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    浅草観光の穴場16選|寺社・博物館・庭園をエリア別に巡る

    浅草観光の穴場16選、寺社・博物館・庭園を巡る特集のオリジナルイラスト

    浅草観光で穴場を探すなら、雷門や仲見世だけでなく、境内の脇道、奥浅草、田原町、隅田川の対岸へ。小さなお堂から無料の博物館・工芸館、日本庭園まで、見どころの異なる16か所をエリア別に紹介します。

    ここでの「穴場」は、定番ルートでは見落としやすい寄り道のこと。今戸神社や桜の時期の公園など人気の場所も含み、必ず空いているという意味ではありません。短い滞在なら近いエリアから2〜4か所を選びましょう。

    情報確認:2026年10月10日。滞在目安とコース所要時間は当サイトの編集目安です。各スポットの滞在目安は移動・待ち時間を含みません。開堂と御朱印・授与受付は別のため、訪問前に各確認先の最新案内をご覧ください。

    目次

    浅草寺周辺・駒形|定番のすぐ脇にある穴場

    雷門・仲見世・浅草寺の参拝に、10〜20分の寄り道を加えたいときの4か所です。影向堂と銭塚地蔵堂は同じ浅草寺境内ですが、別々のお堂として紹介しています。

    01駒形堂|川辺で浅草寺の始まりに触れる

    駒形橋の脇に建つ朱色の駒形堂と、木々や石碑のある境内
    川辺の小さなお堂・駒形堂。浅草寺の発祥伝承を知る寄り道です。
    見どころ
    川辺の歴史
    エリア
    浅草寺・駒形
    滞在目安
    10〜15分

    駒形橋の西詰にある朱色のお堂。浅草寺の観音像が隅田川から引き上げられ、この岸へ上陸したと伝えられる場所です。雷門から仲見世へ直行する前に、川の方へ少し寄り道すると、浅草の歴史を別の角度から見られます。

    堂内には馬頭観音を祀り、毎月19日の縁日に開扉・法要が行われます。普段の外観見学と、堂内を拝む機会は分けて考えましょう。境内の戒殺碑も、川と人々の暮らしを物語る見どころです。

    所在地台東区雷門2-2-3(駒形橋西詰)
    アクセス都営浅草線・銀座線の浅草駅から川沿いへ。雷門の南東側
    時間・休み毎月19日に開扉・法要。その他の開堂条件は浅草寺へ確認
    料金外観・境内の見学に拝観料なし。賽銭等は別

    確認先:浅草寺:駒形堂

    02影向堂|浅草寺本堂の北西へ一歩寄り道

    浅草寺本堂前から見た、木々に囲まれた影向堂
    2015年撮影の影向堂。 写真:そらみみ (Soramimi)/Wikimedia Commons/CC BY-SA 4.0(縮小・WebP変換)
    見どころ
    干支の守り本尊
    エリア
    浅草寺・駒形
    滞在目安
    15〜20分

    浅草寺は本堂だけで終えるともったいない場所。北西にある影向堂(ようごうどう)には、観音様を助ける仏様として、干支ごとの守り本尊が祀られています。自分の生まれ年と結びつけて参拝すると、境内歩きに具体的な目的が生まれます。

    御朱印の授与所でもあり、外陣には浅草名所七福神の大黒天を祀ります。周辺には石橋や古い仏像・石塔も残るので、正面参道とは違う境内の表情に注目を。御朱印の列がある日は、参拝と受付の待ち時間を別に見積もってください。

    所在地台東区浅草2-3-1(浅草寺境内)
    アクセス浅草寺本堂の北西側。仲見世の延長線上ではなく本堂の脇へ
    時間・休み影向堂の開堂・御朱印受付は浅草寺の当日案内を確認
    料金境内参拝に拝観料なし。御朱印等は別

    確認先:浅草寺:影向堂

    03銭塚地蔵堂|商売繁昌の信仰を知る小さなお堂

    赤いのぼりに囲まれた再建前の銭塚地蔵堂(2011年撮影)
    2011年撮影、再建前の銭塚地蔵堂。現在のお堂は2019年再建。 写真:KENPEI/Wikimedia Commons/CC BY 3.0(縮小・WebP変換)
    見どころ
    境内の信仰
    エリア
    浅草寺・駒形
    滞在目安
    10〜15分

