浅草に来たら、蕎麦や洋食、寿司に飲み屋と様々な楽しみがありますが、やはり和菓子は外せません。
お店にはいってお茶やお抹茶と一緒にゆっくり楽しむ和菓子から、おみやげにぴったりな和菓子、食べ歩きにおすすめな和菓子まで、浅草のありとあらゆるお勧め和菓子を紹介します。また、下部には浅草のご近所、スカイツリー周辺の美味しい和菓子も紹介していますので、合わせてチェックしてみてくださね。
浅草のおすすめ和菓子
あんこを使った定番和菓子から、お豆腐などを使った変わりだね和菓子まで、美味しい和菓子を一挙に紹介します。店内、食べ歩き、お土産とジャンルが分かれていますので、気になる部分から見てみてくださいね。
店内で食べられる浅草のおすすめ和菓子
まずはゆっくり店内で楽しめる和のスイーツです。浅草観光中の休憩にもぴったりですね。
浅草でぜんざいといったら、梅園の粟ぜんざいがおすすめです。昔ながらのふっくらとした粟に、濃厚で美味しいあんこ。自然な甘さが美味しい、緑茶にぴったりの和菓子です。浅草寺の近くにあるので観光中にも便利ですね。
→梅園で粟ぜんざい
浅草の和菓子をお土産に!おすすめのお店
人にあげる和菓子から、自分で食べたい和菓子まで、お土産におすすめな和菓子です。
浅草の雷門斜め前にあるのが、亀十。ここのどら焼きを食べると、他のどら焼きが食べたくなくなってしまうほど、美味しいどら焼きです。とにかく人気で売り切れるのも早いので、午前中には買っておきましょう。前に4時くらいに伺って涙を呑んだ記憶があります。
→亀十のどらやき
浅草の浅草寺の裏、観音裏にあるのが、大学芋の千葉屋です。行列の出来る人気店ですが、遠くから買いにくるお客様もいるのも頷ける美味しい大学芋が食べられます。通所の大ぶりな大学芋のほかに、切揚という薄くスライスした大学も人気です。
→千葉屋の大学芋
浅草 徳太樓(とくたろう)は銀座線浅草駅から徒歩約15分。 明治36年創業以来、自家製の餡を使用することを原則として頑なに守っています。 少し分かりにくいところにありますが浅草寺の奥裏手、隠れ家のような佇まいの老舗和菓子屋です。
様々な和菓子がありますが特にこのお店のオススメはきんつば!北海道産の良質の小豆を使った自慢の自家製餡に、餡が透けるほどの薄皮が特徴です。
田原町駅と浅草駅のちょうど中間くらいに位置し、国際通り沿いにあるのが桃太郎。
大福や羊羹などが店先に並んでいますが桃太郎に来たら是非お試ししてほしいのが焼き団子。
香ばしい醤油の香りともちもちとした食感がやみつきになるお団子は甘い人が苦手な方にもおすすめです。
杵屋 仲見世店は銀座線浅草駅から徒歩3分、雷門から浅草寺へと続く仲見世通りの中にあります。
様々なお店が並ぶ仲見世通りですが中でも人気を誇るこのお店は煎餅屋の名店として知られています。
種類豊富な煎餅やおかきはお土産にもぴったり。
また店先では揚げたてのおかきをカップに詰めて販売しているのでちょっと塩味が欲しくなった時には杵屋に寄ってみてはいかがでしょうか?
つくばエクスプレス浅草駅から徒歩8分。 銀座「かりんとう たちばな」、湯島「ゆしま花月」と並んで東京のかりんとう御三家と呼ばれる浅草「かりんとう小桜」。元々は明治時代に創業した老舗料亭「福し満」が日持ちする手土産として生まれたのがきっかけで平成元年にかりんとう専門店として出来たのだそうです。
ほんのりとした上品な甘さが感じられる小ぶりのかりんとうです。
かりっとした食感がやみつきになってしまいます。 甘いものから塩気のあるものまでバリエーション豊富なラインナップなのであれこれ試してみたくなりますね。 日曜日が定休日になっているので週末に訪れる際はご注意を。
浅草通り沿いにあるビルの間に佇んでいるのが和菓子処おがわ。 鰻の描かれた暖簾が目印になっています。
小豆、白餡、うぐいす餡の3種類のどら焼きが販売されており売切れ次第終了となってしまいます。 日によっては午前中に売切れてしまうこともあるので週末や観光客が多い時期には早めの時間帯に行くことをおすすめします。持ってみるとずっしりと重みのあるどら焼きは厚めの皮にあっさりとした風味の餡が入っており食べ応えあり。
https://asakusakanko.com/ogawa/
つくばエクスプレス浅草駅から徒歩5分、浅草かっぱ橋通りの裏手にあるのがこのあさくさ梅源。 漫画「さぼリーマン 飴谷 甘太郎」の第2話にも登場しています。
創業から100年、ここでは昔ながらの江戸和菓子を機械を一切使わず、職人の手で作られているのです。 和菓子に欠かせないこだわりのある純北海道産の小豆を使用し、それぞれの素材や味に対して強いこだわりが見られます。
おすすめはあぶり芋。しっかり蜜に漬け込んださつまいもの表面を1つ1つ軽く焼き上げたものです。 また予約でしか買えないレアな商品があります。 それは石ごろもという丸めた餡にすり蜜を絡ませたまるで和製トリュフのような見た目をしたお菓子。 気になる方は事前にチェックしてみては?
