保証しない。 |





もず
~10代 / 男性
屋形船で隅田川を周遊。浅草雷門を出てすぐの所に屋形船の乗り場があります。隅田川をくだる屋形船は、江戸情緒と現代の東京を満喫することができます。海の香りを感じ始めながら次々と橋の下をくぐる、お天気が良いととても気持ちよいです。お天気が悪くても屋形船の中で濡れずに景色を楽しめます。船内では江戸時代の頃からスカイツリーがそびえる現代の東京の歴史をわかりやすく案内してくれます。いつもとは違った視点で浅草および東京を眺めることができるのでおすすめです。