    影向堂と合わせて、浅草寺境内の北西側で立ち寄りたいお堂です。六地蔵の下に江戸時代の貨幣・寛永通宝が埋められていると伝わり、商売繁昌を願う信仰が続いています。由来を読んでから参拝すると、名前に込められた意味がよく分かります。

    現在のお堂は2019年に再建されたもの。近くには「カンカン地蔵」と呼ばれる石像もあります。単に写真を撮る場所ではなく、今も人々がお参りする場なので、参拝中の方を優先し、奉納や祈願は現地の案内に従いましょう。

    所在地台東区浅草2-3-1(浅草寺境内)
    アクセス浅草寺境内の北西側。影向堂と合わせて巡る
    時間・休み諸堂の開堂時間は浅草寺へ確認。法要日には参拝者が集まる
    料金境内参拝に拝観料なし。奉納等は別

    確認先:浅草寺:銭塚地蔵堂

    04被官稲荷神社|浅草神社の奥で出会う江戸の社殿

    覆屋に守られた被官稲荷神社の木造社殿と狐の像
    2011年撮影の被官稲荷神社。 写真:KENPEI/Wikimedia Commons/CC BY 3.0(縮小・WebP変換)
    見どころ
    小さな木造社殿
    エリア
    浅草寺・駒形
    滞在目安
    10〜15分

    浅草神社を参拝したら、境内の奥にある被官稲荷神社(ひかんいなりじんじゃ)へ。新門辰五郎ゆかりの小さなお社で、杉皮葺きの社殿は覆屋に守られています。大きな門や本堂とは異なる、江戸の木造建築の細部を眺められる寄り道です。

    創建時の社殿が震災・空襲を免れたと公式に紹介されています。被官稲荷の社務は毎日ではなく、浅草神社の通常受付と同じだと思って出かけないことが大切。狐の姿や鳥居を静かに拝見し、授与品を希望する場合は日程を合わせましょう。

    所在地台東区浅草2-3-1(浅草神社境内)
    アクセス浅草神社の社殿の奥。浅草寺の東側から境内へ
    時間・休み被官稲荷の社務は毎月1・15日10:00〜15:30ほか指定日
    料金境内参拝に拝観料なし。授与品・祈祷は別

    確認先:浅草神社:被官稲荷神社

    駒形・西浅草と周辺|寺町と無料の屋内展示

    寺町、馬の天井絵、カバン、伝統工芸。雨や暑さを避けて屋内展示を選ぶ場合は、休館日と最寄りの駅を先に確認しましょう。

    05世界のカバン博物館|無料で旅とカバンの文化を見る

    トランクや手提げカバンを描いた、カバン文化のテーマイラスト
    カバン文化を表す当サイト制作のイラスト。実際の館内や展示品を再現したものではありません。
    見どころ
    屋内・無料展示
    エリア
    駒形
    滞在目安
    30〜45分

    駒形にあるエース株式会社の博物館。さまざまな地域のカバンや、素材・形・用途の違いを通して旅の文化を楽しめます。寺社と食べ歩きが中心になりがちな浅草観光に、もう一つのテーマを加えたいときに向いています。

    入館無料の屋内施設ですが、日曜・祝日は休館。浅草の観光施設だから週末なら必ず開いている、とは限りません。都営浅草線の浅草駅A1出口に近く、銀座線やつくばエクスプレスの浅草駅とは位置が異なります。雨の日にも、駅からの移動は必要です。

    所在地台東区駒形1-8-10 エース株式会社東京店
    アクセス都営浅草線・浅草駅A1出口から約50m。銀座線2番出口から約500m
    時間・休み10:00〜16:30/日曜・祝日休館。年末年始・不定休あり
    料金入館無料

    2026年10月10日(土)は臨時休館の告知あり。訪問日が決まったら公式トップの開館カレンダー・お知らせも確認してください。 博物館の最新のお知らせ

    確認先:エース:開館情報・アクセス

    06本山東本願寺|田原町から歩く西浅草の大きな境内

    西浅草の本山東本願寺の門と、奥に見える本堂
    本山東本願寺の入口と本堂。当サイトの既存記事掲載写真。
    見どころ
    西浅草の寺院
    エリア
    田原町・西浅草
    滞在目安
    20〜30分

    田原町駅から徒歩5分の、浄土真宗東本願寺派の本山です。雷門・仲見世とは違う方向へ歩くことで、西浅草の寺町の雰囲気を感じられます。堂々とした本堂と境内を見ながら、観光の歩調を落として参拝したい場所です。