銀座線田原町駅から徒歩5分。 田原町から駒形橋方面へと向かう途中にある中塚商店。
レトロな木箱のケースにはおよそ45種類の豆菓子が並んでいます。 浅草神社が節分の時に投げている「袖振大豆」はこの中塚商店のものなんですよ!
仲見世商店街を雷門から入ってすぐ左手側にあるのがレトロな店構えの豆舗 梅林堂。 豆と書かれた暖簾のかかる店先にはところ狭しと様々な種類の豆菓子が陳列されています。お茶請けには勿論、お酒のおつまみにもぴったり。
日持ちもするのが嬉しいですね。かた豆、塩豆などのシンプルな煎り豆からわさび豆、カレービーンズといった現代的な味まで。お好みの味を見つけてみてはいかがでしょうか?甘いもの苦手な方や男性の方におすすめのお土産かもしれません。
https://asakusakanko.com/bairindo/
食べ歩きにおすすめな和菓子
観光しながらサクッと食べられる浅草の和菓子です。一口サイズで食べやすいものが多いですね。
浅草の裏手、観音裏にある抹茶専門店が提供している抹茶ジェラートが頂けるお店、壽々喜園 浅草本店。土日は行列必須ですが、一食の価値ありの抹茶ジェラートがいただけます。
壽々喜園 浅草本店の情報をもっと見る
本当に美味しい人形焼きを食べたいのなら、このお店がお薦めです。食材と製法も高級にこだわっているといいますが、それも食べて納得でした。北海道産の餡は嫌な香りも一切せずあっさりとした甘み、そしてパリッとした皮、しかも目の前で職人さんが手焼きで製造しています。味だけでなく、雰囲気も一級品の美味しさでした。ちなみに、1日置いておくと美味しくなるよと言われましたが、我慢できずその日に食べてしまいました。お土産でいただかないと、宵越しの人形焼は食べられませんね。美味しさにこだわる方にはお薦めの人形焼屋さんですよ。
芋きんで有名な満願堂(まんがんどう)。 雷門の近くにオレンジ通り本店と浅草店の2店舗あるので観光がてら立ち寄りやすい場所にあります。 雑誌やテレビでも多々取り上げられるこの満願堂の人気商品といえばやはり芋きん。
厳選したさつまいもの餡を使ったきんつばはお土産としては勿論、食べ歩きにもぴったりです。 店先から漂うさつまいものいい香りについつい吸い込まれてしまいそう。
仲見世商店街の中にあり、雷門から浅草寺に向かって9軒目右手側にあるのが喜久屋。大福、団子を取り扱っています。夏には水羊羹やくずきり、冬にはおしることいった季節が感じられるものも。喜久屋の一番人気は何といってもみたらし団子。もちもちとした食感の団子にとろりとしら甘辛いたれがたっぷり絡んでいます。食べ歩きにもぴったりです。
蛸松月は江戸安政年間にあんころ餅の行商として創業。 明治15年になり国際通り田原町近くに現在の店を構えました。蛸もなかや蛸まんじゅうが看板商品!蛸もなかは北海道産の白いんげんのつぶしアンで、和菓子の世界では今までこういった商品は無かったそう。 香ばしい皮と上品な甘さの餡が魅力的な美味しい和菓子です。
つくばエクスプレス浅草駅から徒歩2分、伝法院通りの先にある和菓子楓。厳選された国産米粉を100%使用したこだわりのお団子が人気です。 色々な種類のお団子がありますがおすすめはみたらし団子。 香ばしく焼いた団子に秘伝の甘辛たれが絡み、焼きたては少しさくさくした食感を楽しむことができます。 また、土日限定の五平餅やぽたぽた焼きもありますので土日に訪れた際はお試しあれ。
雷門の隣にある雷門本店。 雷おこしの実演販売を行っており、出来立てのおこしを頂くことが出来ます。2階の「雷門展望食堂」ではお食事や甘味喫茶処になっているので雷門を眺めながら休憩してみるのもいいですね。浅草寺のお土産に欠かせない雷おこし。雷おこしのほかにも人形焼や江戸菓子も取り揃えています。浅草では雷門本店のほか、雷5656会館や松屋浅草にも店舗があります。
https://asakusakanko.com/tokiwado-kaminariokoshi/