    京都の東本願寺と混同せず、訪問先は「東京・浅草の本山東本願寺」で確認を。晨朝法要などに参加したい場合は、外観を眺める散歩とは別に開始時刻や参加案内を調べましょう。法要や参拝の妨げにならないよう、立ち入り範囲・撮影の案内にも従ってください。

    所在地台東区西浅草1-5-5
    アクセス銀座線・田原町駅から徒歩5分/TX浅草駅A2出口から徒歩7分
    時間・休み参拝・法要の日程は公式の今月の予定を確認。電話受付9:00〜17:00
    料金通常の境内参拝に拝観料なし。法要等は内容ごとに確認

    確認先:本山東本願寺:アクセス

    07矢先稲荷神社|馬の歴史を描く天井絵が見どころ

    矢先稲荷神社の拝殿と参拝用の石段
    矢先稲荷神社の拝殿。天井絵の拝観可否は訪問前に確認を。
    見どころ
    馬乗史の天井絵
    エリア
    田原町・西浅草
    滞在目安
    15〜20分

    かっぱ橋方面の散歩に組み込みやすい、松が谷の神社。かつての浅草三十三間堂と弓の的に由来する名前を持ち、拝殿の天井に描かれた「日本馬乗史」100点が特色です。参拝だけでなく、馬と人の歴史や絵を見るのが好きな方に向いています。

    天井絵を見たい場合は、外からの参拝だけで見られると決めつけず、拝殿内の拝観可否・時間を神社に確認してから訪問を。かっぱ橋の買い物とセットにするなら、荷物が増える前に参拝しておくと歩きやすくなります。

    所在地台東区松が谷2-14-1
    アクセス銀座線・田原町駅または稲荷町駅から徒歩約7分
    時間・休み拝殿内の天井絵の拝観条件・授与受付は事前に確認
    料金境内参拝に拝観料なし。授与品等は別

    確認先:台東区公式観光情報:矢先稲荷神社

    08江戸たいとう伝統工芸館|下町の技を間近に見る

    木箱やガラスの器、刷毛を描いた伝統工芸のテーマイラスト
    伝統工芸を表す当サイト制作のイラスト。実際の館内や展示品を再現したものではありません。
    見どころ
    屋内・無料展示
    エリア
    浅草・TX駅周辺
    滞在目安
    30〜45分

    浅草の土産を買う前に、ものづくりそのものを知る寄り道はいかがでしょうか。江戸たいとう伝統工芸館では、台東区の伝統工芸品をまとめて見られます。約50業種・約250点の展示から、素材の質感や細かな仕事に目を向けると、街で見かける品物の見方も変わります。

    旧名称「江戸下町伝統工芸館」で紹介されている情報もありますが、現在の名称・休館日で確認しましょう。職人の実演は開催予定を確認して訪問を。無料の屋内施設で、工芸に興味がある方はもちろん、短い雨宿りだけではなく展示を楽しむ時間を取りたい場所です。

    所在地台東区浅草2-22-13
    アクセスTX浅草駅から徒歩5分/銀座線・都営浅草線・東武の浅草駅から徒歩15分
    時間・休み10:00〜18:00/第2・第4火曜日休館
    料金入館無料

    確認先:台東区:江戸たいとう伝統工芸館

    奥浅草・北側|川の歴史と下町を歩く

    待乳山聖天・山谷堀公園・今戸神社は組み合わせやすいエリア。石浜神社と一葉記念館はさらに離れるため、短時間の浅草観光とは分けて計画してください。

    09待乳山聖天|大根の奉納文化を知る高台の寺院

    緑に囲まれた待乳山聖天の石段と、奥に見えるお堂
    高台のお堂へ続く待乳山聖天の石段。
    見どころ
    大根と巾着の意匠
    エリア
    奥浅草・北側
    滞在目安
    20〜30分

    浅草寺の北東、隅田川に近い待乳山聖天(まつちやましょうでん)。境内の大根や巾着の意匠が目を引き、浅草名所七福神の毘沙門天でも知られます。街中の平らな参道とは違う、高台にある寺院の空気を感じたいときの寄り道です。