都営大江戸線蔵前駅から徒歩7分。春日通り沿いにあるお店です。明治20年創業の老舗和菓子屋さん榮久堂。和菓子屋さんですがここのおすすめは「ソフトバター」という菓子。フランスのお菓子であるクリームやジャムをはさんだ「ブッセ」風なスイーツです。カステラより柔らかく、スポンジケーキよりは固い生地にバタークリームがサンドされています。冷蔵庫で冷やせばクリームは固くなり、常温で食べれば柔らかく少し溶けたようなクリームになるのでお好みの食べ方を。また、バタークリームではなくママレードがサンドされた「ソフトママレード」もあるので食べ比べをしてみるのも。
浅草ちょうちんもなかの「アイスもなか」は、手に持って持ち歩きできるので、仲見世散策にちょうど良いと思います。また、暑い時期や冷たいものが欲しくなった時などに、食べたくなる人気のもなかです。ちょうちんの形をしたもなかにアイスを包んだシンプルなものですが、種類もあり飽きがありません。味はバニラがほどよい甘さでおいしいと思いますが、女性には紅いもや黒ごまなどもおすすめです。季節限定もあります。量はそこまであるわけではないですので、子どもや高齢者の方にも向いています。外観は少し地味ですので見逃してしまうかもしれませんが、値段も1つ300円程度でお手頃だと思いますよ。
スカイツリー周辺のおすすめ和菓子
浅草にはおいしい老舗の和菓子屋さんがたくさんあります。でも隣の墨田区にも浅草に負けないくらいおいしい和菓子屋さんがたくさんあるんです。特にスカイツリー周辺は昔からもお店も多く、歩いているだけでも面白いエリア。是非、足を運んでみましょう。
そして長命寺の桜もちを出ると目と鼻の先にあるお店が「言問団子」です。串に刺さっていない白・小倉・黄色のお団子です。店内でいただくとお皿にこの3色がちょこんと乗せられてきます。しっとりとして飾り気のない甘さのお団子です。でも結構ボリュームがあります。
要予約の最中は、とってもかわいい形をしています。鳩だと思ってたら都鳥らしいんですが、コロンとしたフォルムが愛らしいです。予約してでも持って帰りたいかわいさです。
個人的に一番のお気に入りのお店は「志“満ん草餅」です。え?これなんて読むの?と思いますよね。私も最初見たとき読み方がわかりませんでした。「じまんくさもち」と読むそうです。
スカイツリー周辺といいつつちょっと離れているのですが、わざわざ出向いても買いたい草もちです。生のよもぎを使っているのでそこらへんの草餅とは香りがぜんぜん違います。色も濃い緑色をしています。餡入りと餡なしがありますが、餡なしにきなこと蜜をかけて食べるのがお勧めです。シンプルですが草餅のおいしさをじっくり味わえます。
最後に紹介する中では一番スカイツリーに近いお店、「麩澤」です。店名通り、お麩のお店です。生麩専門店で、ちょっとお高い生麩の片隅にあるのが、地元でもお土産として人気のある麩まんじゅうです。店構えはけっして立派なものではなく昔からある商店という感じで、中に入ってもショーケースがドンと置いてあるだけなので、店に入ってわくわくするような店ではありません。でも麩まんじゅうのおいしさは驚くほどの味です。もっちもちで柔らかい生麩で餡を包んでいます。一度食べるとまた食べたくなる食感です。
都営浅草線本所吾妻橋駅徒歩6分。 本所吾妻橋駅A0出口から出て三ツ目通りを春日通り方面へと向かうと右手側にあります。大正10年創業の甘納豆専門店です。昔ながらのショーケースにはうぐいす、うずら、お多福など数種類の香り豊かな甘納豆が並んでいます。豆の素材を活かしたふっくらとした味わいを楽しむことが出来ます。 手間暇をかけて作られているのだろうと感じるのは、やはり豆本来の風味が感じられるから。そしてその北海道産の豆を活かすために使われているのはシンプルにグラニュー糖です。わざわざ行きたくなる、甘納豆専門店です。
隅田川七福神めぐりも素敵ですが、隅田川和菓子めぐりも楽しいですよ。
べんさ より:
男性 (~10代)
2015/09/30 14:25