    大根の奉納はこの寺院の信仰に根ざすもの。供え方や売場の利用は現地案内を見て行い、効能を観光記事で断定するものではありません。参拝可能な時間と、御朱印・祈祷・売場などの受付時間は同一とは限らないので、目的に応じて確認しましょう。

    所在地台東区浅草7-4-1
    アクセス銀座線・都営浅草線・東武の浅草駅から徒歩約10分
    時間・休み台東区観光案内の参拝時間6:00〜16:30。各受付は別途確認
    料金境内参拝に拝観料なし。奉納・祈祷等は別

    隣接する「待乳山聖天公園」は2026年10月5日〜2027年3月(予定)の改修工事で全面閉鎖。公園のトイレも使えません。寺院そのものの休業を意味する情報ではありません。 台東区:公園の工事情報

    確認先:台東区公式観光情報:待乳山聖天

    10山谷堀公園|かつての水路をたどる細長い散歩道

    山谷堀公園の吉野橋跡付近にある園路の入口(2009年撮影)
    2009年撮影の山谷堀公園・吉野橋跡付近。 写真:Kamemaru2000/Wikimedia Commons/CC BY-SA 3.0(縮小・WebP変換)
    見どころ
    水路跡の散策
    エリア
    奥浅草・北側
    滞在目安
    20〜30分

    待乳山聖天や今戸神社の間を歩くときに、道そのものを楽しめるのが山谷堀公園です。かつての水路が暗渠化されて公園となり、町の中に細長い緑の道が続きます。建物一つを見る観光とは違い、川と町の位置関係を実感できるのが魅力です。

    全区間を往復する必要はありません。次の目的地に向かう部分だけ歩くと、無理のない寄り道になります。桜の季節は見物客が集まるため「いつでも空いている穴場」ではない点にも注意。暑い日・雨の日は、並木があっても屋外の長い移動になることを考えて計画しましょう。

    所在地台東区東浅草2-7先〜浅草7-11-12
    アクセス川側の浅草駅から徒歩約16分。待乳山聖天・今戸方面と組み合わせる
    時間・休み屋外公園。工事・行事等の現地案内を確認
    料金散策無料

    確認先:台東区公式観光情報:山谷堀公園

    11今戸神社|招き猫と縁結びで知られる北側の寄り道

    今戸神社の境内に並ぶ丸い絵馬と、奥に見える社殿
    今戸神社の境内。丸い絵馬にも目を向けて参拝を。
    見どころ
    招き猫のモチーフ
    エリア
    奥浅草・北側
    滞在目安
    20〜30分

    今戸神社は招き猫や縁結びで知られ、すでに人気のある神社です。それでも、雷門と浅草寺だけを巡るコースからは少し北へ外れるため、今回の「足を延ばす寄り道」に選びました。待乳山聖天・山谷堀公園と近いので、北側をまとめて巡ると移動が自然です。

    猫のモチーフを楽しみながらも、まずは神社としてお参りを。土日や行事日は参拝者が増える可能性があります。社務対応は9:00〜16:00で、境内には公衆トイレがないと公式に案内されています。御朱印などを希望する場合は、到着が受付終了ぎりぎりにならないようにしましょう。

    所在地台東区今戸1-5-22
    アクセス銀座線・都営浅草線・東武の浅草駅から徒歩約15分
    時間・休み社務対応9:00〜16:00。これは参拝可能時間全体を示すものではない
    料金通常の参拝に拝観料なし。御朱印・授与品等は別

    確認先:今戸神社公式サイト

    12石浜神社|さらに北へ、南千住まで足を延ばす

    石浜神社の社名碑、石鳥居と入口の石段
    南千住にある石浜神社の入口。
    見どころ
    遠方の寺社散歩
    エリア
    奥浅草・北側
    滞在目安
    20〜30分

    奥浅草からさらに北へ歩く日の候補が、石浜神社です。所在地は台東区ではなく荒川区南千住。浅草中心部の短時間コースに無理に詰め込まず、今戸方面から足を延ばすか、南千住駅を起点にした別の散歩として考えるのがよいでしょう。

    浅草名所七福神の寿老神を祀り、境内の社や石碑から地域の信仰に触れられます。公式では724年の創建と伝えられ、現在の社殿は昭和初期の建築です。七福神巡りの時期と普段の散策では人出が異なります。神社へ向かう移動時間まで含めて、帰りの交通手段を先に確認してください。

    所在地荒川区南千住3-28-58(浅草中心部の外)
    アクセス南千住駅側からの訪問も検討。今戸からさらに北へ向かう位置
    時間・休み参拝・御朱印の受付条件は神社の最新案内へ
    料金通常の境内参拝に拝観料なし。祈祷・授与品等は別

    確認先:石浜神社公式サイト

    13一葉記念館|竜泉で樋口一葉と下町の文学に触れる

    台東区竜泉にある一葉記念館の外観(2013年撮影)
    2013年撮影の一葉記念館の外観。 写真:あばさー (Abasaa)/Wikimedia Commons/パブリックドメイン(著作者による権利放棄)(縮小・WebP変換)
    見どころ
    文学・屋内展示
    エリア
    奥浅草・北側
    滞在目安
    40〜60分

    賑やかな浅草の印象から離れ、文学をテーマに歩くなら竜泉の一葉記念館へ。樋口一葉に関する資料や作品を通して、明治の下町と作家の世界を知る施設です。神社・公園ばかりの散歩に屋内の見学を一つ加えたい方にも向いています。

    浅草寺のすぐ隣ではなく、三ノ輪駅から徒歩10分の場所です。浅草観光の途中ならバスの利用も含めて検討を。最終入館は16:00で、月曜休館が基本。作品の舞台や町の背景に興味があるなら、展示を急いで通り過ぎず、ここを中心に時間を取ると楽しめます。

    所在地台東区竜泉3-18-4
    アクセス日比谷線・三ノ輪駅から徒歩10分/北めぐりん「一葉記念館入口」から徒歩2分
    時間・休み9:00〜16:30(入館16:00まで)。月曜休館、祝日は翌平日。年末年始・整理休館あり
    料金一般300円/小・中・高校生100円(免除等は公式で確認)

    確認先:台東区:一葉記念館 / 台東区公式観光情報:交通案内

    隅田川の対岸・向島|神社と日本庭園の寄り道

    吾妻橋・言問橋を渡って墨田区側へ。川の東岸にある3か所を巡り、浅草の街を見る角度を変える散歩です。

    14牛嶋神社|隅田川の対岸で三輪鳥居と撫牛を見る

    牛嶋神社の社名額が掲げられた石鳥居と奥に見える社殿
    牛嶋神社の入口。写真の石鳥居とは別に、社殿前の三輪鳥居も見どころです。
    見どころ
    鳥居と牛の信仰
    エリア
    川の対岸・向島
    滞在目安
    20〜30分

    吾妻橋を渡って墨田区側の隅田公園へ進むと、牛嶋神社があります。見どころは社殿前の三輪鳥居と、境内の撫牛。浅草の参道とは違う、木々と神社を組み合わせた散歩ができる場所です。向島へ歩く際の最初の立ち寄り先にも向いています。

    撫牛には、自分の体の気になる部分と同じところを撫でて願う信仰が伝わります。医療的な効果を保証するものではなく、地域の文化として尊重して参拝を。牛嶋神社の「三輪鳥居」と、次に紹介する三囲神社の「三柱鳥居」は別の形式なので、混同しないよう見比べてみてください。

    所在地墨田区向島1-4-5
    アクセス吾妻橋を渡り、墨田区側の隅田公園方面へ。所在地は川の東岸
    時間・休み開門・授与受付の最新条件は神社へ確認
    料金通常の境内参拝に拝観料なし。授与品・祈祷等は別

    確認先:墨田区観光協会:牛嶋神社

    15隅田公園の日本庭園|墨田区側で緑の中を歩く

    墨田区側の隅田公園の木陰が続く散歩道
    墨田区側の隅田公園の木陰の園路。牛嶋神社と合わせて緑の中を歩けます。
    見どころ
    日本庭園・緑の散歩
    エリア
    川の対岸・向島
    滞在目安
    20〜40分

    隅田公園は川の両岸にあります。このページで選んだのは、墨田区側にある日本庭園とその周辺の緑。旧水戸藩下屋敷の歴史を背景に、池や木々の景観を眺めながら散策できます。川岸の眺望を楽しむ浅草側とは、歩く目的を少し変えられる場所です。

    牛嶋神社と同じエリアなので、参拝の前後に組み込むと移動が少なくなります。散策無料でも、花見の季節やイベント日は賑わいます。池や植栽の内側へ入らず、園路を利用して見学を。晴れた日の休憩に向いていますが、雨天時の足元や屋外移動には気を付けてください。