友達に勧められて上げ饅頭屋さんに行きました。味の種類も3種類かあって、抹茶、あんこ、ゴマといった違った味をすべて食べました。どれもおいしくて、特に抹茶なんかは普段食べたことのない饅頭の味で、甘いけどもほのかに来る渋さがまたおいしかったです。浅草に行ったら一度は食べてほしいです。
ミカン畑 より:
男性 (~10代)
2015/09/30 14:26
とにかく絶品のきび団子屋さんに行きました。きび団子というと桃太郎を思い浮かべて思わず仲間になりたくなるほど美味いのかと連想してしまいます。食べてみた結果小さくてもちもしっとりしていて少し水気がありおいしかったです。一緒に冷やし抹茶を頼むと甘味とのどを通して疲れた体を潤してくれます
コッコ より:
男性 (~10代)
2015/09/30 14:28
夏にお勧めあいすモナカ屋さん、浅草ちょうちんもなか。夏にどうしてもあいすが食べたいなんて人に浅草に来たときはぜひ食べてほしい物があります。それは、アイスモナカです。私は芋が好きだったので紅芋のアイスを食べたのですが、甘さの中に居もの個性がはっきり出ていて、紅芋の独特の甘みが再現されています。芋が好きな私にとっては絶品でした。
ごとごと より:
男性 (20代)
2015/09/30 14:52
浅草の中でも有名な商品であるこの揚げおかき。暮れ方に行ったのですが営業は夕方18時までやっているということを知って食べに行きました。杵屋という店で、作りこまれたサクサク食感の揚げおかきが売っていました。友達と買って食べたのですが、なんといってもサクサクした歯ごたえに適度にしょっぱいおかきがおいしかったです。
メロロ より:
男性 (20代)
2015/09/30 15:20
手焼きせんべい壱番屋と呼ばれる手作りのせんべい。
ここのせんべいの魅力は店の中の人が直接一人一人手をかけて作り上げているということです。なので店の前なんかを通ると、せんべいの香りがすることもあります。味は醤油のしみ込んだせんべいなのですが、食感がとても楽しめます。手作りということもあって香りにほんのりとした醤油の辛さが絶妙に美味しくて食欲を刺激されます。
ももんが より:
女性 (40代)
2015/10/01 22:22
浅草に行くと必ず食べるのが浅草寺の近くにある“九重”のあげ饅頭です。サクサクとした衣がすっごく美味しい!あんが何種類かあるのですが私はつぶあんがオススメ。というのもつぶあんは生地にごまが練りこんであり、これがまた香ばしさをアップさせているんです。あまりに美味しいのでお土産に買っていったことがあるんですが、やはりお持ち帰りだとどんなに工夫して温めなおしても美味しさ半減。できたてをその場でいただくのが一番です。
浅草木下 より:
男性 (30代)
2015/10/10 17:11
仲見世の中富商店の揚げ饅頭がおすすめです。
歩き疲れた方には嬉しい、サクサク和スイーツ!
人で一杯の仲見世を歩くと、本当に疲れます。
そんな疲れた時に食べたくなるのが甘い揚げ物。
中富商店さんの上げ人形焼はそんな疲れを本当に癒やしてくれます。
サクサクの生地の中からは、芳醇な餡の香りが口いっぱいに広がる。
浅草のレッドブルと言った感じでした。
しかも串に刺してあるので、歩きながら頂けます。
人形焼の鐘や提灯の可愛い形が会話も盛り上げてくれました。
歩き疲れた、ちょっと美味しい和スイーツが欲しい、そんな方にお薦めのお店でしたよ。
りょう より:
女性 (30代)
2017/10/26 18:44
もっちりほくほく。浅草満願堂の看板商品「芋きん」を一口頬張った瞬間、濃厚なサツマイモの味が口いっぱいに広がり、老若男女がほっこり幸せな気持ちになれます。芋きん(1つ税込130円)は、焼き立てを買い、店内にあるベンチで無料のお茶とともに頂くのがおすすめです。焼き立てをその場で味わうと、濃厚な芋あんがより香ばしく感じられ、周りを包み込む小麦粉の薄皮もよりもちもち食感で、芋きんの醍醐味を体感できるからです。芋あんは、「あん」というより、糖度の高い蜜芋すり潰しと言った方が、的確な表現かもしれません。それぐらいに、美味なサツマイモを安価で気軽に味わえる一品です。青空の浅草散策の際に、ぜひお立ち寄りくださいませ。