    所在地墨田区向島1丁目周辺(墨田区側の隅田公園)
    アクセス吾妻橋または言問橋を渡って東岸へ。牛嶋神社の周辺
    時間・休み屋外散策。イベント・工事・立ち入り制限は現地案内を優先
    料金公園・庭園の散策無料

    確認先:隅田公園公式サイト / 墨田区観光協会:向島の散歩案内

    16三囲神社|三柱鳥居とライオン像を探す向島散歩

    木々に囲まれた三囲神社の社殿と参道
    三囲神社の社殿。三柱鳥居やライオン像も境内の見どころです。
    見どころ
    三柱鳥居と石造物
    エリア
    川の対岸・向島
    滞在目安
    15〜25分

    牛嶋神社から向島の町へ足を延ばすと、三囲神社(みめぐりじんじゃ)があります。三方向を組み合わせた三柱鳥居や、三越ゆかりのライオン像など、目を留めたくなる石造物がある神社です。川沿いだけでは分からない向島の歴史に触れる寄り道になります。

    三井家とのつながりや、宝井其角の雨乞いの句に関わる碑も特色。案内を読みながら、鳥居や像がなぜここにあるのかを考えて歩くと楽しみが深まります。境内の公開範囲や授与受付は当日の案内に従い、浅草側へ戻るなら言問橋方面の道を確認しておきましょう。

    所在地墨田区向島2-5-17
    アクセス牛嶋神社から向島方面へ。浅草側からは川を渡る必要がある
    時間・休み開門・授与受付の最新条件は神社へ確認
    料金通常の境内参拝に拝観料なし。授与品等は別

    確認先:墨田区観光協会:三囲神社

    浅草の穴場を組み合わせる散歩コース

    16か所を一日で回る前提ではなく、目的と歩ける距離に合わせて選びます。次の時間は移動と短い見学を含む目安。御朱印待ち・買い物・食事は別に余裕を取り、屋内施設は開館日に合わせてください。

    浅草寺の参拝に足す|60〜90分

    駒形堂 → 浅草寺本堂の参拝 → 影向堂 → 銭塚地蔵堂 → 被官稲荷神社

    初めての浅草でも組み込みやすいコース。時間が少なければ、お堂を2か所に絞ってください。大きな祭礼日は移動にも余裕を。

    西浅草の寺町と工芸|90〜120分

    田原町駅 → 本山東本願寺 → 矢先稲荷神社 → 江戸たいとう伝統工芸館 → TX浅草駅

    工芸館が休館の日は、かっぱ橋周辺の散歩に切り替えるなど調整を。世界のカバン博物館は駒形方面にあるため、短いコースに全部詰め込まず、別の立ち寄り先として選びます。

    奥浅草の寺社と水路跡|90〜120分

    川側の浅草駅 → 待乳山聖天 → 山谷堀公園の一部 → 今戸神社 → 浅草方面へ

    石浜神社はこのコースより北、一葉記念館は竜泉側です。どちらも追加する日は半日程度の別計画にして、バス・南千住駅・三ノ輪駅を帰りに使う方法も考えましょう。

    隅田川を渡る庭園と向島|90〜120分

    吾妻橋 → 墨田区側の隅田公園・日本庭園 → 牛嶋神社 → 三囲神社 → 言問橋 → 浅草側へ

    緑と神社をゆっくり見るコースです。橋を渡る区間は屋外で、風・暑さ・雨の影響を受けます。花見やイベントの日は「混雑回避」だけを目的に選ばないようにしてください。

    小さな発見を楽しむために

    • 寺社では参拝を優先し、祈祷・法要中や撮影禁止の場所ではカメラを控える。
    • 「浅草駅」は路線によって場所が異なる。川側の駅とTX浅草駅を区別して移動を計画する。
    • 無料施設でも休館日はある。雨の日の訪問先ほど、先に開館カレンダーを確認する。
    • 北側の遠方スポットは、夕方の閉館・受付終了から逆算して出発する。

    浅草寺境内の石碑・小さな像を探す散歩なら、浅草の隠れスポット11選へ。今回の16か所とは違い、定番の近くにある小さな発見を中心に紹介しています。寺社を主題に選び直すなら浅草の寺院・神社巡り、一人で歩く日の過ごし方は浅草一人観光ガイドも参考にしてください。

    目次